恋姫と漢女 第三話
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華琳に誘われ、城に着きそのまま侍女に案内された部屋の中で一夜を過ごす

翌日、朝議に呼ばれ(侍女が呼んでくれた)今後の俺の対応が話し合われた

華琳「・・・さて、客将として仕える衛のことなのだけれども・・・」

華琳「誰か、意見無いかしら?」

衛「なにか、投げやりだな」

華琳「あら、そう見えるのかしら?もっともあなたが何をできるかなんて知らないのですもの」

衛「なるほどね・・・・自分の仕事は自分で探せってことか」

華琳「察しがよくて助かるわ」

秋蘭「ほかに何も無いようです」

華琳「わかった。今日の朝議はこれにて解散。」

秋蘭「解散」

朝議が終わり、文官 武官がゾロゾロと部屋を出て行く

俺も同じく部屋を出ようとしたときだった

春蘭「神苑!」

衛「なに?」

春蘭「キサマ、武の心得はあるか?」

衛「まぁ、それなりに・・・」

春蘭「ならば、私と仕合しろ」

衛「なっ!?この国一の夏候惇の相手なんかできるわけないだろ!」

春蘭「ほぉ、キサマの頭でもそのようなことはわかるのだな」

衛「当たり前だ」

華琳「おもしろそうね・・・・いいわ、私が許可する。春蘭、衛やってみなさい」

春蘭「御意」

衛「はぁ?」

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こうして華琳の気まぐれで始まった 魏一の武 夏候惇対天の御使い 神苑衛の対決

ちなみに天の御使いに関して華琳が

華琳「素性の知れない者といわれるよりましでしょ。事実あなた未来から来たとか言ってたのだし」と軽く言われた

まぁどうせ天の御使いが魏 曹操の下に降り立ったとか そうゆう風評を考えて付けたのだろうけどな

春蘭「キサマ何をしている、華琳様の前だ。早くせぬか」

急遽仕合することになったのにも関わらず

周りには華琳はじめ 魏の武官・文官のほとんどがそろっていた

衛(こいつら仕事はいいのかよ)

そんなことを思っていると

秋蘭「衛、姉者が言ったことだが、私もお前の実力を知りたいのでな」

あー、だからとめなかったのですね 秋蘭

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先ほどから掛かっていた準備が終わったらしく

一人の兵が「両者、前へ」

春蘭「さぁ、逃げるなら今のうちだぞ。無論逃げれればの話だがな!」

自信満々の春蘭 その勢いはとどまることを知らないようだ

衛「はぁ〜、マジでやるのかよ」

春蘭「なんだキサマ!そのやる気の無さは!」

衛「めんどくさい」

春蘭「キ・サ・マ!」

だるそうにする俺に怒り襲い掛かって着そうになってる春蘭

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審判兵「では・・・・はじめ!」

開始の合図と共に雄たけびを上げながら春蘭が突っ込んでくる

春蘭「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

彼女の攻撃は丸腰の俺を殺そうとしてるような勢いだった

ってちょっとまて!

衛「俺、武器持ってないぞ」

華琳「あら、ほんとだわ」

秋蘭「だれか!衛に獲物を渡してやれ」

あー、秋蘭。あなたは本当に気が利くのですね 俺、うれしくて泣いちゃうよ

そんなことを思っていると

『ブゥゥゥゥン!』

・・・忘れてました。仕合中でしたね

春蘭「どうした、どうした!逃げてばかりでは、私は倒せんぞ!」

衛「んなこといったって、武器がないと『ブン!』・・・あぶなっ」

猪突猛進の春蘭の攻撃をよけながら どう攻撃しようかと思っていると

秋蘭「衛!これを使え!」おぉ、救世主が現れましたよ

衛「わかった・・・」

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あれですよ、声に反応して受け取ったのはいいですが

弓です。しかも矢はなしで・・・

仕方がありません 氣で矢を作りましょう

春蘭「いい加減に死ねぇぇぇぇ!」

それは違うでしょ これ仕合ですよ?

衛「将軍!これは仕合ではないのですか!?」

春蘭「もちろん、死合いだとも!」

あれ?おかしいな 何か字が違うような

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華琳「・・・・よく、避けるわね」

秋蘭「姉者の攻撃をあれほど余裕を持ってさけるなど・・・」

華琳「それにしても、秋蘭」

秋蘭「はい」

華琳「弓を渡して、矢を渡し損ねるのはわざとかしら?」

秋蘭「・・・・気がついておりませんでした」

その言葉に華琳がコケた

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春蘭「はっ!せいっ!でえぇやぁあ!」

衛「よっと!おっと!それは違う人のセリフ!」

春蘭「せりふ?なにをわけわからぬことを!」

猛攻を仕掛ける春蘭をぎりぎりよけてるように見せかけ、よけていく

衛(矢、どんな形にすればいいかなぁ〜)

考えながらよけていたのが災いしたのだろう

衛「マズッ!」足を滑らせた

春蘭「もらったぁぁぁぁ!」

春蘭が必殺の間合いで仕掛けるも

『ガイィィィィィン!』

何かに阻まれ そして はるか後方に愛刀が突き刺さる

春蘭は何が起きたのかもわからず唖然としている

唖然としているのは秋蘭 華琳も同じだった

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審判兵「・・・・しょっ勝者!神苑衛!!」

こうして春蘭との仕合が幕を閉じるはずだった・・・

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秋蘭「では、衛。私と仕合してもらおうか」

なぜ、秋蘭と仕合することになったのだろうか・・・・

それは俺にもわからなかった・・・・ただ、華琳までも目を輝かせていたことは事実だった

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?「ウム?なにやらあちらからいいオノコの気配が!」

?「!・・・他とは違う、何かいやな予感がするわ。急いでご主人様の元にいかないと・・・」

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あとがき

戦闘は苦手です どこどうやって効果音を書くか どのように攻防するかなんて書きにくくて困りますorz

さて次回は秋蘭対神苑衛の対決とちょこちょこでてきてる?さんたちがついに衛の前に姿を現す!ってかければいいな

アンケートって訳ではないですが 漢女に真名 必要ですか?

説明
ちょこちょこと更新しますよ〜
みてくれましてありがとうございます
書いてると時間忘れるほど楽しいです
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コメント
なんか失礼だけどキモイのでなしでいいです・・・(an)
なくてもいいきがします。(ブックマン)
シ○ン先生?具体的におねがいします 卑弥呼暴走ルートかいてみた(護衛)
漢女に真名は不要。(森番長)
せめて下郎とか雑魚扱いしたことは謝ってほしいところだ(ヒトヤ)
漢女に真名…?いらんと思いますがねぇ〜?しかし、漢女との対面はいつになりますかね?(frauhill0314)
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