作画改善:「SVR-1 ヴォイヤー」(「SVT-1ビクセン」)から「VF-15デルタファイター」へ
説明
機首が大きすぎて不自然なので航空機の機体規模に最適化させ小型化。左舷と右舷のエンジンポッドは狭すぎるので、内翼面積を増やすために前縁を延長した。
外側の両翼の面積も翼端側に延長し拡大。

新年になりました! そしてこれは、これから起こることへの私たちの贈り物です。 VF-15デルタファイター。

「遠征艦隊軍【UEEF】の第4世代ベリテックに対抗する1機であるデルタ・ファイターは、当初、古典的設計への回帰として構想されたもので、胴体は再考されたVF-1と同様の形状と形態を備えていた。この新設計は、可変戦闘攻撃機VFA-6レギオスより1メートル近く大きい全長9メートルであるが、操縦性とステルス性に適した機体形状でより高速である。デルタの最大の特徴は、操縦を容易にし、操縦に必要なパイロットの熟練度を下げることを目的とした、統合学習型「人工知能」【A.I】副操縦士または操縦支援(コ・パイロット)プログラムである。胴体下の航空電子機器(アヴィオニクス)区画に収納された一般的なドローンプラグを介して設置導入(インストール)されたA.I副操縦士プログラムは、機械を半知覚的にするものだったが、設計の進捗が破綻したときには設置導入されていなかった。デルタ戦闘機は設計競作(コンペティション)に敗れたが、それは設計に落ち度があったわけではなく、遠征艦隊軍【UEEF】内戦の勃発で主要な試験機体群が破壊されたことによる一連の不運な挫折が原因だった。予備機(スペア)は入手できたものの、主任設計技師(チーフ・デザイナー)であったエミール・ラング博士は、全権評議会の議長として人類を取り巻く混乱に対処するため、プロジェクトからの引退を余儀なくされた。その後、設計はゴースト中隊の工作員によって盗まれ、彼らは機体を限定生産し、遠征艦隊軍【UEEF】リサ・ハイエス宇宙海軍提督への忠誠を誓う王党派と戦う為に、高度なシャドウ技術をこの航空機の機体に組みこまれた。このときのリサ・ハイエス忠誠派とトーマス・ライリー・エドワーズ反乱派閥との内戦後、デルタの原設計は多くの製造業者の手に渡り、民間団体やセンチネル連合に限定的に供給されるようになった。

リン・ミンメイが-トーマス・ライリー・エドワーズ【Thomas Riley (T.R.) Edwards】将軍との個人的な関係の悪化を受けて逃亡を試みた事件の後、リン・キールがティロルに墜落させたことで、VF-15デルタ・ファイターの最重要な試験的・試作戦闘機は破壊された。これがVF-15系列を破滅に追い込む破滅への階段の最初の一段目となったが、それでも尚、この戦闘用途の軍用航空機が完全に放棄されたわけではなかった。設計は遠征艦隊軍【UEEF】同士の内戦が始まる前にゴースト隊のエージェントによって盗まれ、この設計の盗用により幾つかの複数の固有の派生型がT.R.エドワーズに忠実な勢力によって製造され、直ちに使用された。VF-15Xシャドウ・デルタは機体の航空電子機器【アビオニクス】内の人工知能【A.I.】コアをシャドウ技術によるインビッドの探知機構からの遮蔽装置、通称「シャドウ・デバイス」に置き換えたものである。
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