EP2ー21 目には目を!ですわ
説明
ピエロ「やった。異界の戦士を一人倒しました
滅びの使者を打ち取ったのです 
深手は負いましたが。創造主よ。ご覧あれ」
嬉しそうに、興奮一杯でそう叫びます
しかし、よそ見をしたときが、彼の最大の失態でした

メイ「まだですわ」
いきなり起き上がった彼女に、ピエロは驚きます
そして
メイ「貴方の時間差攻撃、自分では調整できないようですわね
その手の中にはあの爆発弾
ピエロ「な、まだ残っていたのですか!」
彼から槍を引き抜くと 今にも爆発しそうな球を
相手に放り投げます
すかさずメイは氷壁の盾を作り、衝撃に備えます

ピエロ「んがぁああ!」
小さい爆発ですが、近距離でスパークされては
ひとたまりもありません

メイ「どう?自身のご自慢の味は?
でも良かった 念のためとはいえ
手元で凍らせてあった甲斐がありましたわ」

ピエロ「見事です、裏の裏をかかれるとは
完全に。負けました」
メイ「聞きたいことがありますわ どうして向こうの大陸にかかる
橋自体を攻撃しなかったの?
あれを破壊すれば、私を足止めして、合流を止める事が
出来ましたのに」
ピエロ「これでも博打は好きな方でして
貴方の可能性と私の可能性。どちらが上か実力で
試したかったのです。滅びの使者よ」
メイ「滅び?どういう意味かしら
ピエロ「貴方が先に進むと、この世界は崩壊するという事です」

メイ「崩壊?私達にはそんな気はないですわ 私たちが厄災なら
それを止める手段はあるのかしら?」
・・・
メイ「駄目ですわ。こと切れてしまってますの」

もともと槍が刺さった状態でのあの奮闘
おそらくは命を懸けた必死の最後の抵抗に
経緯を払いながらも、合流を急ぐメイなのでした
(続く)

+++++++++++++++
普段ほぼ1日で描き上げるんですが
病気発症で数日かかってしまいました 遅くなってしまってすみません

作品において
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ロスト・シンデレラ 一次創作 オリジナル イラスト 武器娘 

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