南極のシロクマ
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説明
シロクマと呼ぶのは正しくなくて、本当はホッキョクグマと呼ぶのが正しいそうだ。シロクマの起源は上野動物園らしく、アルビノの ツキノワグマとヒグマを「シロクマ」と呼んでいたのが広まったらしい。 2月27日の国際ホッキョクグマの日は、ホッキョクグマの現状を広く伝えるため、カナダを本拠地とする国際的な「NPO保護団体Polar Bears International」が制定した語呂合わせではない『本物の記念日』になっている(2005年にポーラーベアーズ・インターナショナルがなぜ2月27日に制定したのかは不明)。 2009年の記事では、『ホッキョクグマは一時、狩猟などにより絶滅が心配されたが、その後 国際的な保護活動により、危機を脱した。』となっていたが、10年後の2020年7月は『気候変動対策をとらなければ2100年にはホッキョクグマが絶滅する恐れがあるとする研究がイギリスの科学誌Nature Climate Changeに掲載された。』となっていた。ホッキョクグマが絶滅の危機に瀕している理由に北極の氷が減っていて、アザラシを狩りにくくなったことがあるらしい。他の種類のクマが肉類と植物を食べる雑食性なのにくらべ、ホッキョクグマは唯一アザラシを主食とする、完全な肉食性らしいのだ。ホッキョクグマの歯には食物をすりつぶす臼歯がないから、肉しか食べられないらしい。もしホッキョクグマの遺伝子を存続するのなら、なんでも食べる人食いヒグマなどと交配して、雑種のシロクマとなるしかないのだろう。未来はホッキョクグマとは呼べなくなり、"シロクマ"としか呼べないかも知れない。 南半球にはメガネクマしかいないが、どこかの動物園などからホッキョクグマが逃げてメガネクマと交配して野生化して"シロクマ"となる妄想は楽しい。『2017年4月1日の"エイプリル・フール"記事にこんな記事があった』ー【WWF、南極大陸で新種、ナンキョクグマを発見】2017/04/01 WWF(世界自然保護基金)は、南極大陸に生息する新種のクマを発見したと発表しました。これは2016年9月、WWFジャパンが支援する南極海周辺での科学調査により、確認されたものです。発見につながる最初のきっかけは、海上で採集された不可思議なペンギンの死骸でした。調査隊を率いていたトム・ワタナベ隊長は、次のように語っています。「調査海域で私たちが見つけたのは、何かの肉食獣に襲われたらしいアデリーペンギンの死骸でした。最初、私たちはこれをヒョウアザラシの仕業かと思ったのです」しかし、二日後、調査隊は近くの海域で思わぬものを発見しました。「それは、同じ肉食獣に襲われたと思われる、ヒョウアザラシの死骸でした」傷跡、特に噛み跡と、爪によると思われる傷は、シャチのものではありませんでした。そこで調査隊は、事務局長の帰還命令を押し切って発見海域を中心に探査を続行。その結果、4日目の朝に、海を泳ぐ大型の動物を発見したのです。「最初は分かりませんでしたが、それは明らかにホッキョクグマによく似た動物でした。泳ぎはとても巧みで、我々が近づくと海中に潜り姿を消しました」調査隊はその後、遠方の氷上にいるこの動物の撮影に成功。さらにその場所に残された毛も採集することができました。撮影されたナンキョクグマの大きさはホッキョクグマとほぼ同じくらいとみられます。DNA調査の結果、分類学的には南米に生息するメガネグマに近いらしいということが判りましたが、ホッキョクグマと似た生態、特徴も持つと思われ、同様の生息環境下で異なる生物が似た進化を遂げる、収斂進化の一例としても注目されます。この世界を驚かせた発見について、WWFジャパン自然保護室長の東梅貞義は、次のように言っています。「海中でペンギンやアザラシを獲るほどの能力を持つと思われる、ナンキョクグマの生態は、まだ謎に包まれており、どれくらいの数が生息しているかも不明です。しかし、目撃例や報告の少なさから、生息域はきわめて限られていると考えられます。WWFジャパン自然保護室長の東梅貞義によると、今年は南極大陸では過去に例を見ない規模での氷の減少が報告されました。これが気候変動(地球温暖化)による影響なのか、関係性はいまだ科学的に明らかにされていませんが、地球全体で現在、異常気象の発生が認められていることは確かです。北極での海氷の減少がホッキョクグマを追いつめているように、南極での環境変化がこの新発見のナンキョクグマを、同じく危機に追いやっている可能性は、十分に考えられます。また、こうした環境の変化が、これまで南極の海で人に知られず生きてきたこの動物を、私たちの目の前に押し出すことになったのかもしれません。北極の海に生息するホッキョクグマも、温暖化の脅威の無い未来に向けた強い意思が、一部の大国の後ろ向きな政策転換によって、妨害されようとしています。しかし、今回の発見が物語る通り、自然界にはまだ私たちの知らないことが数多くあります。そうである以上、私たち人類はもっと謙虚に、真摯に、地球という星の未来を考えねばならないはずです。今回のナンキョクグマの発見を通じて、今一度、私たちはそのメッセージを、世界の国々とトランプ大統領に訴えたいと思います」ー そう、仮想南極大陸には、南極探検隊タロとジロたちの子孫で、失われたアイヌ犬もいる。それに加えて"シロクマ"も仲間になったのだ。
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