電気羊ドローン
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説明
1997年2月22日に世界初のクローン羊誕生という衝撃的なニュースが発表された。 スコットランドで1996年7月5日に クローン羊の「ドリー」が生まれていたが、しばらく秘密にしていたというのだ。ドリーは2003年2月14日に、進行性の肺疾患にかかり安楽死させられている。ドリーは6才の雌羊の細胞から人工的に創られて、6年間生きた後、人の都合で殺された訳だ。 羊の平均寿命は10年から12年と言われているが、なかには20年も生きる個体もいるらしい。 前歯は年齢を重ねるにつれに失われ てゆき 食べるのが難しくなっていくため 健康を損ない死んでいくそうだ。羊は 草だけでなく、樹皮や木の芽や花も食べ、食草の採食特性が幅広いとされているから、歯が少なくなっても 出来るだけ消化の良い植物を選んで与えれば 長生きする可能性がある。 牛、山羊、羊などの反芻動物は歯床板 という”かたい歯ぐき”が、歯の役目を果たしているそうだから 歯を失ってもすぐに命を失なうことは無いのだろうが、歯と寿命は密接に関係しているようだ。ロバに入れ歯を作ってあげたら 長生きできた実例がある。 肉食動物は噛みちぎった肉を咀嚼することなく、ほぼ丸飲みするらしい。問題なのは「消化出来るか、消化出来ないか」なのだ。蛇も卵の殻ごと消化してしまう。完全肉食のホッキョクグマは臼歯がないが、ヒグマは雑食だからドングリをポリポリ噛み潰す臼歯がある。そのハイブリットのシロクマは臼歯があるようだ。野性動物はむし歯にならないというけれど、むし歯とは口の中に住みついている細菌が 食べ物や飲み物の”糖質”で酸を作り出し、歯を溶かし穴を空けてしまう疾患だという。クマやサルが積極的に、人間の糖分たっぷりな食料を奪うようになると、他の動物たちも 人間の糖分たっぷりの食料を食べるようになるだろう。いま問題のクマにも 砂糖たっぷりの甘い菓子をあげて虫歯にしてあげよう。可愛がってるふりをして、可哀想だと騒ぐ保護団体の目を欺くのだ。そうすると人里に出没する未来の動物たちは、虫歯が原因で滅んで行くことが想像される。そのとき人は、電気で動くドローン羊の夢をみるのだ。
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