バーゼラルド・ヴ
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バーゼラルド・ヴォアトゥール

ペレグリン隊1番機。

パイロット:アンリ・シュミット。
32歳。独身。仏系PMC"ユリエル・ディフェンス・サービス"の戦闘系実働部隊の長であったが、反政府系組織の護衛任務の折に敗北、捕虜となり国家内乱罪等の罪で懲役227年の判決が下り、収監された。その後彼を打ち倒したペレグリン隊隊長の打診によりペレグリン隊へ参加した。情報工学に通じ、ハイスクール卒業から数年にわたり榊原重工傘下の研究所において様々なシステム開発や実験に参加している。高高度環境下における空戦FAの乱数回避機動制御を効率化するための機動制御アルゴリズム、超長距離レーザー狙撃のための自然環境情報演算処理システム、高度差の大きい機動目標への実体弾狙撃の為の偏差修正補助システムなどがその代表である。

バーゼラルドの名を冠してはいるものの、その機体構造は度重なるフレームカスタム、改修によりバーゼラルド本来のイメージからはかけ離れたものとなっている。元は仏系PMCの実働部隊長として活動していたアンリが、PMCが独自に所有していた研究所や提携工場などでカスタマイズしたものである。ペレグリン隊帰属後も一部内部パーツなどを調達が容易なものへ変更された以外は大きな変更は為されていない。パイロット本人の要望により全体的に先進的なTCS系技術ではなく、いわゆる枯れた技術が用いられた信頼性の高いパーツ中心に構成されている。この思想はPMCという常に最前線で最良のパフォーマンスを求められる立場で戦ってきた経験からくるもので、その思想は機体のみならず使用する武装に対しても同様である。
現在の機体の構成はノーマルのアーキテクトをMSG社製の拡張フレームユニットを用いたものにバーゼラルド系列機のものを中心にアーマーが装備されている。通常のFAよりも大柄になっているものの、使用している外装・内装パーツが軽量の物を選んで使用されているためその重量は他のFAと同程度に収まっている。その一方で肩部、背部に複数のブースターが増設されていることで機動性、高速性は大きく向上しており、推力重量比はスティレットの高速改修機を上回るものとなっている。しかしその性能はカタログスペック上のものであり、操作性はそのままでは劣悪を極める。全身に増設されたセンサーから入る多種多様な情報、機体制御に関する情報などを同時的に大量に処理する必要がある。これはアンリ本人によって組まれた多重多元高速情報処理プログラムをベースとした特注のOS "ヤヌス-4.8"、及び自律型補助AI "S.A.R.A"を用いることでかなりその負荷は低減されている。しかしそれでも戦闘時にパイロットが処理すべき情報量は通常のFAよりも多く、アンリ以外のパイロットでこのOSを用いて戦闘に耐えうるFA操縦を行うことが出来た者は現場のところでていない。またベースとなっている多重多元高速情報処理プログラムそのものが、システムそのものが複雑な上スパゲティコード化している有様であるためにアンリ本人にしか改修不可能なブラックボックス化してしまっているためにこれらをベースとした新FA用OSを製作する計画は頓挫している。




運用武装
・SMM社製 MpA.42/MG-7 複種弾高初速重機関銃 "ウッドペッカー改"
三連装ドラムマガジンが特徴的な重機関銃の後期型。上部に装着された連装ドラムマガジンと下部に装着されたマガジンとで別種の弾丸が装填されており、状況によって撃ち分けることが可能となっている。対地中目標貫入炸裂弾、鋭芯徹甲弾、高速飛翔拡散弾、燃焼炸薬弾などを任務ごとに選択し、装填する。

A.D.T.社製 HLG-2A4 高出力レーザー収束火線狙撃砲 "アポロン"
長距離射撃を目的として改造された重レーザー砲。

MSG社製 SMG-4a6 サブマシンガン
MSG社製アサルトライフルの内部構造を改修し、短距離での制圧能力を高めたもの。後部ストックは接続できなくなり、長距離での射撃精度も低下したためサブマシンガンとして種別される。

・榊原重工製 ExA.1-JG5/a 指向性高度電子妨害出力装置 "シタハル5a"ジャマーガン
榊原重工が開発した局所的に電子妨害を行うことができる支援兵装。同社が中華系研究所との共同研究で開発した試験兵装を改良・改修し扱いやすくしたもの。とはいえその運用には通常の兵装とは全く異なる類の情報処理を行う必要があるため、使用されることは少ない。

FADS製 AGM.11a 自立誘導型対地ミサイル "ファイアーダガー改"
軽量で飛翔速度の速さが特徴の高度な自律誘導性能を持ったミサイル。三連装懸架ユニットを用いて運用される。炸薬の特性により爆発の際に軽微なEMPを発生させる。

SMM社製 CDW-LS.5γ TCLO型高出力レーザーソード "アルカンシェル5"
発振距離の長さ、瞬間熱量の高さが特徴的なレーザーソード。エネルギー消費の激しいTCLO型ではあるが、使用頻度の低さやパイロットの近接戦闘特性によりこの方式のものが選ばれた。
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P3コン コトブキヤ FA フレームアームズ SP 

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