1946(昭和21)年4月10日に戦後初の総選挙が行われて、初めて女性の参加がみとめられ 投票した女性は約1,380万人いたそうだ。この日初めて39名の女性国会議員が誕生したという。そして 1949(昭和24)年に労働省(厚生労働省)が同日を「婦人の日」としたが、 その後1998(平成10)年「女性の日」に改めた。国は4月10日からの1週間を「女性週間」として、女性の地位向上を目的にした活動をしようと提唱している。日本は世界的にも女性蔑視率が高いので啓発することは大切だと思うが、先月も世界的な女性の日があったばかりだから、日本だけの記念日はいらない気がする。 因みに、国際女性デーは3月8日で、1904年にニューヨークで婦人参政権を求めたデモが起きた日らしい。1975年にこの日を国連が「国際女性デー(International Women's Day)」に制定している。女性の地位向上、女性差別の払拭等を目指す国際的な連帯と統一行動の日だそうだ。2025年に日本で、ある市民団体が新宿駅前で集会を開いた。国会議員らも参加する中で「男は黙れ」「男が産めるのはうんこだけ」とコールしていたらしい。なんか女性の日の意義をはき違えている気がした。それとは別に国連は10月11日を国際ガールズ・デーに定めている。11月19日に国際男性デーはあるが、国際ボーイズ・デーが無いのは差別じゃないのか? 僕は考え方が古いから「子には父親よりも母親が必要で、男と女の役割は違う。だから夫が外で働き、妻は家で家庭を守るものだ」 と考えていたが、それはまったく違ったようだ。近年の研究で、人間の脳には、子育ての情報に対して顕著に活性化する中枢神経ネットワークが存在することが明らかになってきたそうで、この脳のはたらきを「親性脳」と呼ぶらしい。親性脳は、子育てすることによって誰でも獲得できる能力で、そこに "生物学的な男女差は無い" という。 体力差も抜きん出た人以外は男女差がなくなっていて、身体の鍛え方次第な気がする。日本はジェンダー平等への取り組みでは世界のランキングの下位だから、考え方を改めるべきだと思っている。AIに尋ねると、2024年6月12日時点の世界経済フォーラム「ジェンダー・ギャップ指数」によると、日本の男女平等度は世界146か国中118位だった。 でも 本当はさぁ、「男はつらいよ」なんだよ。 |