3Dプリント AMX40
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説明
2019年6月完成(もう三年も前か…)

私は戦車に詳しい
5歳で初めて地元の自衛隊滝ヶ原駐屯地で74式戦車に搭乗して以来中学自体はアーマ―モデリング誌を購読していたし、そこで紹介されていたオットー・カリウスのティーガー戦車隊上下巻も読んだし、斎木伸生の異形戦車ものしり大百科や木俣滋郎の戦車戦入門日本篇/世界篇も読んでいたので中学で一番戦車に詳しい自身があった(ちなみにクソ田舎なので学年一クラス)
その後10年ほど戦車及び戦車模型から離れていた
何故かある日戦車ばっかり作っているとモテなくなるような気がしてよりきれいな飛行機模型を作る方にシフトしたのだ
そして数年前、久々に戦車模型業界に帰ってきた
そして業界は全く訳の分からない状態になっていた―私は戦車にも戦車模型にも詳しくなかったのだ!

モデグラは読んでいたんですけどねー、やっぱり実際に手を動かしてみないとマテリアルの進歩とか感じられないじゃないですか
そういった意味でのテクニカルな面の進歩から置いていかれていたのと、ガルパンやWorld of Tanksと言ったメディアの台頭による試作・計画・架空戦車の一般化に完全に後れていたので2010年代後半からどんどん発売される試作・計画・架空車両が全然分からずソフト面の進歩からも遅れを取っていたのに気づいたわけですよ
それでWoTに登録して車両ツリーを見てみたらその半分も分からない状態で自分は戦車に詳しいなんて恥ずかしくてクチにも出せない状態になっていたわけです

そのWoTの全然知らない戦車の中で一番カッコいいと感じたのはAMX ELCbis(WoT公式のELCが二両前進する様を正面から写した壁紙がえらく格好良かった)で当然これを模型でほしいと思うわけですが、フルスクラッチは当時の3Dプリンタの解像度ではその繊細なディテールの再現は無謀であり、なんかちょうどいいのないかなーと探していて見つけたのがこのAMX40でした
アイドルのファンの人には申し訳ないですが、規模が手頃なこと、細かいディテールがなくFDM式3Dプリンタで作りやすそうなこと、プラキットにはなりそうにないこと(最近本当に試作・計画・架空戦車のキット化がすごく、ARL44に続いて色々出てますね)、全体が丸っこい鋳造肌なので積層痕の処理が簡単そうなこと、フルスクラッチの一番の問題である履帯が流用が利きそうなことということでフルスクラッチ第一号として選定しました
つまりなんてことはないAMX40はELCの秀作みたいなものとして作り、これを嚆矢として履帯と砲塔フルスクラッチのチャリオティアや履帯以外フルスクラッチのELCに繋がります

さてネット上にほとんど立体物のないELCと違い個人で先行してフルスクラッチしている人もいたので大いに参考にさせていただきました
モデリングはLightwave3Dで、プリントはZortraxM200で、この組み合わせはAMX40までで次のフルスクラッチの七試艦上戦闘機からはFusion360と光造形方式に変わります
履帯と軌道輪は先行例に倣いタミヤのM13/40から流用で、TINAMIのM13/40の「別の模型のドナーとして〜」はAMX40のことでした
主砲は初期砲塔がM13/40から、改良砲塔(Renault G1の砲塔)はテーパ付きプラ棒から加工
ほかジャンクパーツやプラ材、金属材をかき集めてなんとか形を作っています
フィギュアはミニアートから
このセットは5体入りでうち二体が初期砲塔と改良砲塔にちょうどよくフィットし、残り三体も仕上げたのですが、このセクシーなポーズで座っている髭のおじさんはどんなシチュエーションを想定したのでしょうか
仕上げに目玉の位置に自作デカール貼って単色なのでコントラストを意識して汚しをして完成です

模型を作っておいて何ですが実はWoTでフランス軽戦車ツリーはフリー経験値でELCまで飛ばしたので一度も乗ったことがありません
模型を作ることが私なりのトリビュートとして諒解していただければと思います

追記:最近AMX40とELCのキットが発表されましたね
https://toylandhobbymodelingmagazine.com/2022/04/27/tank-workshop-1-35-french-amx-elc-and-amx-40/
古くは波佐本英生の1/100νガンダム、最近のARL44といい、時代は変わってもフルスクラッチするとキットが出るものですね
次作るとしたらStrv74かな…
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タグ
1/35 3Dプリント フランス 戦車 スケールモデル フルスクラッチ WoT 

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