G×S!でチクタクな展開があったとしたら。 |
過去の魔界から帰ってきて数日後。
ネリネ「忠夫さま、今日はお母様がお食事を作って下さるそうです」
忠夫「へえ、セージさんが。そういえばこっちで食べるのは初めてだな」
ネリネ「はい、向こうではお父様が勝手に作る以外は毎食お母様の食事でしたから」
忠夫「おじさんは?」
ネリネ「お父様は魔界の方に用事があるそうで魔界に帰ってます」
忠夫「じゃあ、俺達三人だけか」
ネリネ「はい」
そうしているとセージがやってきた。
セージ「お待たせ、ネリネちゃん、忠夫くん」
ネリネ「あ、呼んで下されば取りに伺いましたのに」
セージ「いいから、さあ食べましょう」
忠夫「へえ、丼っスか」
セージ「ええ、召し上がれ『親子丼』」
忠夫「ブフッ!!」
ネリネ「ひうっ!!///」
忠夫「ななななな……?」
ネリネ(た、忠夫さま、お母様の記憶は文珠で忘れさせたんですよね?)
忠夫(ああ、ちゃんと帰り際に【忘】の文珠を渡してきたぞ)
ネリネ(渡しただけなんですか?使わなかったんですか?)
忠夫(だって、ちゃんと自分で使うと思ったから…)
ネリネ(はあ…何で忠夫さまは女の子の気持ちにそこまで鈍感なんですか?)
忠夫(い、いや、さすがに、結婚前には…)
セージ「どうしたの、二人とも?」
忠夫「いえっ!何でもないっス!」
ネリネ「そ、そうです。何でもありません」
セージ「へえ、そお…」
セージは何やらニヤニヤしながらポケットからソレを取り出した。
セージ「ひょっとしてこれの事かな?」
忠夫「なーーーーー!!///」
ネリネ「ひゃわーーーー!!///」
セージの手のひらの上には【忘】の文珠が光っていた。
セージ「忠夫様からいただいたものですもの。お守り代わりに大事にしてましたよ」
ネリネ「お、お母様…///」
セージ「何ですか、ネリネ様♪」
セージの笑顔はあの時のままだった。
END
何か降りてきた電波の言うがままに書いてたらこんな事になってしまった。
まあ、一つの外史という事でお許しください。反省してます。
乱C
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ブログの日記に書いたSSだけど、こっちでも載せてみた。 何で僕にはこんな電波しか降りてこないんだろう? |
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