2019年6月28日に「愛玩動物看護師法」が公布された。《愛玩動物には》、”療養上の世話”(日常生活の食事、排泄、清潔保持、移動、睡眠、休息などのサポート)と”診療の補助”(医療行為の採血、点滴、注射、検査の準備、患者の状態観察、医師への報告、家族への説明)それに”精神的サポートの看護”が必要らしい。》 紛らわしいが、愛護動物と愛玩動物は区別されている。愛護動物とは、法律で定められた 人が飼育している哺乳類、鳥類、爬虫類、(牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、家兎、鶏、家鳩、あひる)だそうで、牛や豚などを食べるために飼育しているのに 愛護と呼ぶのだから酷い話だ。愛玩動物とは、獣医師法第17条に規定する飼育動物のうち、犬、猫、その他政令で定める動物と規定されている。愛玩鳥としては オウム科全種、カエデチョウ科全種、アトリ科全種と規定されている。 愛玩動物看護師法の愛玩動物にウサギや亀は含まれていない。モルモットは愛玩動物として飼われているが、その仲間であるドブネズミは駆除の対照だ。 たまたま人間に気に入られた動物たちは 手厚く看護されるのに、人間に嫌われた動物は残虐に殺されるのだ。 これで良いのだろうか? 精神異常な僕は、なぜ愛玩動物だけを対照に特別扱いにするのかと考えてしまう。人間は差別をする身勝手な動物なのだ。恐ろしいことである。 |