馬車
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説明
日本初の馬車鉄道は1882(明治15)年6月25日に 新橋と日本橋間で営業を開始したそうだ。馬車鉄道とは、馬車が鉄製レールの上を走る路面電車的な乗り物で、1807年にイギリスで初めて馬車鉄道が実用化されている。馬車鉄道は日本初の公共輸送手段で、馬車よりも揺れが少なく 運賃も安価だったため 庶民に受け入れられたようだ。乗客数がピークだった頃は、年間利用数が約921万人を超え、全国の軌道数は最大時には40路線、客車数は560両もあったそうだ。しかし通常の馬車と違って いつも同じ経路をたどる為、馬の糞尿がいつも同じ場所に溜まってしまい、臭いなど衛生面での苦情が周辺住民から相次いで寄せられたらしい。それで1895(明治28)年に日本で初めて電動の路面電車が運行されると、各地の馬車鉄道は、清潔な路面電車へ切り替わっていったようだ。最後まで馬車鉄道を営業していたのは 旧北海道庁で、開拓民の交通手段として昭和30年代まで営業が続いたらしい。 現在の都電荒川線などの巾1372mm(4フィート6インチ)の線路は、馬車鉄道の名残りだという。荒川線は1903年に馬車鉄道を電車化して、東京電気鉄道として開業しているが、その荒川線に接続するために、京王線は1913年に、世田谷線は1920年に同じ幅の1372mmに揃えたらしい。
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