【無神戦記】夢依のミニゲリラライブ? |
民間地区の広場の一角に即席で組まれた木製の台の上に、ひとりの少女が立つ。
――夢依。
生イキな身体に、天真爛漫な笑顔。
それでも、その姿はまるで希望そのもののように、まばゆく見えた。
「みんなーっ? 集まってくれてありがとっ! 今日はね、夢依がいっぱい元気あげにきたよーーーーー?」
おじいさん、おばあさん。
顔に皺を刻んだ年配の民たちが、杖をつきながらその場に集まってくる。
若い母親が赤ん坊を抱え、少年が弟の手を引き、足を止めていく。
夢依は胸を張り、腰に手を当てて、明るく言い放つ。
「今は色々辛いよね。でもね、笑顔は武器だよっ? 夢依の元気、ちゃんと見ててねっ!」
そして、音響装置もなく、アカペラと足踏みのビートだけで始まる即興ライブ。
夢依は軽快なダンスを刻みながら、あどけない笑顔で振りまいた。
「はいっ、ハイッ? こっち見てぇ?っ♪ 元気、出てきたぁ???」
その動きは大胆で、時に小悪魔的。
くるりと回るたび、ももや胸元に子供たちが「おおーっ!」と声を上げる。
だが不思議といやらしさはそこまであんまりない。
今日の夢依はそう切り替えている。
夢依の笑顔と歌声が、それを“希望”に変えていた。
おじいさんが涙を流す。
「……わしゃもう、こんな歌を聴ける日は来ないと思ってた……」
おばあさんが孫を抱きしめてつぶやく。
「この子も、こんな風に笑える日がくるのかしら……」
夢依は、そんな彼らに優しくウィンクを投げる。
「ぜーったい、大丈夫っ? 夢依がついてるし……」
「蒼生守護の風が……主様が皆を守ってくれるから?」
〜蒼生大和の元気があがった〜
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