エゾシカ
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説明
ニホンジカはツキノワグマに襲われない。だがニホンジカより大きなエゾシカは 今月もヒグマに襲われ食われている。 鹿が増え続けるのは 天敵のオオカミが絶滅したからだといわれている。北海道のエゾオオカミは1903年(明治36年)には開拓者に追われて絶滅したらしい。エゾオオカミは日本で最初に人間が絶滅させた動物だ。エゾシカは明治初期に随分減少したが 保護政策で繁殖して 現在では人間の厄介者になっている。本州のニホンジカも天敵のニホンオオカミが絶滅してからは増え続けて厄介者になっている。生類憐れみの令もどき の法律に守られているのだ。僕は人というものは勝手だと いつも思う。絶滅させたり、逆に生物を保護しては自分達の首を絞めたりする。自然保護の為とか 本来の生態系を維持するためとか 生き物の命を大切にするためとかいろいろな理由を付けて 人は活動している。なかにはシーシェパードのような迷惑な連中もいる。 僕は外来生物の駆除なども自然に逆らった行為だと思うんだよ。これだけ交通機関が発達した世の中では 世界中の生き物が交錯しているのだから、生物が混ざらない筈がないと思うのだ。むしろ 混ざることの方が自然だろう。その結果 弱い生物は消えて より環境に適した強い生物は生き残ってゆく。僕は自然というのは あるがままに身を委ねることだと思う。保護したり、駆除したり、制限したりすると その時点で もう人工となり 自然が失われていると思うのだ。単なる言葉遊びだと言われるかも知れないが、みんなも考えてほしい。人のせいで絶滅したとしても、きっとそれが自然の成り行きなんだろう。地球の自然を人間の都合に合わせようなんて、思い上がりも甚だしい。地球温暖化を何とかしようとしているけど、神に「おこがましい」と一喝されるだろうね。自然に合わせて生きる方が自然なのではないかい? その結果 人類が絶滅したとしても きっとそれが自然の決めた結末なんだろう。僕は日本人だから 神はヤハウェなんかじゃなくて、自然が神のことだと思うんだよ。
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