★67 黄昏のセレーネー
説明
岡科「疎遠な友人というのは
かつて会社を共同経営した方なのデス
病院の方は、突き止めたんですが…」

それは俺の父親で間違いない
百瀬「その…友人について 何か知ってますか?
確執とか、恨んでいた。とか」

岡科「師匠はあまりそのことについては触れなったのデス
でも、お酒が入ったときですガ
すぐれた人物だと、言っていました

自分は常に嫉妬していたと デザインも、経営力も
すべてにおいて、敵わない 自分は彼に頼りきって
それが辛くて、袂を分かったト
一方的に別れを告げた以上
謝罪したくても、決して許してはくれまいとも」

瞳「嘘よ!」
岡科「師匠…あなたのお義兄さんが冗談でも
こういうことを口にしない人なのは
貴方が一番ご存じデショウ」

瞳「それじゃぁ!私の聞いた話は何なのよ!」
百瀬「きっと、母さんが曲解したんだわ
彼は見ず知らずの私にさえ、優しく接してくれたもの
岡科さんの言う事を 私は。信じるわ」

叔母さんが嗚咽するのを、奈々姉と百瀬が慰め
俺達から遠ざけていく 
確かに、今は時間が必要なのかもしれない

岡科「どうやら、美沙ちゃんにも、瞳サンニモ
聞かなければならないことがいっぱいあるようデスネ
彼を訪ねるのは明日になりそうデス…」

百瀬がうつむいているのを見て
おっさんにだけ聞こえるように俺は近づいた
「ところでおっさん、あの、俺が頼めたことじゃないが
叔母さんと、百瀬のこと、何かあったら助けてほしいんだ」
岡科「?」
「俺の家で百瀬を預かっているんだけど
その、経済状態があまりよくなくて 家族も心配してて
ここ買い戻すほどの有名なデザイナーってことは
余裕もあるはずだと思って 百瀬は頭もいいから
将来の選択肢だって、増やせるでしょう?」

岡科「おや、貴方にも聞かなければならないことがありそうデスネ」

明日、親父とは色々話さないといけないな…
また胃痛が悪化しないといいけど

百瀬「お父様のこと 考えてたんでしょう
私から話させて」
俺の顔を見て読み取ったのだろう、百瀬が駆け寄ってきた

返事は…

1. わかったよ
2. ここは俺に話させて
3. おっさんから話させる

+++
明日も何かアップできると思いますよ!

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コメント
>ふかやんさま 彼女は貴方に先立って謝罪もしたいようですが、果たして…(みらくる☆)
もちろん。君にも知ってもらいたいから…。(ふかやん)
>mokiti1976-2010さま コメント感謝です 必ず後から駆け付けさせて、お話する流れにしますね 本当にお父様、何も知らないのかしら…(みらくる☆)
1+2って感じですかね?『わかった…でも、俺からも話をさせて欲しい』みたいな。無論、親父殿の所へは、おっさんと叔母さんもちゃんと同行の上で。(mokiti1976-2010)
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