銀河系戦隊ガルガン　アル中戦士　ゲロ

パイロット　ゲロ・ブタサン オジン軍小意

一登「またかよ」

晴一「モビルスーツもどきのイラスト、『弟　弟』って書いてありますね」

一登「百式か！　あとはトンの使いまわしだな。低予算もいいところだ」

晴一「そしてパイロットは豚顔豚体型の豚男」

一登「まるでどこかのお笑い芸人だな」

晴一「しかも少尉じゃなくて小意」

一登「パチモンだし校正も適当だったんだろ」

晴一「開けていいですか？」

一登「いいよ」

パカッ。

晴一「あ、またちっさい本が」

一登「全てのシリーズに入ってるんだろうな。変なところに職人魂を感じるぜ」

銀河系戦隊ガルガン

おはなし　アル中戦士　ゲロの巻

不慮の死を遂げた兄豚トンの無念を晴らすべく立った弟のゲロ。

兄の遺したDIYモビルフォースで戦場に立つ！！

晴一「おおっ、なんかカッコいいぞ！」

一登「箱絵のキャラにしてはまともだな」

晴一「ですね」

しかし、ゲロ小意は重度のアルコール中毒でお酒大好き、酒がないと1秒も耐えられない体質のため、コックピットに酒とツマミを持ち込んで酒盛りを始める。

晴一、一登「……」

一登「おいおい、戦場だぜぃ？」

晴一「なんか嫌な予感がしますね…」

それだけならまだしも、酒と同じぐらい男が大好きなゲロ尿意、

狭いコックピットに同僚の豚男を連れ込んで　　　　を始める。

晴一「ついに尿意になっちゃったよ…」

一登「何やってんだ校正担当者は！」

晴一「それに不自然に貼られたこのシール。（照明にかざしてみる）セッ…うわ」

一登「印刷が上がったあと、さすがにこれはマズいってことで上からシールを貼ったんだな」

しかし、ただでさえ狭いコックピットに豚二匹がギュウギュウな状態、変なとこ押してしまって自爆、焼豚2人前の完成だｱｯｰ!