さあ、年度変わりの最終日だ。農業を基本に生活をしていた大昔ならば、土いじりが始まる春の4月1日が新年となり、3月31日は大晦日としていたかもしれない。その名残なのか日本の学校は一斉に足並みを揃えてスタートをする。 そして、なぜか赤線最後の日も3月31日だった。法務省で売春防止法が成立したのは 1956年5月21日で 公布が5月24日、施行されたのは翌年の1957年（昭和33年）4月1日だったのだ。これにて、室町時代のカルタにも登場している遊女などから、およそ四百年あまり続いた公娼制度の歴史の幕が閉じたことになる。 赤線とは、1946年にGHQ（第二次世界大戦の連合国軍最高司令官総司令部）から公娼廃止指令が出されて、売春防止法が施行されるまでの間に 半ば公認で売春が行われていた地域のことで、「 赤線区域」「 赤線地帯」などとも呼ばれている。警察では 戦前から遊郭などで風俗営業を行っている地域は、地図に赤線で囲んで表示していて、これが赤線の語源となったらしい。終戦後の雑誌などでは特殊飲食店街という表現が用いられたそうで「赤線」という言葉が一般化したのは、1950年以降に区域外での風俗営業や人身売買事件がきっかけのようだ。しかし公娼は、業者が女性を管理して定期的にきちんと病気の診断や予防対策をしていたため、現代よりも安全性が高かったようだ。現代は野放しの素人が暗躍しているためか、コロナ禍となった2021年でさえ性感染症の発生動向は、クラミジア、淋菌、梅毒、先天梅毒のすべてが増加しており、中でも梅毒は急増している。クラミジアも減少傾向にあったのが2021年から増加に転じていた。さらに2024年11月のデータではHIV感染者が669人（令和4年632人）、新規エイズ患者報告数が291人（令和4年252人）で、いずれも前年より増加している。もし、日本に性病が蔓延したら、GHQが公娼を禁止したからだと、アメリカ政府とトランプ大統領に抗議しよう！ 幸い 役立たずになった僕には関係無いけどね。ﾊﾊﾊﾊﾊ
それから、歯槽膿漏もキスで移るんだよ。
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