1949(昭和24)年3月19日に定期観光バスの「はとバス」が運行を開始した。戦後の焼け野原となった日本で 入手した中古車両 6 台を走らせるために、整備士たちは ガソリンエンジンのバスを、プロパンガスや松の根からとった松根油で走れるように改造したという。さらに東京都交通局払い下げの廃油などを利用して、観光バスを走らせたそうだ。そして3月19日に 上野を出発して、半日で都内を一巡する「都内半日Aコース」という定期観光バスを運行させたのだ。(日本最初の貸し切り観光バスは、はとバスが1月1日に成田山新勝寺初詣バスを運行している。)上野駅正面口のバス乗り場には、多くの客が集まり、定員35人乗りのバスは満員となったそうだ。創業者の山本氏が観光産業復興に意欲的で、観光業は平和の産業であると考えたらしく、社名は平和のシンボルの「鳩」をシンボルマークにして『はとバス』に決めたという。現代の日本は平和になったから、公園には鳩が群れている。鳩が平和のシンボルになった理由は聖書のノアの方舟がきっかけだと云われているが、キリスト教が関係ない中国人にとって 鳩は食料でしかないようだ。"足が4本のものなら机と椅子、飛ぶものなら飛行機、それ以外のものなら なんでも食べる" といわれている中国人だ。観光に来た中国人は公園でよく肥えた鳩をみて、よだれがでているのかも知れない。あるブログをみて笑ってしまった。『中国には、ハトはいないんですかと質問したら、中国人ハト捕まえて食べる!…びっくりしましたが、もしかしてと思い、中国には、犬はいないんですかと質問したら、中国人犬捕まえて食べる!…えっと思い、中国には、猫はいないんですかと質問したら、中国人猫捕まえて食べる!』 ジョークかなと思ったが、有り得る話しなのだ。 むかし僕の知り合いは平和の象徴 白鳩をイメージさせる「しろバス」で荒稼ぎしていた。もちろん、しろタクと同様に白バスも違法である。 ・某国のみなさん、日本では鳩を捕まえて食べると、逮捕されます。ナンバーの白いバスで観光をして、交通事故で怪我をしても、補償されません。緑ナンバーの観光バスを利用しましょう。 |