国立天文台は2024年に麻布から三鷹市へ移転してから100周年を迎えているが、一般公開を2000年7月20日から常時開始している。毎日公開しているそうで 事前の申し込みなしでも 見学コースを自由に楽しむことができるらしい。 2011年に重要文化財に指定されたレプソルド子午儀(1880年ドイツ製)は 麻布時代に時刻を決定をするために使用され、この子午儀で観測した時刻を旧江戸城天守閣の正午の号砲で伝えていたという。また2020年に日本天文遺産に認定された6mミリ波電波望遠鏡は1970年に完成した、世界で3番目 日本初の「ミリ波」と呼ばれる電波を観測できる世界最大級口径の電波望遠鏡もあるそうで、現在では見学コース内にある10の建造物が国の登録有形文化財となっているらしい。施設を公開している目的は 主に次の5つつだという。@最新の天文学の魅力を伝えたい(4D2Uドームシアター、展示室、シアタールームほか)A歴史的建造物・機器を調査・保存・公開することで天文学の歴史を伝えたい(ほとんどの公開施設、アーカイブ室の活動、国立天文台博物館構想など)B天文教育・普及の場として活用したい(各展示物や、野外展示物の太陽系ウォークなど。C三鷹市や地元住民との協同や対話を大切にしたい(三鷹市星と森と絵本の家、ガイドボランティア養成・活躍など)D武蔵野の自然を楽しんでほしい(見学コースは熊のいない自然にあふれていて散歩するだけで癒されるという人もいる。 包括的な取り組みとしては、スマートフォンやタブレットで利用できる音声ガイド・手話ガイドや、日・英・中・韓・西各国語版および点字・拡大文字版での見学ガイドの提供、バーチャルに見学できる国立天文台VRの公開なども行ってるそうだ。 ドイツでは2018年に自然科学協会のZweibrucken天文台をスターウォーズのR2D2のデザインにしている。巨大化したR2D2が現れたように見え 国内外に人気があるらしい。国立天文台にも そんな遊び心があると親しみやすくなるのかもしれない。そこで僕は考えた。ガンタンクの両肩のキャノン砲が天体望遠鏡になっていて、天体観測が体験できる天文台だ。どうかなぁ? |