夏に観に行った映画 そのB
説明
ジブリがなぜ3Dに挑戦したか?というのはアーヤと魔女公式サイトの宮崎吾朗監督のインタビューに載ってる。
概ね納得いったな。100年に1人出るかどうかの不世出の天才を追うより、宮崎駿監督がやらなかった事に挑戦して新たなジブリの可能性を提示するというのは真っ当な判断だと思うね。歴代のジブリには何度も楽しませてもらったし、これからもテレビで放送したら観るだろう。
この間の金曜ロードショー3連発もちゃんと全部観たよ(笑)。

ストーリーの流れは事前に購入した原作の絵本に概ね沿った内容だったが、映像になった事で主人公アーヤの魅力が何倍にも増した。
もう、映画を観ろというより、
『アーヤを観ろ』
と言いたくなるほど、アーヤの魅力に尽きる作品だった。

とにかく表情の豊かさが半端じゃなく、プロレスファンの自分としては、WWEのビンスマクマホンとかトリプルHとかのあのヘンと顔を突きつけたら面白いんじゃないかと思ったり(笑)。

友達のカスタードと別れて、行きたくなかった魔女の家に行き、段々順応していくという、ストーリーの運びにはクセのようなものはないが、作品を通して何かメッセージ性を受け取るというより、強気にガンガン行動していくアーヤの逞しさを見ながらコッチが自然に元気をもらった感じがする作品だった。

ちょいちょいガニ股になる所と、鎌とカゴを両手に持ちながら、身の丈程もある草むらに突っ込んでいくところに何かツボった。
見終わった次の日はまたアーヤに会いたいと思ったり・・・、「アーヤロス」ってやつかな?

ラストは少し唐突に終わった部分があったが、原作にはなかったワンシーンがあって続編を匂わせているようにも見えた。
原作の味付けをした監督独自の切れ場を表現したようにも見えたし、色々想像が膨らんだな。

エンディングの『あたしの世界征服』、良い曲だ。
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