グライダー
[全3ページ] -1ページ目-
最初 1 2 3 最後
説明
人類が始めて空に浮かんだのは1783年の熱気球だと言われているが、1630年ごろオスマン帝国で人工の翼を用いて 塔から3,000m滑空した人がいると伝えられている。空中を自由に飛ぼうとしたのは、1793年5月15日の夜にグライダーで飛んだスペインのアギレラという人らしい。アギレラは鍛冶屋と妹をその場に伴い、寺院の最も高い場所に機体を置き、満月の光の中で「エル・ブルゴ・デ・オスマからソリアまで行き、あさってまでには帰ってくる」と宣言したという。アギレラは翼をはばたかさせて 5〜6mの高さに飛び上がり 約360mの滑空に成功したらしいが、翼のジョイントが壊れて地上に落下したそうだ。仲間が駆けつけるとアギレラの怪我はかすり傷と打撲だけで、鍛冶屋に ジョイントが不良品だったと罵ったそうだ。 アギレラの考案したグライダーは、木と鉄と布と鳥の羽毛を使い6年もかけて作ったそうだ。捕まえた鳥の体重、大きさ、翼の寸法から機体の重量と大きさやバランスを決めたらしい。鳥の飛行を注意深く観察して村の鍛冶屋と共に翼と尾部を組み立て、回転する鋳鉄製のジョイントを1組と、あぶみが付けて 方向が変えられるクランクも付いていたという。 アギレラはスペインでは航空の父と呼ばれていて、その飛んだ場所の寺院には空軍が記念碑を建てている。 ハンググライダーらしき物ならば、日本の方が早いようだ。1785年(江戸時代)に竹と和紙で作ったグライダー(凧?)で飛んだ男がいたそうだ。 始めて空を飛んだ人を検索すると、1903年のライト兄弟が出てくるし 有名だが、エンジン付の飛行機でさえ ライト兄弟より先に日本人が1891年に、ドイツ人が1874年にいるようだ。
総閲覧数 閲覧ユーザー 支援
89 89 1
タグ
レゴ SP 

新人さんの作品一覧

PC版
MY メニュー
コレクションに追加|支援済み


携帯アクセス解析
(c)2018 - tinamini.com