松の木の盆栽に引っかかった紙飛行機
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説明
「go higher」―さらなる高みへという文字の GO (5)HIGH(8)の語呂合わせと、知的障害と白血病で亡くなった 紙飛行機好きな井上健史君の命日をあわせて、5月8日が紙飛行機の日になっている。折り紙ヒコーキ協会が記念日に制定したそうで、井上君の享年は9歳だったという。 哀悼の意を込めて晴れた日には 多くの紙飛行機が空を舞うらしい。滞空時間を競う大会も 井上君が過ごした佐賀市で毎年開催されているそうだ。 それと同日は奈良県で日本の松の緑を守る会の 初の全国大会が開催された日でもあり、1981(昭和56)年には5月8日を『松の日』制定している。日本には三大松原があり、井上君の佐賀県には そのうちの『虹の松原』がある。あとの2つは三保松原(静岡県)と気比の松原(福井県)だ。虹の松原は佐賀県唐津市の海岸線に沿って虹の弧を描くように、長さ4.5q、幅500m前後、面積は214haにも及ぶ広大な松林だ。 今回の作品は、 赤十字の日でもあるので赤十字の鉢に植わっている松の盆栽に引っかかった紙飛行機をイメージした。赤十字の理念とは、人間のいのちと健康、尊厳を守り、苦痛を予防・軽減することだという。頭の中でユーミンのBGMが聞こえてくる。井上君の入院した病院には、空まで続く白い坂道はあったのだろうか。

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