マジック グエラ
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始めまして戦国です。

初めて小説を書いたのでTINAMIにのせます。

皆さんよろしくお願いします

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第1話 始まりの木

 

暗い森の中、二人の少年が歩いていた。

 

???「やばいな、もうこんな時間だ。」

???「なあジークだからやめろと言ったじゃないか」

ジーク「仕方ないだろヤイバ、あの猪ども逃げるのが早いから追いかけるのに苦労したんだから」

「「はぁー」」

 

一人はボサボサな茶髪で右目に二本の傷がついた少年、名前はジーク。もう一人は外見は人間みたいだが耳には毛が生えており、腰の下には長い尻尾が付いており、名前がヤイバ。

 

 

 

深い森の中でジークとヤイバという少年達が、ため息をついていた。

 

 

 

ジーク「まあおかげで今日の晩飯は、猪鍋食べ放題だな」

ヤイバ「普通十頭も捕まえるか?」

ジーク「良いじゃん、アイシャの料理が食べられるぜ。それにこれくらい捕まえれば、孤児院の皆や村の人たちにも食べてもらえるからな」

 

ジークは、肩に二頭の猪を担ぎ、残りは荷台に乗せてヤイバが運んでいた。

 

ジーク「さすがハーブビーストすごく怪力だな」

ヤイバ「これくらい平気だ、そろそろ森を出る頃だと思うが」

ジーク「にしても、やっぱり見つからなかったなアレ」

ヤイバ「そうだな、早く見つけたいな」

ジーク「今度は、もっと奥にいく必要があるな」

ヤイバ「むちゃ言うな、あそこ以上深く行くのはA級以上の魔法使いだけだぜ。それに村長の鍵も必要だ」

ジーク「やっぱり無理か」

 

ジークとヤイバが話している間に村が見えてきた。

 

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???「ジーク!ヤイバ!」

 

ジーク「ヤバ!アイシャだ」

ジークの目の前に立っているのは、綺麗な金髪でアイマスクをした少女であった。

アイシャ「全く、あんた達が森の深くまで走っているのは、“感じ”取れていたのよ」

ジーク「さすが“千里眼のアイシャ”だなハハはひゃいふぁい」

 

アイシャは、問答無用でジークの頬をつねった

 

アイシャ「いいジーク?もう心配させないで」

アイシャは、そのままジークに抱きついた。

ジーク(?!)

 

ヤイバ「おーいそこの夫婦、そろそろ戻るぞ」

ヤイバは、全く空気を読まず

アイシャ(///////////!!!!!!!!!!!!!!)バシッ

どうやらアイシャは、無意識のうちに抱きついたことに気付きジークに平手打ちをあてた。

ジーク(????)

 

ジーク達は、猪を運びながら孤児院へ向かった。

アイシャは、今日のこんだてを考えながら歩き、ヤイバは何も言わず荷車を押し、ジークは、通り過ぎる村人達に声をかけていた。

 

ヤイバ「相変わらずジークは、皆に好かれているな」

ジーク「そうか?俺は、普通に接しているけど」

ヤイバ「それがジークの良い所だ。亜人である俺がこうして皆と一緒に居られるのもお前達と院長のおかげだ」

ジーク、アイシャ、そしてヤイバは、皆同じ孤児である。ジークは森で拾われ、アイシャは、戦争で村を失いたった一人生き残り、ヤイバは、半亜人というだけで捨てられた。院長のトーラは、このような子供達を拾って育てている。

 

アイシャ「付いたわよ二人とも」

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孤児院

 

三人の前には、巨大な樹が立っていた。樹にはドアガあり周りには、窓もついていた。樹の枝には、洗濯物が干されており、小さな小屋もいくつか乗っけてあった。

 

ドアから数人の子供達が走ってきてジークとヤイバにボディープレスを食らわした。さすがにいきなりの攻撃に二人とも子供達の下敷きになった。

 

「ジーク兄ちゃん、ヤイバ兄ちゃんおかえり!」

「ねぇジーク兄森の中の話をしてよ」

「わぁ猪がこんなにいる」

「もうご飯にしようよ」

子供達の元気な声を聞き少し笑って二人は、立ち上がった。

 

ジーク「分かった、分かった、後で話してやるからアイシャの手伝いして来い」

子供達「はーい」

子供達は、二人や三人で一頭ずつ運んでいった。

アイシャ「じゃあ残りは、村長の所に持っていってくれる?」

ジーク「了解」

 

村長の家

 

ジーク「ウィリアムさん、こんばんは、」

ウィリアム「おおジークか今日は、大収穫だったな」

ジークの目の前には、筋肉が張った肉体を持つ大男がいた。ウィリアム・フレムド、ジーク達がすむ村の村長である。ウィリアムはジークの肩を叩き豪快に笑った。

 

ウィリアム「で、あの猪たちは、わざと森に行かせていたのだろ。猪を追いかけるふりをして森の深い場所まで行く為の口実として。」

急にウィリアムは、真剣な顔つきになりジークに問い掛けた

ジーク「・・・・・はい」

 

ウィリアム「やはりな」

ジーク「どうしてもあの森の奥にいく必要があるのです」

ウィリアム「ダメだあそこは、危険すぎる。お前のような若造が行く事は、村長である私が許さん!」

ウィリアムは、机を叩きジークを黙らせようとしたが

ジーク「何故です!アイシャの目を治すためにも森の最深部にある薬草が必要なのです」

ジークもひるまず訴え続けた

 

ウィリアム「その仕事は、大人に任せろと何度も行っただろ」

ジーク「しかしほとんどの大人たちは、魔法が使えません。使える者だってせいぜいDかC級のぐらいです」

ジーク「お願いですから森に行くための鍵をください「ダメだ!」・・・・・・」

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ウィリアム「ジーク確かにお前は強い,そこらへんに居る魔法士よりは、はるかに強い」

ジーク「・・・・」

ウィリアム「しかしお前は、まだ若い。お前のような優秀な魔法士は、失いたくない。アイシャ君の事は、私達に任せなさい」

 

ジークは、一度頭を下げ村長の村を出た。

 

ジーク「・・・アイシャ」

ジークは、夜空を見上げながらつぶやいた。

ジーク「俺にもっと力があれば」

???「君は、何を望んでいる?」

ジーク「!!!!!?」

ジークの後ろには、白いローブをかぶった男性が居た。

ジーク「お前は、だれだ!」

???「これは、失礼私の名前は、ワイト」

ジーク「ワイト・・」

ワイト「私が言う条件を飲むのであれば、君の願いを叶えてあげよう」

ジーク「!条件は?」

ワイト「貴方にマジックグエラに参加してもらいます」

ジーク「マジックグエラ?」

ワイト「はい、世界中の魔法士たちが参加してバトルするゲームです。かなり危険ではありますがどうします」

ジーク「良いよ、それでアイシャの目が直るなら」

ワイト「では、貴方の血をこの紙に浸してください」

ジークは、短剣を取り出し親指を少し切り紙に血をたらした。紙は、青く燃え上がり灰になった

ワイト「ではもう一度聞く。君は、何を望んでいる?」

ジーク「俺は、アイシャにもう一度目に光を与えてたい」

ワイト「ジーク・フォレスト、貴方の願いを叶えよう」

 

 

 

こうしてジークの運命の歯車が動き出した。そしてこの世界の真実を知る事になる。

 

 

 

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翌日ジークの目が覚めるとジークは、孤児院のベッドにいた。

(アレは、夢だったのか?)

しかしジークの指を見るとそこには、切れ目があった。

(夢じゃないじゃあ・・・・・)

その時アイシャがジークを呼ぶ声が聞こえた。

ジークは、急いでアイシャの部屋に行った

アイシャ「・・・ジーク貴方なの?」

そこには、綺麗な瞳をした金髪の女性がいた。

ジーク「・・・アイシャ」

アイシャ「やっぱり貴方の顔ってあたしが思ったとおりにだった」

アイシャの瞳には、涙があふれてジークに抱きついた。

 

その後他の孤児院の子供達がやって来て皆で笑っていた。

 

 

 

 

その夜

 

ジークは、孤児院の樹のてっぺんにいた。

ジーク「待っていたよワイト」

ジークの後ろにワイトが現れた

ワイト「貴方の願いちゃんと叶えましたよ」

ジーク「ああ、感謝する」

 

 

ジークとワイトの前に門が現れ開かれた。

 

ワイト「別れとか言わなくて本当にいいのですか」

ジーク「大丈夫、俺は、必ず戻ってくるから。」

ワイト「それでは、参りましょう。マジックグエラへ、」

 

二人は、門をくぐり。門は、消えていった。

 

 

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あとがき

 

 

戦国「どうでしたか皆さん。楽しめましたか?」

 

ジーク「バトルも始まっていないのにどうやって楽しむ?」

 

戦国「すみませんorz」

 

アイシャ「まあ良いじゃないの、これから目立てるから」

 

戦国「あ、アイシャさんの出番は、まだ先だと思いますよ」

 

アイシャ「・・・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

戦国・ジーク「・・・・」

 

戦国「と、とにかくなるべく早めに仕上げますので」

 

アイシャ「早くしてね(ニコ)」

 

ヤイバ「戦国よ、俺の出番もくれ」

 

戦国「ええい、次からマジックグエラでジークのバトルが出ます以上!」

 

ジーク・アイシャ・ヤイバ「逃げた」

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キャラクター紹介

 

ジーク・フォレスト*

 

トーラ孤児院に住む17歳の少年。冒険など好きでよくアイシャとヤイバで森に遊びに行った。いつも腰に短剣を持っている。髪は、茶髪で少し長め。皆に優しく時には、厳しくする多少父親っぽい行動をする。村の者からの信頼は、厚く皆から慕われている。アイシャの失明は自分のせいだと思い、森の最深部まで行こうとする。ワイトと出会いマジックグエラに参加する事を決意する。魔法は、まだ不明。魔法なしでも、武の実力は、かなり高い。

 

アイシャ・フォレスト*

 

トーラ孤児院に住む16歳の少女。目が見えないが千里眼という魔法が使え。最大半径3キロ以内感知する事ができる。孤児院の母的な存在。ジークの事をいつも心配している。

 

ヤイバ・フォレスト*

 

トーラ孤児院に住む18歳のハーフビースト。拾われた当初は、亜人であるため皆から浮いた存在であった。ジークとアイシャと出会い段段に皆と打ち解けるようになった。耳の部分が虎みたいになっており尻尾もある。ハーフビーストであるから寿命は、人間と同じだが凄まじい怪力の持ち主。魔法も多少使える。

 

ウィリアム・フレムド

 

ジーク達が住む村の村長。いつもキントレをして肉体は、ボディビルダー並。村の住民から慕われており、料理が趣味。小さい娘が居る。魔法は、使えないが自慢の肉体で魔物を倒している。

 

ワイト

突然ジークの前に現れた謎の男。ジークにマジックグエラにスカウトした。他にもワイトみたいな者達が魔法氏の才能を持つ人たちをスカウトしている。

 

 

*トーラ孤児院の子供達は、皆同じ姓を持っている。

 

説明
始めまして戦国です。TINAMIに入って初めて小説を書きます。
自分の作品を読んでもらうのが嬉しさ半分怖さ半分。
コメントなど楽しみにしています。
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マジックグエラ ジーク アイシャ ヤイバ ファンタジー バトル オリキャラ 

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