【無神戦記】堕落世壊樹編〜序〜
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その世界樹は、深き闇に染まっていた。

 

「堕落世壊樹」。

汚された聖樹は、世界そのものの均衡を狂わせ、瘴気を吐き出している。

その異変の中心には、かつて世界樹を守護していた巫女の姫君――

エルフの剣姫の、最愛の姉がいた。

 

ジェノサイド・オーバーロードによる堕落の儀式。

それは、聖なる巫女の魂を汚し、世界樹そのものを「魔の神殿」へと変貌させる禁忌の魔術だった。

 

焦る剣姫。

姉を救いたい――だが、侵蝕は刻一刻と進んでいる。

 

草薙は臨戦態勢。

 

堕落世界樹に仕掛けられた巨大な「血界祭壇」を破壊し、王都への封印を解く。

そして、できることならば……この魔に犯された世界樹を、再び聖なる姿へと浄化する。

 

それが、エルフたちの未来を取り戻し、魔大国を倒す道だろう。

 

エルフを加えた蒼生軍は――堕落世壊樹の入口へと、静かに歩みを進める。

 

目的は一つ。

中枢に巣食う血界祭壇を打ち砕き、希望への道を切り開くこと。

 

しかし、彼らの前に待ち受けるのは、魔大国ガルディゲン。

ジェノサイド・オーバーロードの配下。

そして、魔大国と関係の深い

 

魔のダークエルフ国からの妖艶なダークエルフ兵。

 

希望か、絶望か。

激闘がはじまろうとしていた。

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世界樹 世壊樹 rpg 

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