【30周年】冒険者たち【モンタナ・ジョーンズ】
説明
久しぶりにやってきました個人的思い出懐古シリーズ。
今日はアニメ『モンタナ・ジョーンズ』放送開始30周年の日ですぞ。

知らない人の為に一応解説↓(例のごとくダラダラ長いですのでご注意;)
『モンタナ・ジョーンズ』
1994年4月から1995年4月までNHK総合で放送された
擬人化された動物キャラによるアドベンチャーアニメ。
物語の舞台は1930年代。
小さな航空輸送会社を個人経営する主人公『モンタナ』は
閑古鳥が鳴く赤字続き。借金返済のため普段は地元アメリカ・ボストンの
とあるレストランでアルバイトをしている。
モンタナには仲の良い従兄弟がいた。
そのレストランの店主の一人息子であり、若き考古学者である『アルフレッド』。
退屈が嫌いでスリルと冒険が大好きな行動派のモンタナと
考古学の知識は豊富なものの、少し気が小さい慎重派のアルフレッド。
そんな凸凹コンビの二人にはある重大な任務があった。
それは、世界中に眠る古代遺跡や秘宝を守る事。
考古学の権威『ギルト博士』の弟子であるアルフレッドは
博士からの指令を受けてモンタナと共に世界中を飛び回る。
ある時二人は少しワガママながら好奇心旺盛な
新聞記者の女性『メリッサ』と出会い、彼女も一行に加わって
世界の遺跡を巡り財宝を探しながら、そこに残る歴史の謎と秘密にも迫っていく。
彼らの宿敵は、世界中の財宝を自分の手中に収めようと企む
悪徳コレクター『ゼロ卿』という男である。
ゼロ卿は間抜けな二人組の部下と、スポンサーとして雇った
科学者『ニトロ博士』が開発する動物を模した巨大な乗り物
『メカローバー』を駆使して秘宝を強奪、そしてモンタナ達に直接襲いかかる。
しかしモンタナは毎回大胆な行動と閃きでゼロ卿達を倒し、秘宝を守っていくのだ。
こうしてモンタナは愛用の飛行艇『ケティ号』を駆りながら
アルフレッド、メリッサとともに、明日も世界へ冒険にでかけていくのである。

日本とイタリア、韓国の制作会社による共同作品であり、
タイトルでもわかる通り、あの『インディ・ジョーンズ』のオマージュで
他にも様々な古典映画のパロディやオマージュが含まれている作品である。
(各回のサブタイトルは往年の映画のタイトルをもじっている)
登場人物はすべてライオンをはじめとするネコ科動物を
擬人化したキャラクターであり、この要素は原作者が同じである
『名探偵ホームズ』と共通している(※ホームズのキャラクターは犬の擬人化)。
番組最後には劇中に登場したメカローバーやメリッサのファッションの設定紹介、
視聴者から送られたイラストの発表、メリッサ役の岩男潤子さんによる
物語に登場した場所や遺跡の解説等様々なミニコーナーがあった。
(自分も下手糞ながらイラストを応募したっけ…結局紹介されなかったけど)

劇中に出てくる世界各地の遺跡は実在する場所であり、
そこにある謎を解き明かし、仕掛けられたトラップをかいくぐっていく
モンタナ達の活躍が視聴者を楽しませ、また世界の歴史やロマンに興味を抱かせてくれる。
個人的な思い出ではあるが作品終盤、モンタナ達が日本を訪れ平泉の中尊寺金色堂が登場した時は
実際に同じ場所に行ってみたいと強い憧れを抱いた事をよく覚えている。
…恥ずかしながら金色堂の柱には隠し扉の仕掛けがあるんだと、当時は本気で信じてました。

本放送終了からおよそ10年後の2003年にNHK教育(現:Eテレ)にて
『冒険航空会社モンタナ』というタイトルに変更されて再放送が行われた。
なにか権利的な問題があったのかどうかはわからない。
本放送時VHS化はされたもののDVD、BD化は未だなし…
個人的には埋もれさせず、今の子ども達にも是非観てもらいたいと思う作品です。

ゼ「ニトロ博士、事情を説明してもらおうか?」
二「いま少し時間と予算をいただければ…」
ゼ「弁解は罪悪と知りたまえ!」

モンタナに敗れた直後のゼロ卿とニトロ博士による上記のやり取りは
毎回のお約束であり、少なくとも自分はいつも母親や兄弟と一緒に笑って観ていました。
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モンタナ・ジョーンズ 冒険航空会社モンタナ NHK 30周年 

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