4月7日はプリン体と戦う記念日なのだ。暴飲暴食、美食家を気取ってプリン体を大量摂取していると、恐ろしい痛風(gout)になるかも知れない。 よくプリン体と戦うには、牛乳とか乳製品が良いと言われるが、乳製品はプリン体が少なく、尿酸値を下げる働きがあるからだ。明治の機能性ヨーグルト「PA-3」には、" プリン体の吸収を抑える乳酸菌" が含まれていて、尿酸値を低下させる効果が期待できるという。PA-3が良いのは臨床データがしっかりしていることだ。高尿酸血症と痛風に悩む人を対象に、この菌株を含むヨーグルトを8週間摂取してもらい、通常のヨーグルトを摂取した場合と比較すると、PA-3株のグループは後者に比べて明らかに尿酸値が低下していたそうだ。PA-3株が尿酸値を低下させるのは、3種類のプリン体のうち、プリンヌクレオシドというプリン体を酵素で分解するかららしい。さらにPA-3株は3種類のプリン体を菌の内部に取り込み、自らの生命活動に利用していることがわかったそうだ。ようするに『PA-3は3種のプリン体を食べてしまうのだ。』明治がそのプロビオヨーグルトPA-3を発売した4月7日を「プリン体と戦う記念日」としている。 ではプリン体とは何だろうか?【プリン体とは、細胞核に存在する核酸の主成分のアデニンやグアニンなどとして存在している。(高核酸食といえば、化学調味料や白子=魚の精子が有名で、男性は気を付けた方が良さそうなのだが、女性には核酸が美容に良いことで知られている)プリン体はあらゆる生物の細胞内にあるので、ほとんどの食品に含まれているそうだ。食べ物以外に、新陳代謝やエネルギー代謝によってもプリン体は生成され、最終的に尿酸として代謝されていく。尿酸が多くなりすぎたり、乳酸(過度な運動をすると筋肉に溜まる)に排出が邪魔されると血液の中にたまっていき、高尿酸血症となる。 高尿酸血症が続くと結晶化して尿酸塩が関節に沈着し、急性関節炎になり激痛を起こす。これを痛風といい、男性の方が発症しやすい。また尿酸塩が腎臓や尿路に沈着すると、腎臓障害や尿酸結石を起こすこともある。】 一般的には、高尿酸血症を防ぐためには次の5つに気を付けると良いらしい。『@ 適正な摂取エネルギーであるか A 食事バランスは良好か Bプリン体を多く含むものを頻回に食べていないか Cアルコールの摂取量は多くないか D水分はしっかりとれているか 』の5つだ。高尿酸値が続くと、医師から食事制限や飲水制限までされてしまうから生きることが不自由になり、食事の楽しみさえも奪われてしまうのだ。そういえば4月7日はWHO(世界保健機関=世界の人々の健康の向上を目的として活動する組織)の日でもあった。Who is gout? そして精子を飲んでお肌がプリン プリンちゃんは誰だ? |