オラクルベリーと呼ばれる街の近くの海辺に

修道院と言う　女性の　いわゆる修行場所があった

ある日、修道院の近くの海辺に子供が流れ着いていた

それをたまたま二人の女の子が見つけ、助けようとしたら男の子だった。

二人ともあまり男になれてないのか、恐る恐る手を触れ、中に運ぶことにした。

男の子は二人の女の子より大きく、3つ4つ程年も上に見えた。

そして中に入り、その場にいた自分よりいくつも先輩の女性に話、修道院の長である老齢の女性と相談し

しばらく様子を見ることにした。

それから三日後、

少年は目を覚ました。

周りを見渡すが誰もおらず、なぜここにいるのかわからなかった。

そんな時、一人のシスターが気づき、長を呼びに行った。

それから修道院長と少年は色々質問し、

名前がレムナスということがわかった。

しかし、わかったことはこれだけであり

どこから来たのかわからなかったり、自分が住んでいたところもわからなかった。

帰る場所もないようで、不純に思い、しばらくの間、男性禁制だが年が年なので、一緒に住むことになったのだった。

初めはほとんどの人が、男というものに慣れておらず、とまどったりしていたが、

レムナスはとても優しく、細身ながらも力があり、頼り甲斐があったので、すぐに皆に受け入れられるのだった。