タイプ・ヘクター | 次 |
説明 | ||
フレームアームズプラモデルコンペ「オレンジキャバリアー」参加作品になります。 ガルム師団所属 No.05タイプ・ヘクター《ケラヴノス》 タイプ・ヘクターと輝鎚をミキシングしてプロポーションを調整、好みの実弾火器と装備をてんこ盛りにしました。 ーー以下設定 本機はタイプ・ヘクターの運用方針を模索する計画の一環として、欧州ライズ・フィールド・クレイズ(RFC)社により試作された陸戦用バリエーション機体である。未だ各方面で現役でありながら旧式化の否めない轟雷系、輝鎚系の更新機の座を狙って開発された経緯を持つ。 タイプ・ヘクターの三次元機動用の装備を排除し、機動を陸上のみの二次元方面に限定する事により元々高い機体出力と積載能力に更に余裕を持たせ、その積載能力を活かして信頼性の高い大口径の実体弾兵装を機体各部に装備し、全身に複合装甲を追加する事により高い火力と耐久性を獲得した。 更に、機体出力を利用して機体各部に試作の《光学偏向障壁》を装備しており、ベリルウェポン、実弾の双方に対して非常に堅牢な設計となっている。 火力に関しては実体弾兵装を主力としており、直接照準方式としては最大級の口径を誇る203mm速射砲、装輪戦闘車の主砲と同口径の105mmガトリング砲、無数のマイクロミサイル等、ベース機の積載能力を活かし、機動性を損なわないギリギリのレベルで積載できる強力な物ばかりを搭載している。 機動性に関しては、輝鎚のコンセプトを継承して背面に大出力の大型ブースターを二機、脚部に大型グラインドローラーを装備しており、ブースターの推力とローラーの駆動力により、重量級の機体ながら比較的良好な直線機動性を持つ。また、最大出力でスラスターを吹かせば短距離の跳躍も可能。しかし、機体質量の持つ慣性により予測可能な単純な機動しか取ることが出来ず、戦闘機動を行うにはかなりの熟練とセンスが必要である。 上記の通り、非常に堅牢な防御性能と、高火力の実弾・多量のミサイルによる高火力、それなりの機動性と重量級の砲撃戦用機としては全体的に纏まった性能ではあるものの、機動性に関しては轟雷と比較しても不足が出る程度である為、他兵科と共同しての拠点防衛・遅滞戦闘等に真価を発揮する。 本機の採用に対して、特にその操縦性の悪さ、高いコストに対して地球防衛機構は難色を示したが、試験的に投入された戦闘、特に防衛戦時において既存の汎用型FAを寄せ付けない圧倒的な戦闘能力を発揮し、より高度な実戦データーを収集する目的でオレンジ・キャバリアーに召集された。 ・203mm多目的速射砲 本機のシルエットを特徴付ける、背面に装備された2門の大型砲。直射砲としては最大級の口径を誇る。液体炸薬と可変チャンバーにより直射と曲射を切り替えて使用する事が可能で、榴弾砲と主砲の両方として使用出来る。 特に直射モードは大口径の徹甲弾を55発/分の速度で速射できる為非常に強力で、斉射を受けたFAの上半身が吹き飛んだとの報告も挙げられている。榴弾を用いた砲兵運用や、近接信管付炸裂砲弾を使用すれば対空戦闘も可能など意外と使い勝手の良い武装であるが、機構の複雑さは本体価格の高騰を招き、本機のコスト高騰の原因ともなっている。 ・105mmガトリング砲 本機の右腕に装備されるロータリー式ガトリング機関砲。ガトリング砲の中でも大型の部類であり、高い火力を誇る。原理自体は通常のガトリング砲のスケールアップ版でしか無いが、その口径は装輪戦闘車両の主砲と変わらないものであり、まともに火線に捕捉されれば大ダメージは免れない。背部に大型の弾倉を装備しており、継戦能力も高い本機の主兵装。 ・各部マイクロミサイル 機体各部に他装備されたマイクロミサイル。 高度な火器管制システムとリンクさせる事により、複数機へのマルチロックが可能。 戦闘開始と同時に射程に捉えた敵機に多数のミサイルを掃射し、損害を与えた機体を強力な火砲で削り切るのが本機の主戦法である。 ・マグネット・ディスペンサー 両肩に各4基搭載されている、発煙・磁性粒子発射機。通常のスモーク弾の効果に加え、ビームの減衰効果を持つ粒子を散布する事により、偏向障壁の効果を一時的に高める事が可能。効果時間内は、特にベリル兵器に対する防御力が大きく上昇する。 ・光学偏向障壁 非実体型のエネルギーシールド。腰部と両肩、肩部に発生器を装備している。TCSを解析して設計されたと言われている試作装備で、実用的な防御性能には達しているが、機体占有率と消費エネルギーが大きく、通常機への搭載レベルには至っていない。展開出力の調整が可能で、腰を据えて限界まで出力を高めた場合、極めて強固な障壁を展開可能。 ・近接防御攻性防楯 左手に装備された分厚い盾。 複合装甲と対熱装甲材のサンドイッチにより本体装甲の3倍程度の高い強度を誇る。防楯下部にはグラップルシザーが付いており、敵機への打突や挟み込んでの圧壊等、接近された際の防御手段として機能する。また隠し装備としてシザー中央にはレーザーブレードが装備されており、不意急襲的に使用する。 パイロット:ヴィンセント・カイル 防衛機構軍欧州方面軍に所属するパイロットで、現在RFC社にテストパイロットとして出向中。戦役当初から榴雷、輝鎚等の重量級機体に乗り込んでおり、その系統の機体操作には天性のものがある。特に陣地防御や遅滞戦闘、砲射撃戦を得意とし、月面戦役時のケルン防衛戦において単機で輝鎚を駆って奮戦、3日間単機で戦線を維持させ、武勲賞を授与されている。 火力と防御力、それなりの直進機動性を持った《ケラヴノス》との相性は良好であり、慣性を活かした巧みな操縦で機動性の低さを補っている。 「極東の円形の焼き菓子?ああ、【大判焼き】の事だろ?」 |
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プラモデル フレームアームズ ガルム師団 オレンジキャバリアー SP | ||
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