夏に行こう 蒼生大和だ 海の家だ
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夏に行く

蒼生大和

海の家

〜草薙心の俳句〜

 

「お疲れ様です」

 

夏。

海の家。

 

陽は高く、空はどこまでも蒼かった。

蒼生大和、海の家。

木製の屋根には風鈴が揺れ、潮の香りと蝉の声が混じり合っていた。

 

その海の家に、彼女たちはいた。

白ビキニ。

色気がある、だがどこか儀礼的で、神事に近い気配を纏っている。

胸元を包む布は風に揺れるたびに艶を匂わせる、柔らかな笑顔があるが、芯には凛とした影がある。

 

海の安全を守る──それが彼女たちの任務だった。

このあたりには時折、魔の漂流体や外敵が潜む。

それを未然に察知し、排除し、民の夏を守る。

泳ぐ子どもたちの背後に、警戒の視線を浮かべて立つその姿は、色気がありつつも安心できるものがあった。

 

海の家には普段頑張ってる労働者や、民が立ち寄ってきた時も

 

「おかえりなさいませ」

 

微笑みとともに冷たい麦茶を差し出す。

 

髪が濡れ、ビキニが身体に張り付き、曲線が艶やかに浮かぶ。

 

戦の中に生きる者たちの、ひとときの夏の息吹。

だが彼女達の中にはやわらかさの中には、主の民を守るたの献身があった。

そして

 

”ザッ”

 

”あなた”が夏に来た。

 

彼女達は一斉に集まりそして

 

 

「ようこそ、主様?」

 

海にきた”あなた”を彼女達は迎え入れるのであった。

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おっぱい ゲーム 海の家  サマー 

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