新約聖書で世界の終末を表したといわれる、「ヨハネの黙示録」にでてくる獣の数字が666といって、悪魔や魔物を表すシンボルと考えられているらしい。日本人はふざけて6月6日は「耳の形の日」とか「かわいいコックさんの日」などと言ってるが、キリスト教社会では「恐怖の日」の由来である 6月6日の6時、もしくはΧΧΧ6年6月6日は「獣の数字」の666に 因んで不吉な日とされているらしい。しかしキリスト教を信じない僕にとってはなんの意味もなさない。 むかし流行った映画「オーメン」(1976(昭和51)年のアメリカ/イギリス映画)で、主人公の悪魔の子ダミアンが6月6日午前6時生まれであることや、頭に666のアザがあることなども、単におどろおどろしいだけで 宗教的な基礎知識が無い日本人には真の恐ろしさはわからなかった。逆に、中国人は とても優れている事に「すごい!」という意味で666≠使うらしいし、インドネシアを オランダから独立させた建国の父と呼ばれるスカルノ大統領(デヴィ夫人の旦那)の誕生日は1901年6月6日≠セ。 しかし僕の6月6日生まれの友人は、昔ダミアンと呼ばれるのを嫌がって、真剣に悩んでいた。たぶんキリスト教徒ならば自殺したかも知れないほどだった。ピーターパンのモデルといわれたピーターもそうだったけど 他人の嫌がることをしつこく繰り返す人は本当にたちが悪い。言葉の暴力を繰り返す人は、たぶん行為者本人はふざけているだけで悪意はないのかも知れない。しかし、それを苦にして自殺する人が後を絶たないのは事実だ。これはきっと殺人なのだ。面白がって殺人を犯すなら、それは本当の【悪魔】の仕業だ。 |