恋姫†無双でgdgd 05
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・姫とgdgd_02

 

「おーっほっほっほ!!

 おーっほっほっほ!!

 ついに私の時代がやってきましたわ」

 

「出来るだけ分かりやすく、そして3行でまとめると」

 

「洛陽ではちゃけてる。

 田舎者の董卓さんとやらを。

 やーっておしまい」

 

 アラホラサッサー。

 えーっと、書類書類。

 ふむふむ。

 

「肉屋のせがれさんが権力争いで死んじゃって、董卓さんって言う、姫曰く、名前も聞いたことのない田舎者が相国を賜りました」

 

 ちなみに、総理大臣っぽい役職ね。

 うぃきぺでぃあ参照。

 孔明の罠とか、曹操ちゃんみたいに、丞相じゃないんだ。

 

「相国になったにも関わらず、田舎者さんの正体は不明。

 ぶっちゃげ、なめてんのか?

 ちょっとはこっちに権力よこしなさい。

 あと、洛陽の治安が悪い」

 

 ・・・・すっごい愚痴が書かれてる書類だね。

 あと、洛陽の治安って、もともと悪くなかったかな?

 十常侍っていう、三国志関係の漫画とかで、すっごく悪者顔で描かれてる集団が原因で。

 

「官の大粛正もあったんだぜ。

 いいぞ、もっとやれ」

 

 ・・・・だれが書いた、これ。

 

「つまり、董卓って人が相国になったのに、洛陽の治安が悪すぎ。

 お肉屋さんと十常侍みたいに、力尽くで権力奪いましょうってこと?」

 

「ええ、そう言うことです」

 

「そんなことやって良いの?

 帝は洛陽にいるんでしょ。

 軍出したら、姫は謀叛の罪で捕まるんじゃないの?」

 

「おーっほっほっほ!!

 まーったく問題はありません。

 全てわたくしに任せれば良いんです」

 

 安西先生。

 激しく不安です。

 ってか、安心できる要素皆無です。

 

「名門袁家のわたくしより、田舎者の董卓さんの方が偉いのは許せません!!」

 

 うん、凄く姫らしい理由だ。

 

「とりあえず、美羽さんに華琳さん、白蓮さんと馬騰さん。

 ほか、聞いた事があるような無いような諸侯を・・・・この、わたくしの名において集めますわ」

 

 そして、フルボッコか。

 まあ、勝てば官軍って言うし・・・・勝った後に、帝から官軍認定して貰えばOKだし。

 でもさ、董卓軍って言ったら、呂布+赤兎馬無双発動しない?

 三国無双の呂布だと、初回プレイでは1人で全軍倒せたりするよ。

 だって、こっちのキャラ育ってないから、カス当たりで瀕死になるし、味方武将は勝手に死んだり撤退するし。

 もしくは、蒼天航路の呂布?

 自称龍の人外さん?

 はっきり言って、人間で勝てる相手でしょうか?

 

「おーっほっほっほ!!

 わたくしの未来は、明るいですわ」

 

 ・・・・横山三国志とか天地を喰らうとかなら、呂布には劉備3兄弟を当てれば時間は稼げる。

 魅力チートの劉備さんが、呂布と数合打ち合えるほどの武力チート付きに。

 うん、呂布は劉備軍に任せよう、そうしよう。

 

「で、これからどうするの?」

 

「皆さんにお手紙を出します。

 まあ、わたくしの言うことなので、皆さんも素直に従ってくれますわ。

 おーっほっほっほ!!」

 

 ・・・・流石姫、凄い前向き思考。

 まあ、たぶん賛成してくれるんじゃないの。

 黄巾の乱も、発生しないと思ったのに発生したから、今回も発生するでしょう。

 

「文醜さんと顔良さんには、後ほど華琳さんに手紙を届けて貰うとして。

 一斗さん、白蓮さんと美羽さんまで届けて下さいね」

 

「了解」

 

 公孫賛ちゃんに先に届けて、袁術ちゃんの所にしばらく泊まろう。

 現地集合で良いでしょう。

 念のため、顔良ちゃんに判子とか、伝言とかをしとけば良いし。

 公孫賛ちゃんと袁術ちゃんの返事とかは、護衛の一部を先に返せば良いでしょう。

 

「よーし、行こう。

 慎ましくな」

 

 

 

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・公孫賛ちゃんとgdgd_01

 

「やあ、久しぶり」

 

「今日は、なんのようだ?」

 

「とりあえず、姫からだね。

 姫の直筆の手紙が1つ。

 姫の手紙を元に、顔良ちゃんが書き直した物が1つ。

 自分が内容をそれっぽく書き直したのが1つ。

 さあ、どれを選ぶ?」

 

 ・・・・あっ、ほほをピクピクさせてる。

 

「・・・・顔良ので」

 

 やっぱりか。

 まあ、姫と自分のは、慣れた人でも分かんないと思うしね。

 

「それにしても・・・・普通だね」

 

「普通言うな!!」

 

 いや、姫とか袁術ちゃんとか曹操ちゃんとかと比べると。

 すっごく普通だと思うよ。

 

「腰の剣の銘は?」

 

「・・・・ふ、普通の剣」

 

 ある意味凄いね。

 名前自体が、普通の剣。

 普通に、兵士が使ってる鉄剣って意味とかじゃ無く、本当の本当に"普通の剣"って名前つけてる。

 これを普通と言わず、なんと言えと?

 

「い、良いじゃないか!!

 他の連中が使ってるような良い剣が無かったんだよ!!」

 

 大丈夫、剣は普通で、胸も普通。

 あと、雰囲気とかも・・・・普通だね。

 でも、かわいいから良いんじゃない?

 

「・・・・有名な鍛治屋さんに頼んだりとか、姫の宝物庫からパチったりとか?」

 

「正直な話、鍛冶に頼んだ場合、金がかかりすぎる。

 私個人の物1つを頼むより、その金で多くの兵達の武具が作れるからな。

 あと、袁紹の所から持って行ったら・・・・戦になるぞ。

 ウチじゃ勝てん」

 

 うん、ぶっちゃげウチの勝ちだと思うけど。

 それ以前に、姫が気づかないのに1票。

 宝剣と言っても、姫は見た目重視だから、実用品をパチれば、気づかないまま終わりそう。

 また、気づいても・・・・自己完結で終わりそうな予感。

 

「んで、返事はどう?

 出来るだけ早くお願いね」

 

「流石に即答は出来ん。

 部下達と協議をせねばならん。

 私1人で決めれないしな、ウチは」

 

 公孫賛ちゃん、太守だよね?

 やっぱり、曹操ちゃんみたいなカリスマもないし、姫や袁術ちゃんみたいなカリスマ?もないから、独断では決めれないのか。

 まあ、それでも逆に、全てを部下達と協議しなきゃならないって事でもない。

 今回のは、出兵した場合に部下達の命の事があるからだよね。

 

「了解。

 早めにお願いね。

 公孫賛ちゃんの後は、袁術ちゃんの所に行く予定。

 そして連合軍参戦まで泊まる予定だから・・・・公孫賛ちゃんの所が早く終われば、その分だけ泊まれる日数が増えるって事。

 だから急いでね」

 

「・・・・島津。

 あんたさ、袁紹の所の武将だよな?」

 

 家事手伝い兼軍師兼判子係。

 でも、戦場の前線に拉致されます。

 武将として認識されてるって・・・・泣いて良い?

 

「昔の偉い人は言いました。

 それはそれ、これはこれ」

 

 これでいいのだ。

 

 

 

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・袁術ちゃんとgdgd_02

 

 待ちに待った日がやってきた。

 公孫賛ちゃんの所は、一泊で片が付いたので、こっちに長く止まれる。

 綺麗な空気を吸って、存分に英気を養おう。

 あと、師匠から学べるだけ学ぼう。

 

「って事で、返事もらえる?」

 

「ええと・・・・んと。

 とうたくはゆるせないので、みなさん、やぁっておしまい」

 

「うんうん」

 

「七乃、この手紙読んでたも。

 妾は手紙を読むのは嫌いじゃ」

 

「はいはーい♪

 ・・・・あれ?

 これって、昨日読みましたよ」

 

「なんじゃと?」

 

 ・・・・昨日って、なんで?

 ここについたの、今日なんですけど。

 

「あれですよ、あれ。

 孫策さん宛に届いた、袁紹さんの手紙。

 昨日のと一緒です」

 

「・・・・えっ?」

 

 じゃあ、自分は必要なかった?

 ってか、孫策さんに手紙出したって聞いてないよ、自分。

 

「知らんぞよ。

 七乃、難しいことは分からんのじゃ!!」

 

「えーっと、皇帝ですよ。

 新皇帝美羽様万歳!!

 やりたい放題万歳!!

 将来偽帝と呼ばれること間違いなし!!」

 

 最後の駄目、絶対。

 

「おおっ!!

 妾は皇帝になるのじゃ!!」

 

「で、返事は?」

 

「うむ、妾は参加するのじゃ!!」

 

「返事は既に送ってるので、一斗さん無駄足ですね」

 

 無駄足は無駄足だけど・・・・これから休暇タイムなんで、問題ないです。

 

「袁術ちゃん袁術ちゃん。

 皇帝になったら、なにするの?」

 

「蜂蜜水が飲み放題なのじゃ!!

 あとあと、ごま団子とか桃饅頭も食べ放題なのじゃ!!」

 

 既に飲み放題で、食べ放題じゃないの?

 師匠は袁術ちゃんに甘いから。

 

「それと、七乃には杏仁豆腐のお城をやるのじゃ!!」

 

「わーい♪

 昨日のことなのに、覚えてたんですね」

 

「うむうむ、妾は偉いのじゃ!!」

 

 師匠。

 思いっきり楽しんでるね。

 

「あと、兄さまにも、なにかやるのじゃ!!」

 

 ・・・・ああ、凄く和む。

 

「うん、期待してるよ」

 

 

 

 

説明
真・恋姫†無双で、gdgdした話を書き書きして行こうと思っています。
主人公は、原作開始の数年前に落っこちちゃった男性。

連合軍でgdgd その1
・姫とgdgd_02
・公孫賛ちゃんとgdgd_01
・袁術ちゃんとgdgd_02

恋姫†無双でgdgd 04
http://www.tinami.com/view/105414
恋姫†無双でgdgd 06
http://www.tinami.com/view/107085
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コメント
癒されました〜貴重な時間をありがとうございます。(ブックマン)
っぽいの?の前回出番のなかった人Ver.ですか。パワーアップしてロリ以外もいけるようになったんですね。しかしこの男顔が広すぎでござる(sg)
凄く和みます♪ この雰囲気大好きです! 支援支援。(flowen)
タグ
真・恋姫†無双 袁紹 公孫賛 袁術 張勲 

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