1900年代のアメリカでオズの魔法使いが流行っていた頃、イギリスにはピーターパンが現れた。作者はジェームズ・マシュー・バリー、イギリスの作家だ。1860年5月9日生まれで、「バリ」と呼ばれたこともあるそうだ。 ピーターパンが初めて登場したのは 1902年に出版された「小さな白い鳥」という小説の第13章から第18章だという。尚、モデルとなったのは、子供が居なかったバリーと 家族ぐるみで親しくしていた デイヴィス家の子供達だとされている。だが名前がおなじピーターである三男は、バリー亡き後に 世間から本物のピーター・パンと揶揄されることで悩み続け、「ピーター・パン」を「最悪の代表作だ」と罵っていたそうだ。そして精神を病んだピーターは1960年にロンドンの地下鉄に飛び込み自殺してしまったという。 ティンカー・ベル(Tinker Bell)はバリーの戯曲『ケンシントン公園のピーター・パン』や小説『ピーター・パンとウェンディ』などに登場する妖精で、愛称はティンクだ。英語では妖精のことを「フェアリー」ではなく「ピクシー」というらしい。本来のティンカーベルの設定は、ディズニーとは少し違うようだ。【・人間の赤ちゃんが最初に笑ったとき、妖精は生まれ、「妖精なんていない!」と言われる度に、妖精は一人ずつ消えていく ・ティンカーベルはネバーランドに住む妖精で彼女の妖精の粉を浴びて 信じる心を持つ者は空を飛ぶことができる ・壊れた鍋やフライパンなどを直せる金物修理の妖精の中でも、腕の良いティンカーベルは物を修理することが最大の喜びである ・ティンカーベルはイライラしたり何かに集中したりすると前髪をひっぱるくせがある ・ティンカーベルは気の強い性格で すごい焼きもちやきなので、ウェンディに意地悪をして殺しかけた事があった。・そのかわり正義感や友だちを思う気持ちは人一倍強いので、友人のピーター・パンがフック船長の罠で毒を飲みそうになったとき 助けようとして彼女が代わりに毒を飲むほどである ・ティンカーベルはロンドンからネバーランドまで2時間45分で飛ぶ ・『ティンカーベルはふくよかな体型(ぽっちゃり「curvy」「chubby」「plump」)をしている』 】 バリーは14歳の頃、読書に熱中し、友人たちと庭園で海賊ごっこなどをして遊んだことが、のちの戯曲『ピーター・パン』を執筆する原点となったそうだ。もし、あなたが小説などを書くのなら、誹謗中傷を防ぐために 子供達には登場人物の名前を付けない方が良さそうだ。 |