真・恋姫†無双〜江東の花嫁達〜(番外壱四)
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(番外壱四)

 

「はあ?」

「だから頼むよ」

 

 午前の鍛錬を終えて昼餉を尚華と一緒に食べようと城の廊下を歩いていると、彼女の父親と母親の声が莉春の耳に入ってきた。

 

「なぜそんなことを私に頼む?愚弄しているのか?」

「いやいやいや、そんなことは絶対ないから」

 

 莉春は何を話しているのだろうかと気配を消して近づいていき、そっと二人の会話を聞くことにした。

 

「私がそんなものを知るわけがないだろう。貴様の方がわかっているのではないのか?」

「う〜〜〜〜ん、それだと喜んではくれるけど、やっぱり思春からのほうが喜ぶと思うんだよ」

「だが……」

 

 思春は珍しく言葉を詰まらせる。

 そこには気配を探ることに長けている者からすれば思春が僅かに戸惑っていることがわかった。

 

「私は一度もそんなものを買ったこともないのだぞ?」

「だから一緒に行くって言っているだろう?」

「貴様と行けば余計なものを買うだろうが」

「余計って……今回は買わないよ」

 

 両親の話を聞いていても何かを買いに行くことしかわからなかった。

 もう少し近づこうとした時、

 

「莉春、何をしているのですか?」

「し、し、尚華!?」

 

 思わず大声を出しかけた莉春に尚華はさっと手で彼女の口を押さえた。

 小声で落ち着くようにと言うと莉春は二、三度、軽く深呼吸をした。

「(どうしたのですか?)」

「(母と父がなにやら話をしているのでそれを聞いていただけ)」

「(父上様と思春様?)」

 

 物音を立てないように二人は一刀と思春の様子を伺っていく。

 

「わかった。だが、私では理解できないものだから貴様からみてこれがいいと思うものを選んでくれ」

「だから、それだとダメだって」

「ええい、私に恥辱を与えるなら閨だけにしろ!」

「ち、ち、ちょっと声が大きいって」

「煩い。さっさと行くぞ」

 

 そう言って思春は一刀の腕を掴んで去っていった。

 物陰に隠れていた二人はさっきまで一刀達がいた場所にやってきたが、その表情はどことなく紅く見えた。

 

「父と母……どんなことをしているのだろう……」

「閨と言いましたけど……」

 

 未だに経験をしたことがないため二人には余計な刺激があった。

 

「あら、二人ともこんな所でどうしたのよ?」

「「わっ!?」」

 

 後ろを振り向くとそこには雪蓮が立っていた。

 

「なんだか面白そうね。私達もあとを追わない?」

「し、しかし……」

「どうせ今日は暇でしょう?尚華も休憩がてら追いかけるわよ」

「は、はい」

 

 二人は半ば強引ともいえる雪蓮の誘いに断ることが出来ずに一刀の後を追うことになってしまった。

 だがその内心ではあの二人だけで出かけることに興味を覚えていた。

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 街に出た雪蓮達が見たものはいつになく真剣な表情の思春と何かと装飾品などを手にとっては説明をしている一刀の姿だった。

 

「何をしているのでしょうか?」

「もう少し近づかないと何を話しているかわからないわね」

「しかし、これ以上近づけば父はともかく母に感づかれてしまいます」

 

 手に饅頭を持って食べながら様子を伺う三人に周りの人々は不思議そうに見ては通り過ぎていく。

 

「思春も最近では二人で出かけることも嫌がらなくなったわね」

「今日はご自分で手を掴んでいかれましたよ」

「娘としては少し複雑です」

 

 二人の仲が良くなるのは別に嬉しいことであるし、何も問題はなかった。

 だが、真剣そうに一刀が手に取る装飾品を見ている思春だがどこか楽しんでいるように莉春には見えた。

 

「「「あっ」」」

 

 一刀に髪飾りを付けてもらっている思春。

 絶対に普段ではありえない光景が三人の前で繰り広げられている。

 おそらく「似合っている」とでも言っているのであろう、一刀は嬉しそうにし思春はほんの少し恥ずかしそうにしていた。

 

「絶対にありえない光景ね……」

「で、でも仲が良いのはいいことだと思います」

「…………」

 

 ありえない光景が実際に行われていることに三人とも驚きを隠せずにいた。

 

「しかし、あれは母に買うものではないと思います」

「どうしてよ?」

「私が話を聞いたときはまるで誰かに送るように話していたのです」

「送るっていっても誰によ?」

 

 思春が贈り物をする相手といえば蓮華か莉春ぐらいだったが、前者は何度か送ったことがあるようだが、事実かどうかは本人達にしかわからなかった。

 そして後者は莉春本人から一度も貰ったことがないと証言があるため、他に誰に送るのかわからなかった。

 

「わからないわね……」

「でも母上様か莉春に送られるのであれば私も嬉しいです」

 

 娘にとっても嬉しい事だったため、尚華は思春が仮に他の誰かに送っても嬉しいと思えた。

 

「あ、二人ともどこかに行くみたいです」

 

 話に夢中になりかけた三人は一刀と思春が並んで別の店に向かっていくと慌てて追いかけていく。

 行く先々の店で二人は寄り添うようにして品物を見て回っていく。

 

「なんか見ててもつまらなくなってきたわね」

「私はもう少し見ていたいです」

「尚華がそういうのならば私もいます」

 

 最後まで見届けたいと二人の意見に雪蓮も残していくわけにもいかず、仕方なく最後まで付き合うことにした。

 が、すぐに酒屋を見つけてそっちの方に歩いていってしまった。

 

「はぁ。雪蓮様らしいといえばらしいです」

「まったく、情けない限りだ」

 

 こうなってしまえば尚華を自分の力で守りながら両親の後を追うしかないと思った。

 

「尚華は私が守るから」

「莉春?はい、お願いします」

 

 尚華と莉春は手を握り合って頷いた。

 そして一刀達の追跡を再開した。

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 尚華と莉春は気づかれないように距離を置いて追跡を続けた。

 が、莉春が気づいた時、握っていたはずの尚華の手が握られていなかった。

 

「尚華?」

 

 慌てて周りを見るがどこにも尚華の姿がなかった。

 追跡に気を取られすぎたせいで手放してしまう愚かな自分を罵りながら尚華を探し回った。

 

「尚華!どこにいるの!」

 

 人混みを避けながら探す莉春。

 だが、どこにもその姿はなく焦る気持ちが増すばかりだった。

 

「尚華!」

 

 必死になって探してようやくそれらしき人物の後姿が路地裏へ連れて行かれるを見つけた。

 

(まさか!)

 

 いくら平和になってもゴロツキが完全になくなるわけではなかった。

 一刀が治安をよくするために警邏隊を組織したりしてほとんど悪事を働く者はいなくなっても自己の欲までを取り締まることなどできなかった。

 

(尚華……尚華……尚華!)

 

 彼女にもし何かあればそれは自分の責任である。

 次世代の呉の王ではなく大切な姉妹を守れない自分が王を守れるわけがない。

 その強い思いを抱いたまま路地裏に着くと、そこにはやはり尚華と彼女を囲む数人の男達が立っていた。

 

「貴様ら、そこから離れろ!」

 

 怒声と共に音々音直伝の『キック』を一人の男の背に浴びせた。

 濁音交じりの悲鳴を上げて吹き飛ばされた男。

 

「て、テメェ何しやがる!」

「それはこちらの台詞だ。私の大切な尚華をこのようなところに連れ込むなど万死に値すると思え」

 

 武器がなくても拳で十分以上に戦える莉春。

 

「り、莉春!」

「尚華、すぐ助けるから」

 

 そう言って残った男達に飛び込んでいき、拳や蹴りをお見舞いしていく。

 それでもまだ十三、四の少女。

 相手は大の大人であり、打撃そのものに威力はあっても子供の力は限界があった。

 

「ガキのくせに!」

 

 一人の男が不意に利春の足首を掴むとそのまま引きずり上げた。

 

「ちっ」

 

 すぐにその男を蹴り倒したがその一瞬の出来事に別の男達に肩や腕を捕まれて地に叩きつけられた。

 

「莉春!」

 

 尚華が悲鳴を上げたがどうする事も出来なかった。

 

「ガキの分際で大人になんてことをしやがる!」

「煩い。さっさと離せ!」

 

 もがく莉春だが身体を押さえ込まれ身動きが取れなかった。

 このままでは尚華が危ない。

 自分の非力さを恨みながらも必死になって振りほどこうとしたが全く動けなかった。

 

「何をしている?」

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 その言葉と同時に莉春を押さえつけていた男達は意味もわからず全員、吹き飛ばされた。

 何が起こったのか全く理解できなかった莉春は声のするほうを見た。

 すると、そこには思春と一刀が立っていた。

 

「父……母……」

「大丈夫か、莉春?」

 

 一刀は倒れている愛娘を優しく抱き起こすと汚れを振り払っていく。

 それで緊張の糸が切れたのか、莉春は一刀に抱きついて声を上げて泣いた。

 

「大丈夫だから」

 

 優しく慰める一刀に莉春はただ泣くだけだった。

 その横を思春が殺気を隠すことなく通り過ぎていき、地に這いつくばっている男たちを冷たい視線で見下ろした。

 

「貴様ら、自分達がしでかした罪の重さをその身で味わうが良い」

 

 全く容赦をするつもりはないといった感じで思春は一歩、また一歩と男達のほうへ進んでいく。

 その男達は悲鳴を漏らしながら身体を引きずるように逃げていく。

 

「安心しろ。死んだ方がましだと思うほどに痛めつけてやる」

 

 拳を握り締めて構える。

 と、そこへ尚華が慌てて前に飛び出してきて男達を守るように両手を広げた。

 

「だ、ダメです、思春様!」

「尚華様、危ないですからそこをお退きください」

「ダメです」

 

 なぜ尚華が男達を庇っているか理解できなかった。

 誰かが傷つくことを嫌う尚華はたとえ悪人でも守ろうとしているのかと思春は思ったが、それでは蓮華に対して申し訳が立たなかった。

 

「この人達は私の知り合いの方です」

「は?」

「しり……あい……?」

 

 尚華は何度も頷いて、ゆっくりと説明をしていった。

 彼女は莉春に手を握られて追いかけていたが、ふとある店の前に立ち止まり莉春から離れてしまった。

 その店は姉の氷蓮と何度か来たことのある装飾品屋で、派手さがなくとも手のかかった品物が置いてあった。

 もちろん、店主も尚華が呉王の娘である事を知っているため、すぐに出来上がったばかりの櫛を尚華に献上しようとした。

 

「せっかく丹精込めて作られた櫛なのでタダで頂くわけにもいかないのでお礼に仕事場で何かお手伝いをしようと思ったのです」

 

 つまり莉春が見た光景はその仕事場に行く尚華と恐れ多いことだと止めにいった店主とその常連客だったというわけだった。

 

「で、では、尚華をさらうとかではなく……」

「そういうことです」

 

 申し訳なさそうに言う尚華にその場にいた誰もが何も言えなかった。

 思春と莉春も殴ったり蹴ったりした男達を見て、自分達の勘違いを呪った。

 

「それは済まぬことをした」

「い、いえ、こちらも申し訳ございませんでした」

 

 平伏する男達に尚華は膝をおってその手を優しくとった。

 

「そ、孫登様、汚れます」

「いいえ、汚れなど皆様の日頃の職人としてのご苦労に比べたらたいしたことではありません。それよりも私の莉春が勘違いをしてしまって皆様にお怪我をさせてしまい、申し訳ございませんでした」

 

 頭を下げる尚華に男達はもったいないと再び平伏をした。

 その様子を見ていた一刀は心優しい尚華とその彼女を必死になって守ろうとした莉春が誇らしく思えた。

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「これを私にですか?」

「はい」

 

 ささやかな騒ぎが収まり、一刀達は店主の計らいで店の一室を借りていた。

 そこで尚華は思春に派手さのない櫛が入った木箱を差し出した。

 

「この櫛は私よりも思春様にお似合いだと思います」

 

 丹精込めて作られていたその櫛を手にした思春は尚華の好意を受け取り髪にさしていく。

 

「お似合いです」

「そ、そうでしょうか」

「はい」

 

 尚華は嬉しそうに答えた。

 そしてもう一つの木箱を莉春に差し出した。

 

「これは莉春のです」

「私?」

 

 木箱を受け取り、蓋を開けるとそこには銀色の櫛が入っていた。

 

「莉春にいつも守ってもらっているお礼です」

「尚華……」

「これからもよろしくお願いします、莉春」

 

 勘違いとはいえ自分の為に必死になって戦ってくれた彼女に心からの贈り物だった。

 莉春は戸惑いつつ、思春の方を見た。

 

「受け取っておけ。せっかくの尚華様のお心遣いだ」

 

 まさか自分にももらうとは思ってもいなかっただけに、莉春にも受け取るように言った。

 三人の様子を見ていた一刀はそろそろいいかなと口を挟んだ。

 

「ところで尚華と莉春はどうしてここにいるのかな?」

「「そ、それは……」」

 

 まさか一刀達を追いかけたなど言えるわけがなかった。

 

「私が連れてきたのよ」

「うん?雪蓮?」

 

 振り向くと雪蓮が立っていた。

 

「毎日頑張っている二人にご褒美で連れてきたのよ。そうしたらあなた達を偶然見つけただけよ」

「まさかとは思うけど後をついてきた?」

「仕方ないじゃない。一刀と思春なんて珍しい組み合わせなのだから、何をしているのか知りたいわよ」

 

 尚華と莉春は自分達のことを考えて話をしてくれている雪蓮に心の中で感謝をした。

 一刀と思春は雪蓮なら後を付いてくることに納得したと同時に恥ずかしく思った。

 

「それで二人は何をしていたわけなの?」

「そ、それは……」

 

 思春は言葉を濁すが一刀が代わりに答えようとしたため慌てて止めた。

 

「ば、馬鹿者!このようなことろで話す奴がいるか」

「あのな、いつまでも隠せないだろう?それに運がいいことに莉春がここにいるじゃないか」

 

 笑顔を見せる一刀に思春は睨みつけたが、やがて観念したのか一度ため息をついて立ち上がって店を出て行った。

 

「父、どういうことですか?」

「少し待っていたらわかるよ。それよりも雪蓮、何だか酒の匂いがするけど気のせいか?」

「少し呑んじゃったわ♪」

 

 嬉しそうに答える雪蓮に一刀は昼間から酒を呑む彼女に一応の注意をした。

 そんな様子を見ながら尚華と莉春は思春が戻ってくるのを待った。

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「これだ」

 

 戻ってきた思春が娘に差し出したのは花の蕾を模ったかんざしだった。

 

「これはね、莉春のために思春が買ったものだよ」

「母が私に……?」

 

 思春の方を見ると彼女の母親は小さく頷いた。

 一刀は莉春に贈り物をしたことがないと聞いて何か贈り物をしようと提案をした。

 初めはそんなものなどなくてもいいと言っていた思春だが、長いこと説得を試みた結果、今日になってようやく了承をした。

 

「しかし父上様は思春様にいろいろと見繕っていたようにお見受けしたのですが?」

「ああ、あれは俺が個人的に思春に送ろうとしたんだけど、断られたよ」

「当たり前だ。私は莉春のためにと来たのに貴様が余計な買い物をするからだ」

 

 顔を紅くして怒る思春だが、自分の為に選んでくれていたというのは悪い気持ちではなかった。

 

「とりあえず、話を戻すよ。本当は莉春が産まれた日に送ろうと思ったんだけど、まだ先だからね、とりあえず思い立ったら吉日だと買いに出たんだ」

 

 一刀はアドバイスをしたものの、最終的に選んだのは思春だったためこの贈り物は彼女が選んだものだった。

 

「気の利かない母親で悪い。だから受け取らなくても良いのだぞ?」

 

 厳しく躾けてきただけに贈り物をすることに慣れていない思春。

 それに対して莉春はかんざしを手にとってそれをじっと見ていた。

 やがて顔を上げて思春にこう言った。

 

「ありがとうございます、母。とても嬉しいです」

 

 自分の為に選んでくれたかんざしを莉春は嬉しくて仕方なかった。

 母親に認められるように一生懸命に頑張っていた莉春は贈り物など関係ないと思っていたが、他の姉妹が贈り物をもらっている様子を羨ましくも思っていた。

 

「大切にします」

「ああ、そうしてくれ」

 

 思春も喜んでくれたことが嬉しかった。

 

「よかったですね、莉春」

「うん」

 

 何度もかんざしを見ては嬉しそうにしている莉春を尚華は優しく微笑んでいた。

 

「それじゃあ、尚華にも」

「はい?」

 

 一刀はそう言って尚華に櫛を手渡した。

 その櫛は店主から献上されようとしていたものだが、一刀が金を支払って買って尚華に贈り物としたものだった。

 

「俺からの贈り物だ。受け取ってもらえるかな?」

「父上様……」

 

 尚華はその櫛を両手でしっかりと持って自分の胸に当てた。

 自分のことを見ていてくれた父親の優しさに感謝をしてそれを受け取った。

 

「それと、これは思春の」

「は?」

 

 一刀が思春に手渡したのは紅だった。

 

「たまには化粧をするのもいいと思うぞ。思春は髪を下ろしても美人だからね」

 

 一刀の言葉の意味に気づいた思春は顔を真っ赤にして思いっきり拳を顔面にぶつけた。

 照れ隠しとはいえちょっとやりすぎだろうと雪蓮達は思ったが、紅の入った入れ物をしっかりと掴んでいる思春を見て笑みが絶えなかった。

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 それからというもの、尚華と莉春は毎朝の身だしなみを整える時、貰った櫛で髪を何度も梳きそのたびに微笑んでいた。

 莉春は思春からの贈り物であるかんざしを休みの時や尚華と買い物に出かける時に身につけ、一日が終わると大切に木箱に戻した。

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 そして思春はというと一刀から送られた紅を何度も懇願をされた結果、閨を共に過ごすときだけつけることにした。

 その結果、紅い唇の跡が一刀の至るところで発見され、それを見た雪蓮達は思春だけではなく自分達にも紅を送って欲しいとお願いをしたのは言うまでもなかった。

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(座談)

 

水無月:今日は二十一日です!

 

雪蓮 :確か更新は昨日だったかしら?

 

水無月:…………ごめんなさい。(ノд`)

 

雪蓮 :まったく、何をしているのかしらね?

 

水無月:保存し忘れて×を押しただけです…………。あ、そんな冷たい視線をぶつけないでください。(><;)

 

雪蓮 :きちんと約束をしたのなら守りなさいよね。

 

水無月:以後気をつけます。

 

冥琳 :雪蓮も私との約束を守ってくれるのね?

 

雪蓮 :あら、何か約束なんてしたかしら?

 

冥琳 :はぁ……。忘れているわね。

 

雪蓮 :だからなによ〜!

 

冥琳 :もういいわよ。

 

雪蓮 :冥琳のケチ〜〜〜〜〜。

 

冥琳 :はいはい。大人しくしていたら後で教えるわよ。(本当に忘れているみたいね)

 

雪蓮 :じゃあ大人しくしているわ♪(もう冥琳の困った顔を見ると楽しくなるわ♪)

 

水無月:え〜、まぁとりあえずその辺にしておきますか。次回は二十四日、つまりクリスマスイヴに番外編をお送りいたしますが、ここでお知らせです。

 

雪蓮 :何かしら?

 

水無月:次回、緊急告知をいたします!もしかしたら重大なことかもしれません! というわけで詳しい内容は次回お伝えいたします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀 :おい、これでいいのか?

 

水無月:おお、さすが天の御遣いですね。無駄がない一品に仕上がっていますね。

 

一刀 :そうだろうそうだろう。俺の渾身の一品だ。

 

水無月:次回が楽しみデスネ!

 

一&水:フハハハハハハハハハハハハ。

 

恋  :・・・・・・?

説明
まず初めてすいませんでした。(><;)
なぜ謝ったかは座談でお知らせします!

今回は贈り物です。
もうすぐクリスマス。
今年も一人でケーキをモリモリ食べるんでしょうね・・・・・・。
というわけで今回は思春と莉春です。

最後まで読んでいただければ幸いです。
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コメント
思春デレ・・・微妙にデレるところがまたなんともww次回も楽しみです(kayui)
叢 剣様>クリスマスまでには間に合わせませよ!(minazuki)
フィル様>天の紅遣いになりますね〜。(笑)(minazuki)
四方多撲様>(*´ω`)b(minazuki)
Nyao様>全身真っ赤になって娘達がドン引きしそうですね。(^^;)(minazuki)
jackry様>ここにも!衛生兵!衛生兵!(minazuki)
龍威旋様>普段まとめているだけに自然の姿の思春も素敵だと思いますよ。(minazuki)
逢魔紫様>すぐさま修正いたしました!ありがとうございます。(><)(minazuki)
ジョージ様>衛生兵!衛生兵!テッシュを!(minazuki)
sion様>二十四日にあきらかに!(minazuki)
samuraizero様>普段化粧をしない人がしたら違った魅力がありますね。(^^)(minazuki)
シュレディンガーの猫様>母親になっても変わることはないデスネ。(^^)(minazuki)
まーくん様>ツンデレ成分が凄いですからね〜。雪蓮は自由奔放が似合っているかも。(^^)(minazuki)
kanade様>しかしその威力は手加減しているかも!(minazuki)
nanashiの人様>その大惨事を受けるのは一刀ですね。(´▽`)(minazuki)
更新日・・・なにそれおいs(ry クリスマス期待してます、自分もがんばりますのでがんばってください (叢 剣)
紅か〜、全身紅だらけになってる一刀が容易に目に浮かびますwww(フィル)
なんという微デレ思春……スバラシイ!!(四方多撲)
これだけの人数だと、せがまれた時は大変ですね一刀・・・w(Nyao)
髪を下ろした思春さんが紅かぁ。いいなぁ///あれでツンデレとかされたら最高じゃね?(龍威旋)
誤字:絶対に普段ではありあえない光景が三人の前で繰り広げられている。←普段ではありえない(トウガ・S・ローゼン)
・・・・ダバダー(鼻血の滝)(峠崎丈二)
・・水無月殿・・一刀と一緒になにを企んでらっしゃる(;´Д`)(Sirius)
思春に口紅をつけたら、かなり色っぽさが想像するな〜(samuraizero)
デレた思春・・・・何となくいいな(シュレディンガーの猫)
思春は基本的にツン9:デレ1だから仕方が無いwだけど結婚後は8:2くらいの割合になったと思うwそれにしても雪蓮は相変わらずふりーだむお姉さんだねwww大好きだw(まーくん)
照れ隠しに顔面に一発・・・思春らしい(kanade)
さて、北郷一家がアップを始めたようです・・・。これはもし抽選にもれる事があったら未曾有の大惨事を予感させます^p^(nanashiの人)
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