ATF-9 ソートレル
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説明
ATF-9 ソートレル
完成しました。
こちらは妄想機兵様(@moso60ki)主催のFAコンペ「ギミックコン」参加作品になります。
パーツの組み換え主体の工作で細身・拡張性の2点を突き詰めて制作しました。

2/2はコチラ https://www.tinami.com/view/1090429

機体名:ATF-9 ソートレル
登録番号:No.11
カテゴリ:換装機
搭乗者:ベルフ・スティングレイ

以下設定です。
今回のコンペは過去の部隊コンペ企画「ゲルブリッター」と絡めたお話とのことなのでその点を踏まえつつ考えてみました。


【ATF-9 ソートレル】
月面戦争時に建造された試作機のひとつ。
ハードポイントが多く、拡張性に優れているのが特徴。
表立って進められたプロジェクトの産物ではないらしく、その出自には不明点が多い。※画像5枚目
戦後は民間のテストサービスに払い下げられた。
拡張性の高さを活かし、追加装備の積載時に生じる機体への影響を検証する“情報収集機”として稼働、機体特性を発揮し業務に大きく貢献した。
某日、演習場にて模擬戦闘を行っていた折、突如飛来した黄色のFA“ゲルブリッター”による襲撃に遭遇する。
状況を飲み込めぬままこれに応戦、実地検証のために装備していた小型・中型ミサイルで牽制し、避け切れなくなった所を大型ミサイルで仕留める戦法を取る。
しかし相手はそれを見透かすかのように身を翻し回避、肉薄され策も虚しく撃墜された。※画像6枚目
パイロットは辛くも生還したものの、機体は激しく損傷してしまう。

-再就役-
すっかり死に体と成り果てたATF-9にも転機が訪れる。事の次第を聞いたとある部隊から同機の引渡し要請が入ったのだ。修理はおろか、巨大なスクラップと化した機体の処分費用すら惜しいテストサービスもこれを快諾。
以後は実験部隊“スラッシュウォーンド”の管理下に置かれる。
譲渡された機体の損傷は相変わらずで、歩行が出来るように失った脚部に仮設フレームを取り付けた程度の簡素な修復措置が取られたのみであった。※画像7枚目
が、スラッシュウォーンドの目的はあくまで“ゲルブリッター機との交戦記録”の抽出であったため、さしたる問題では無かった。
しかし、拡張性に、ただそれだけに秀でたこの機体の特性は実験部隊という性質と合致し、利用価値を見出される。
脚部のみ修復し欠損した右腕はハードポイント化。交換が容易なメインウェポンプラットフォームとして更なる拡張性の向上を促す改修が施された。
これにより素体として生まれ変わったATF-9を軸に用途に特化した換装オプションを開発、実戦用の機体として生まれ変わった。


-搭乗者:ベルフ・スティングレイ-
テストサービスにてATF-9の操縦を担当していたパイロット。
月面戦争時には防衛機構の士官候補生として訓練課程にあったが、修了を待たずして戦争が終結。
戦後しばらくは目立った混乱も無かった為、パイロットを必要とする民間企業に出向していた。
そんな折に不運にもゲルブリッターの襲撃に遭遇、覚悟も無いまま初陣を飾った。
士官候補生時代は優秀な人材と持て囃され、過信こそ無いものの、己を並以上程度の人間と評価していた彼のささやかなプライドは実戦の大敗を以て打ち砕かれる事になる。
乗機を失った後、暫くは穏やかな時間を過ごしていたが、機体の引渡し要請を皮切りに状況は一変する。
防衛機構より辞令が下りた。
ゲルブリッター討伐を掲げる実験部隊、スラッシュウォーンドへの転属命令だ。
件の襲撃で意気消沈していたベルフは辞令の取り下げを打診するも、上層部の指示は覆らず実験部隊のメンバー入りを果たす。
齢23にして死期を悟った青年は更なる激動の中へ身を投じてゆく。
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タグ
フレームアームズ ギミックコン 

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