汗をかけない豚は
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説明
本来ならば一番寒い時期なのに、夏になったらどうなるんだろう?と心配する声が 至る所から聞こえてくる。 豚は暑さに弱いから大変だと聞いた。人は知恵に頼らなくても高温に耐える体の仕組みがあり、哺乳類でトップ3に入るから まだ余裕だろう。その仕組みというのは 人は汗をかいて体温を調節できることにあるらしい。豚は汗腺が退化しているから汗をかけないのだ。可哀想だが泥んこを転げ回って冷やすしかない。調べると、他の哺乳類も体温調節をするための 大量に汗をかく仕組みは持っていないようだ。唯一 馬は大量の汗をかいて体温を下げる事ができるそうだが、気温が高いからといって汗をかく訳ではなくて、あくまでも運動をして(走って)上がってしまった体内の温度を下げるための機能らしい。他の哺乳類は 耳の薄い皮膚を利用して体温を下げたり、忙しく口呼吸して舌をだして手足裏の少ない汗腺を補ったり、 水浴びしたりして体を冷やすしかないようだ。哺乳類が体を冷やすのは、脳を冷やす目的らしい。脳は ウシ科のオリックス以外は43℃くらいまでしかもたないのだ。要するにタンパク質が変性するのは45℃だから 死んでしまうのだ。脳の温度を一定に保つためには鼻が重要な役割をしているらしい。寒い地方の人達は大きな(高い)鼻で、暑い地方の人達は小さな(低い)鼻をしていることは周知の事だが 鼻は加湿/除湿の働きも有るそうだ。空気は鼻を通過するうちに適度な温度と湿度に調節される。他にも高温多湿な地域で暮らす東アジア人は多汗であると2013年に米中の共同研究が発表されている。以上の事柄を調べた結果、暑いときはどうすれば一番安価で科学的かつ生物学的に効果があるかが見えてきた。そう、体内と脳を冷やして命を守りたいのなら ずっと鼻先に氷をぶら下げておけば良いのだ。氷が無ければ体全体を冷やさなくても鼻に自販機の冷たい物をあてがって冷えた空気を吸い込めば良いのだ。複人数で冷やしたいなら皆で鼻だけクーラーにあてて、涼しい空気を吸い込めば良い。実証実験として、僕は以前にサウナで冷たい水で濡らしたタオルを鼻にあてがって覆っていたら苦手なサウナも楽だった経験がある。 もしかすると この夏は鼻先にセットする冷風扇が流行るかもしれない?? でも僕は科学者じゃないから、効果に責任は持てません。
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