★35  マーメイド・クライシス(中編)
説明
「すみません、ちょっと中座します」
そういって職員室を出る
父親に連絡を取るためだ

ちょうど俺と入れ替わるように
クラスメートが二人教室に入っていく
連絡中で、抑えることができなかった

先生「深山さんと滝川さん?」
深山「バイトの件、話題になってますよね
彼女を信じてください!
手伝いが禁止っていうなら 私だって夏休み 
父の事務所の書庫整理して
お礼に食事をごご馳走になりました これも校則違反ですよね?」
ほとり「わ、私はほぼ毎日、従姉妹のお姉ちゃんのお菓子屋を
手伝っているので!これも校則には反しているので?
だったら私も停学にしてほしいので!」

深山「先生だって、百瀬さんが軽率にバイトするなんて思ってないでしょ
真面目で、勉強だってできるし」
女A「だからって裏の顔はわからないじゃない」
深山「決めつけないでよ」

男「おい」
俺がちょうど職員室に戻ると、でかい図体の男が女生徒に声をかけていた
男「騒がしいな ここは教室じゃねぇ 職員室だぞ
先生「すみません、場所変えますので」
あれは体育教師で、生徒指導の筒井だ
(まずいな)

女B「筒井先生聞いて〜ほらこれ 百瀬さんがぁ
バイトしてたんですよ」
筒井「なんだと」
女A「それにね 私見ちゃったんです 
少し前 駅前のメイドカフェで
忙しそうに接客もしてたの」

(げ)
先生「それは本当なの?」
百瀬「はい でも、お金は頂いてません」
女A「まだ言い張るわけ?」

先生まで疑い始めてる?
深山「何か事情があったんだと思います」
ほとり「百瀬さんを信じてなので」

どんどん泥沼化していくな…
この男教師には説得なんて可能だろうか?

百瀬にそっとささやく

1. 俺が意地でも潔白を証明してやるぞ
2. 泣き落としでなんとかならないかな
3. 大人しく停学処分を受けたほうがいい

+++
いい年してゲームで寝不足です

お話書いてて思うんですが、現実でも理不尽訴えても
通用しないことが結構ありますよね
自分のお話だけでもそういうのはなしにしたいですね
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コメント
>ふかやんさま まさにそうです!貴方の神采配は、彼女も、お話をも救う!のです コメ感謝です(みらくる☆)
筒井先生、俺からもお願いします。彼女は善意で手伝っていただけでバイト料も貰ってはいません。…そもそも飲食業を営んでいる両親をその子供が手伝っていてもバイトだと思っているんでしょうか?(ふかやん)
>たこやきさま 了解です!コメント嬉しいです(みらくる☆)
一かな?(遅れ)(たこやき)
>thuleさま この先生はきっとメイドコスが好きに違いない!って感じでw(みらくる☆)
>mokiti1976-2010さま コメントありがとうございます 時間稼ぎでもいいと思います 実はもう、このお話は過去話見ると解決の糸口があったり(みらくる☆)
1かな、生活指導の先生はイメージで決めてくるから清楚の清廉潔白の女子高生を好むから(thule)
1でしょう。親父殿の到着までの時間稼ぎにしかならないかもしれませんが。(mokiti1976-2010)
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