仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双 第7話
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これまでの仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双は!

 

 

一刀「ハアハア、ハアハア……。またあの夢だ。これで何度目だよ?」

 

何度も見る夢でうなされように起きる一刀。

一刀の周りには無数の地球。そして巫女服の少女管輅。

 

管輅「あの世界を破壊してください」

 

病に倒れる馬騰に頼まれる一刀。

 

馬騰「お主にこの西涼を治めて欲しいのだ」

 

破国を建国した一刀は、攻めてきた魏軍を迎撃。

ディケイドクウガとなって霞を負かし、霞を仲間にする。

その場に突然現れる、仮面ライダーキックホッパーと仮面ライダーパンチホッパー。

 

キックホッパー「次の地獄に行くぞ」

 

二人のホッパーライダーが姿を消すのであった。

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魏の都許昌では、破軍が許昌に向かって進軍しており、既に許昌へ向かう道の魏領の3分の2を突破したとのことであった。

おまけに破軍はわざと遠回りをして、呉と蜀が魏に攻めて来れるように二つの国の国境近くの魏領も突破したのだ。

許昌にはその気になれば、一日二日もかからないところまで軍を進めていた。

玉座の間ではその事について軍議を開かれていた。

 

曹操「もうそこまで来たのね」

荀ケ「申し訳ございません、華琳様。私が献上した策が華琳様の足手まといになってしまって……」

曹操「桂花、勝負は兵家の常よ。それに相手はその策をも破る力で攻めているらしいわね」

 

曹操の言う通りでもある。敵と言うかディケイドはカブトになってクロックアップで敵が攻める前に攻めたり、ファイズのオートバジンで攻めたり、龍騎の力で奇襲したりと、正直、チート臭いことばかりで魏軍を倒していた。

普通にディケイドのままでもかなり強いので何かに変身しなくても良いのだが、一刀は気分で変身していた。

それもあって魏軍の兵は少しだが怯えを見せていた。

 

曹操「まあ、仕方ないわ。次の戦い、私も出るわ。ここまで来られた以上、出ないわけにもいかないわ。

皆のもの、持ち場に着け!」

魏の将達「はい!」

 

曹操の言葉を聞いて魏の将達は持ち場に行った。

 

曹操「ふぅ〜。まさかあの男がこれほど大きくなろうとは」

???「それはそうでしょう。彼はこの外史でも特別な人間なのですから」

曹操「誰だ!?」

 

曹操がそう言うと声の主は玉座の後ろから姿を現した。

その正体は男で、眼鏡をかけて白い装束を身にまとっていた。

 

???「こんにちは、魏王、曹操殿」

 

曹操は己の武器である鎌「絶」を持って構える。

 

曹操「挨拶など要らぬ。お前は誰だ?」

于吉「これは失礼。我が名は于吉。正史と外史の狭間にたゆたうことしか出来ぬ哀れな人形……」

曹操「ワケの分からぬことを。この王宮の玉座に忍び込んできたのはどういうワケか。返答次第ではその頸、叩き落してあげましょう」

于吉「ふっ…全てはあなたに会うために。なぁに。あなたの悩みを解決するのに、力を貸してあげようと思ったまでです」

曹操「力を貸すですって? その不遜な物言い、腹が立つわね」

于吉「さすが、豪毅な方でいらっしゃる。この于吉の力など要らぬと?」

曹操「必要などあるはずがないでしょう? 己の力のみで天命と対する事こそ、天意を識りうるただ一つの手段。王が王たる資格はそこにあるのよ」

于吉「これはこれは。なかなか誇り高いお人のようだ」

曹操「誇りを持たずに生きることに、何の意味がある。だからこそ私は曹孟徳なのだ」

于吉「なるほど……」

曹操「分かればよい。ならばこの問答の時間と共に、お前の生を止めるよしましょう」

于吉「殺すとおっしゃると?」

曹操「魏の王での傍若無人な振る舞い。死すことでしか償えないのは分かっているでしょう?」

于吉「ふっ……さすが正史で覇王の名を欲しいままにした方だ。その気高さ…死すには惜しい」

曹操「減らず口を! 死ぬのはお前よ!」

 

曹操は鎌を振りかぶる。于吉はその鎌を避けようとしなかった。

しかしその鎌は于吉を斬らなかった。

何故なら于吉が指で鎌を掴んで止めていたのだ。

 

曹操「なっ!?」

于吉「ふっ、残念ながらあなたに私は殺せませんよ」

 

曹操は鎌を引こうとするが、于吉が離そうとしない。

 

于吉「さてと……私はあなたを利用させてもらいますよ」

 

于吉は空いているもう片方の手で、何やら印を結ぶような動作をする。

 

于吉「縛」

曹操「うっ……」

于吉「操」

 

于吉が印を結んでそう言うと曹操はおとなしくなってしまった。

 

于吉「……と。これほどまでに簡単なのですよ。人形を操るのはね」

 

 

 

 

 

 

 

世界の破壊者、ディケイド。

とある外史をめぐり、その瞳は何を見る。

 

 

 

 

オープニング

 

 

ある荒野でマシンディケイダーからおり、景色を眺める一刀。

 

写真のフィルムがいくつも入ったガラス箱をどかす一刀。

 

城の中庭で何かを思う、風、星、凪、真桜、沙和、翠、蒲公英、月、詠、恋、音々音、明命。最後に現れる稟。

 

一刀が中庭の外れでマシンディケイダーにもたれかかり、一刀の周りには自分に味方する13人の少女の虚像が次々に現れる。

 

フィルムが入ったガラス瓶が落ちて割れ、一刀の顔には9人の平成の仮面ライダーの顔が浮かび上がる。

 

どこかで紙飛行機を飛ばして投げる、東王父。

 

一人、空を見上げる凪。

 

13人の少女とその中心にいる一刀。

 

いくつものフィルムが回ると同時に場面が変わり、ディケイドに変身した一刀の周りには先ほど別の少女達が囲み、襲いかかろうとする。

 

ディケイドはライドブッカーのソードモードで少女達の攻撃を防ぎ、少女の一人を斬りかかる。斬られた少女は怪我はしてないが、思わずのけぞる。

 

ディケイドは次に素手で少女達を上手くやり過ごし、攻撃を防ぎ、素手で攻撃する。

 

一刀は稟をマシンディケイダーに一緒に乗せて、走る。その後ろを走って追いかける東王父。

 

仮面ライダーディエンドは己の武器、ディエンドライバーを振りまわすように様々な方向に向け、正面にディメッションシュートを放とうとする。

 

マシンディケイダーで走るディケイド。その周りには己の力が持つ平成ライダー9人が映し出される。

 

 

仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双

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第7話  清める完璧

 

 

破軍は許昌の少し手前まで軍を進めて、野営を敷いていた。

 

一刀「ここまで来たか……」

 

一刀達はあと少しで許昌が見えるところまで来ていた。

 

稟「はい」

風「でももうすぐで終わりますよ〜」

一刀「ああ、分かってる……」

 

一刀が少し浮かない顔をする。

 

霞「どうしたんや? 一刀」

一刀「霞、俺と戦った時にキックホッパーとパンチホッパーが突然来たことを覚えてるよな?」

霞「覚えとるけど、それがどうかしたんかい?」

一刀「お前も元董卓軍なら知ってるはずだ。月達を裏で操ってた仮面ライダーと白装束の奴らの事を……」

 

一刀達は思いだす。洛陽に悪のライダーや謎の白装束が居るなんて思っていなかったのだから…。

 

一刀「あいつらもあの白装束の仲間か何かと思ってな……。(ってもあいつらはグレイブとシザースと違って本物の声だったがな)」

凪「しかし、あの戦いの後、一向に姿を見せませんね」

一刀「そこだ。俺が考えているのは」

真桜「どこかで機を見てるとちゃうの?」

一刀「その考えも否めないが、俺があいつらだとしたら、そろそろ出て仕掛けようと思っている」

沙和「仕掛けるってどうやって?」

一刀「そこまでは分からん」

翠「まあ確かにあれから何もしてこないのはある意味不気味だな……」

 

そんな時、蒲公英が慌てた様子で一刀達の元にやって来た。

 

蒲公英「大変だよ! 皆!」

音々音「どうしたのでありますか?」

蒲公英「今、陣の入口に夏侯惇と夏侯淵、それに許緒と典韋と荀ケが来てるんだよ!」

一刀「何?」

風「どういうことでしょうね〜」

稟「投降しに来た……とは思えませんね」

霞「あの五人に限ってそれはないな」

一刀「たんぽぽ、五人だけか?」

蒲公英「うん。五人だけだよ」

一刀「よし、会ってやるから連れて来てくれ」

蒲公英「う、うん」

 

一刀が念のためにディケイドライバーを腰に付けて、ベルトにする。

それから蒲公英は夏侯惇達を一刀の元に連れてきた。

 

夏侯淵「お目通りを許していただき、感謝する」

夏侯惇「………」

一刀「とりあえず、何があった?」

夏侯淵「話せば長いことになるのだが……」

荀ケ「いいえ、時間が惜しいわ。ここは簡単に言いましょう。私達はあなた方の力を貸してもらいたくてここに来たの」

星「我らの力を貸りたいだと?」

凪「どういうことですか?」

典韋「よく分からないのですが、華琳様……、いえ、曹操様が何者かによって拉致されたのです」

霞「へ?」

一刀「………」

 

一刀達は夏侯淵達からその詳細を聞いた。

話によると夏侯惇達が兵の準備を終えて、許昌を出ようとした時に曹操がなかなか来ないとして心配をしていたら、

曹操が現れたものの、その様子はおかしく、馬ではなく輿に座っていたのだ。

しかもその輿を担いでいたのが見たことない白装束の集団であった。

曹操が操られているとすぐに見抜いて、夏侯惇達は助けようしたが、いつの間にか魏の兵達も操られていて、曹操を助けるのが困難になってしまっていた。

まだ残っている魏領の兵達を集めようにも時間がかかっては曹操の身の安全が保証できないとして、助け出すには誰かの力を貸りるしかないとして、ちょうど魏を攻めていた一刀に助けを求めに来たのだ。

 

一刀「……大体分かった」

稟「まさか曹操を操って仕掛けてくるとは……」

凪「許せませんね」

星「うむ。仕掛けるのは構わんが、まさか敵の大将を操ってくるとは……」

恋「………許せない」

 

将達が皆憤る。それは一刀も同じであった。

 

夏侯惇「相手は何者とも知れぬ。それに曹魏の兵達を全て掌握されては、兵を持たぬ我々では近づくことが出来ない!」

夏侯淵「今の我々は無力だ。だが魏と決戦しようとする北郷軍ならば対抗できる……」

荀ケ「今の私達にはそれしか華琳様を救う方法がない……」

夏侯淵「だから……北郷殿。我らの主、曹孟徳を助けてもらえはしないだろうか?」

一刀「いいぜ」

 

一刀は即答で返事した。

 

蒲公英「一刀さん?」

星「一刀殿、我が軍に曹操を助ける義理は無いのだが……」

一刀「義理はないだろうが……、俺は助けるぜ。それにな、あいつらの最終目的はどうせ俺を殺すことだろ。

そう考えると最終的には倒す必要がある。だったらさっさと倒しに行って、曹操を助けた方がいいだろ。それにな……」

 

一刀が少し間を置いて答える。

 

一刀「俺は破壊者。通りすがりの仮面ライダーだ…」

凪「そうでしたね……」

 

破の皆が少し笑う。

 

夏侯惇「では、力を貸してくれると……」

一刀「ああ、曹操を助けるために全力で援護してやる。そうと決まれば行くぞ」

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その頃、魏軍の居るところでは……。

 

于吉「さて……魏王を手に入れ、軍を掌握したのは良いとして、集まった英傑達を相手にどれほどの時間が稼げるでしょうかね……。

今はどれほどの時間でも稼げるだけありがたいのですがね……。仕方ない……」

 

于吉がそう言うと銀色のオーロラの壁を出して二人の仮面ライダーを呼びだした。仮面ライダーカイザと仮面ライダーデルタであった。

 

于吉「お二方、済みませんが少し頼みごとがあるのですが……」

カイザ「何だ?」

 

于吉はカイザとデルタに説明。そして二人は嫌々ながら従うことにした。

 

カイザ「良いだろう。俺を好きにならないのなら倒すまでだ」

デルタ「仕方……ないな……」

于吉「さぁ…この難局、どう切り抜けて見せるのです? 北郷一刀殿……」

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一刀達はすぐに曹操救出のため、軍を動かして、許昌に進んでいた。

しかも一刀はすぐに対処できるようにディケイドに変身していた。

 

一刀「とりあえず、あいつらはまだ見えないが……」

稟「油断大敵です」

凪「見えてないだけで殺気は感じます」

一刀「それは分かってる」

 

そうしていると前方に輿に乗った曹操が見えてきた。

 

夏侯惇「華琳様!」

夏侯淵「くっ……軍の先頭に立たせるなど、人質でも言いたいのか、奴らは!」

星「そのようだな。輿を担ぐ役割の者以外にも、槍を持つ者が居る。逆らえば串刺しか」

稟「あの者達をなんとかしないと、戦うことも出来ませんね」

翠「どうすんだよ? 敵軍と対峙した時にあのままじゃ、勝ち目なんて無いぞ?」

一刀「翠、俺にはこれがあるだろ」

 

ディケイドが翠達にカブトのライダーカードを見せる。

 

風「クロックアップですか……」

一刀「相手もその考えは見抜いてるだろうが、すぐに助けれるとしたらこれになる」

 

一刀がカブトのカードをディケイドライバーに挿入しようとするが……。

 

夏侯惇「……私が行く!」

一刀「どうする気だ?」

夏侯惇「私達が突入して華琳様を助けてみせる!」

星「待て、夏侯惇。それが出来ないから我らの力を借りに来たのだろう。無茶はするな」

夏侯淵「いや……北郷軍の力を借りられた今だからこそ、それが可能なのかもしれん」

音々音「どういうことなのですか?」

夏侯淵「敵の軍勢を牽制して欲しいのだ。そうしてもらえれば。その隙をついて華琳様を助け出せる」

一刀「俺達は囮か……。いいぜ」

星「危険な賭けになるぞ?」

夏侯惇「良い。華琳様は人質などと言う屈辱に甘んじる方ではない。もし賭けに失敗したら……」

夏侯淵「その時は我らの手で華琳様を刺し殺し、私達も死ぬだけだ」

翠「主君に殉じるか」

夏侯惇「それこそが我が本望」

東王父「あまり良い考えじゃないね」

 

そこに突然東王父が現れる。

 

一刀「東王父」

夏侯惇「貴様……」

東王父「勘違いしないでもらいたい。俺はその賭けの失敗の内容や本望の事を言ってるんじゃない。

最初っから失敗することも考えていることが良い考えじゃないと言ってるだけだよ。

それに……、一刀も同じこと考えてるだろ?」

一刀「ああ。最初っから失敗なんか考えてたら成功するものも成功しなくなるからな。

もしもの保険のために失敗を考えるのは普通だ。だがな、賭けで失敗を考えるのはよくないぜ。

賭けは賭けだ。失敗したら、その時に考えればいい。最後まで諦めずに助ける方法を探してな……」

夏侯淵「北郷……」

一刀「と言うことだ。俺はこいつを使わせてもらうぜ!」

 

ディケイドが響鬼のライダーカードを取り出す。

 

一刀「変身!」

 

ディケイドライバーに響鬼のカードを挿入する。

 

ディケイドライバー「カメンライド、ヒビキ!」

 

ディケイドの体が蒼い炎に包まれて、その炎を払うとディケイドはディケイド響鬼に変身していた。

 

一刀「洗脳とか清めるには清めるライダー……ってな」

稟「では作戦を練りましょう」

 

それから一刀達は曹操救出の作戦を練る。

練り終えると目の前には魏の兵達白装束の兵達が大平原に並んでいた。

しかも魏の兵達も白装束の衣装にされていた。

 

一刀「すごい数だな」

星「兵士全てが白装束など、悪趣味にもほどがあるな」

東王父「君が言える義理ではないよ」

 

星の服も白と言えば白である。

 

一刀「で、お前はどうしてここに来たんだ?」

東王父「楽しいことが起こりそうだったんでね。この戦い、君達の陣営に少しばかり加わろうと思ってね」

一刀「あまり邪魔をするなよ」

東王父「さてね……」

 

東王府はディエンドライバーを振り回す。

 

東王父「とにかく俺は勝手にやらせてもらうよ」

一刀「曹操のところにはあまり手を出すなよ」

東王父「分かっているさ」

 

東王父が先に一人で白装束のところに向かい、ディエンドのカードをディエンドライバーに挿入する。

 

ディエンドライバー「カメンライド」

 

ディエンドライバーに待機音が鳴り響く。

 

東王父「変身!」

 

東王父はディエンドライバーを上に向けて引き金を引く。

 

ディエンドライバー「ディ、エーーーーンド!」

 

東王父はディエンドに変身した。

 

東王父「さてと、今回は特別にこのカード達を使ってあいつらを呼びだすか」

 

東王父は三枚の仮面ライダーカードを手にして、ディエンドライバーに挿入する。

 

ディエンドライバー「カメンライド、イクサ。カメンライド、ゼロノス。カメンライド、カリス」

 

ディエンドライバーを前に向けて引き金を引く。

東王父の前には三人の男と一人(?)の怪人が姿を現す。

その男達は本当に仮面ライダーに変身する者達。

仮面ライダーイクサに変身する、名護。仮面ライダーゼロノスに変身する侑斗とそれについているイマジン、デネブ。仮面ライダーカリス(正確には怪人)の始であった。

 

デネブ「侑斗、何か分からないところに来ちゃったぞ〜」

侑斗「どこだ、ここは?」

名護「どういうことだ?」

始「何故、俺達を呼んだ。説明しろ」

 

始がディエンドに尋ねる。

 

東王父「俺が助けを求める時はカードで呼び出すって言っただろ?

それに目の前をよく見てごらんよ」

 

ディエンドが四人に対して目の前に居る白装束達を見るように言う。

 

始「……人間ではないな」

名護「ファンガイアか?」

東王父「人間じゃないのは確かだけど、ファンガイアとかイマジンとかアンデットではないよ。

でも怪人なのは変わらないかな」

侑斗「そうか……だったらつぶす!」

 

侑斗がゼロノスベルトを取り出して、腰に付けてゼロノスのカードを持つ。名護もイクサナックルを取り出す。

始はカリスラウザーを出現させ、チェンジのカードを手に持つ。

 

イクサナックル「レ・ディ・ー」

 

名護の腰にはイクサベルトが装着される。

 

三人「「「変身!!!」」」

 

三人がカードを挿入したり、カードをスラッシュさせたり、ナックルをベルトに付ける。

 

カリスラウザー「チェンジ」

ゼロノスベルト「ゼロフォーム」

イクサナックル「フィ・ス・ト・オ・ン」

 

三人は変身し、仮面ライダーカリス、仮面ライダーゼロノスゼロフォーム、仮面ライダーイクサがその場に姿を現した。

ゼロノスがデネビックバスターを持って、それを肩に付けて言う。

 

侑斗「最初に言っておく! 俺はかなーーーーーり! 強い!」

名護「その命、神に返しなさい!」

始「いくぞ……」

 

イクサがイクサカリバー、カリスがカリスアローを手に持つ。

 

侑斗「おっしゃあ!」

 

三人が白装束の軍団に突撃をかける。

三人のライダーと白装束の激戦が繰り広げられる。

その様子を後ろから見るディエンド。そのディエンドの横にディケイド響鬼がやって来た。

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一刀「おい、あれって……」

東王父「ああ、あれ全員本人だよ。さっき入れたカードはこの前の人形じゃなくて、本人を呼び出すカードなんだ。

別の世界で交渉するのにかなり苦労したけどね……」

一刀「まだ同じようなの持ってるのか?」

東王父「持ってないわけじゃないけど、ここではまだ見せられないな。

それに強制的にこの世界に呼び出すものだから、本人達はあまり気乗りしてくれない時があるけど……」

一刀「だがディエンドが普通に出す奴よりは遥かに強いよな」

東王父「まあ本人だからね」

一刀「じゃあ、俺も行くとするか!」

 

ディケイド響鬼がいつの間にか出しておいた音撃棒烈火を手に持って、その戦場に乱入する。

それと同時に後ろに居た破軍の皆も突撃をかける。

ディエンドはその様子をただ見ていた。

 

東王父「さてと、俺も行こうか」

 

ディエンドも最後に突撃して行った。

破軍+αと白装束の戦いを見る夏侯惇達。

 

夏侯惇「戦いが始まったな」

荀ケ「ええ。敵の目が北郷軍に向いている今が好機よ」

夏侯淵「機会は一瞬だ。もう一度手順を確認するぞ」

夏侯惇「私と季衣で敵陣を撹乱。混乱する敵の隙をついて桂花と秋蘭と流琉が華琳様を助ける。皆、ぬかるなよ」

許緒「任せておいてください。華琳様を助けるためならボクは命だって賭けちゃいますから」

夏侯淵「命の賭けどころを間違うなよ。犬死には許さんからな」

許緒「分かってますって♪」

典韋「季衣、本当にだよ……」

夏侯惇「では行こう。我らが主を取り戻すために」

夏侯淵「ああ」

 

夏侯惇達も動き出す。

破軍+αの奮戦ぶりに于吉は舌を巻く。

 

于吉「ふむ……なかなかやりますね。さすがに英傑が揃っているだけはある。厄介なことだ。それに……」

 

于吉がディエンドと呼び出されたゼロノス達を見る。

 

于吉「あの方があちらの味方をしているとなると……。そろそろ行ってもらいますよ。あなた方に……」

カイザ「ああ」

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破軍が隙をついている隙に夏侯惇達は何とか曹操のところにたどりつき、荀ケがなんとか曹操を連れて逃げる。

夏侯惇達も逃げようとするが、周りを敵に囲まれてしまう。

と言っても元魏兵であっても四人は容赦しなかった。

四人は周りを囲んでいた兵達を片っ端からぶっ倒していった。

そこに仮面ライダーカイザと仮面ライダーデルタが現れる。

 

夏侯惇「何だ貴様?」

カイザ「邪魔なんだよ。お前ら……」

デルタ「悪いけど、やらせてもらう」

 

カイザがカイザブレイガンにミッションメモリーを付けて、刀身を出す。デルタがデルタムーバーを構える。

カイザとデルタがそれぞれの武器から弾丸を放つ。

夏侯惇達はそれを避けて、夏侯惇と許緒はカイザ、夏侯淵と典韋がデルタの相手をする。

カイザの攻撃を避けて、夏侯惇は斬りかかるが、カイザはカイザブレイガンの刀身でそれを受けて、許緒が棘付きの自分の体以上の鉄球をカイザに向けて投げるも、カイザはその鉄球を棘のついていない部分をわずかにジャンプして両足で蹴って、打ち返す。

カイザのその隙をついて再び夏侯惇が斬ろうとするも、またしても防がれてしまう。

 

夏侯惇「くっ……やるな」

カイザ「弱いな。それに邪魔なんだよ。俺を好きにならない奴はな……」

 

夏侯淵の放つ弓をデルタが光弾で防いで、典韋の巨大ヨーヨーで当てようとするも、デルタは紙一重でかわして典韋に向けて撃つ。

典韋は少しダメージを追うも、致命傷と言うわけではない。

 

典韋「秋蘭様」

夏侯淵「ああ、こやつなかなかの撃ち手だ」

デルタ「………」

 

魏将とカイザ、デルタの戦いは続く。

そんな中、カイザのところにカリス、デルタのところにイクサがやって来る。

 

始「お前達、早く下がれ。こいつはお前達が倒せる相手じゃない」

夏侯惇「しかし……」

始「下がれ! ここで死にたいのか!?」

 

カリスに強く言われて、自分達は曹操の元に帰るまでは死ぬことは許されないと思いだす。

 

夏侯惇「済まない、後は任せる。季衣、退くぞ!」

許緒「はい!」

 

夏侯惇と許緒は撤退して行った。

 

カイザ「お前も邪魔するのか?」

始「そういうことになるな」

 

カリスとカイザが走り出して、武器と武器とがぶつかり合う。

デルタの方では、既にイクサと交戦しており、夏侯淵と典韋は撤退していた。

 

名護「何故、あっちの味方をする?」

カイザ「そっちだって、何で破壊者の味方をするんだ?」

名護「俺は常に正しい。それだけだ!」

 

デルタとイクサが撃ちあって、お互い後ろに後ずさりする。

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曹操救出は既に一刀達のところにも伝わっていて、一刀達は全力で戦っていたが、敵はかなりの多勢。

皆で全力を出してもかなりの数であった。

 

凪「さすがにこれだけの数は……」

星「このままでは本陣に攻め込まれるぞ!」

一刀「本陣っても俺達のは形式だけだぞ」

 

ディケイド響鬼の言う通り。破軍は本陣と言うのは置いてあっても大将である一刀は常に前線に出ているため、本陣は無いに等しかった。

 

一刀「でも、これだけの相手を全員清め倒すのはきついな……」

 

ディケイド響鬼が少し気を抜いていると……。

 

白装束「悪は滅ぶべし!」

 

白装束の一人が剣でディケイド響鬼に襲いかかるが、ディケイド響鬼はすぐさまディケイドライバーにカードを挿入する。

 

ディケイドライバー「アタックライド、オニビ」

 

ディケイド響鬼の口から蒼い炎が吐きだれるように出てきて、襲ってきた兵を燃やし倒した。

 

一刀「悪ね……。俺から見たらお前達も悪だけどな……」

 

ディケイド響鬼が音撃棒烈火に炎を溜めて目の前に居る白装束の集団に向けて放ち、また数人が燃えて爆発した。

それでもなかなか数は減らない。

 

白装束「ディケイドは悪なり」

白装束「北郷は悪なり」

白装束「悪は滅ぶべし」

翠「やっかましいわっ! 何度も何度も同じことばっかり言いやがって!」

星「翠よ、もう少し綺麗な言葉遣いは出来んのか。……貴様は仮にも西涼の姫であろうに」

一刀「っても翠に言う通りだ。こいつら、テンプレ通りしか言えない……戦闘員だな」

 

一刀はふと考える。

 

一刀(こんな時にケータッチがあれば……)

 

そんな時、突然後ろから大量の矢が飛んできて、その大量の矢は一刀達の前に居る白装束の集団に全部命中し、白装束の戦闘員は消滅、爆発する。

 

一刀「今のは……?」

 

一刀達が後ろを振り向く。

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そこには呉軍と蜀軍の同盟軍の兵が居たのだ。

その呉軍の前線の将として孫策の妹の孫権、蜀の前線の将は関羽であった。

孫権の号令により、同盟軍は白装束達に突撃をかけようとするが、その前に明命が一人、ディケイド響鬼のところにやって来た。

 

一刀「明命」

明命「お久しぶりです。一刀さん」

一刀「久しぶりだが、あれは?」

明命「はい。呉蜀同盟軍。破国との条約を結ぶことにして、破軍の援護に来ました!」

一刀「そうか……」

明命「それと一刀さん」

一刀「うん?」

明命「ある女の人にこれを一刀さんに渡して欲しいと言われたのですが……」

 

明命はどこからかその渡して欲しいものをディケイド響鬼に手渡す。

手渡されたものはなんとケータッチとケータッチ専用のコンプリートカードであった。

 

一刀「これは……(管輅の奴……)助かるぜ!」

 

ディケイド響鬼はすぐにケータッチにコンプリートカードを挿入し、ケータッチを起動させる。

そしてカードによってケータッチの画面に映し出されている仮面ライダーの紋章を順番に指で押す。

 

ケータッチ「クウガ、アギト、龍騎、ファイズ、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ」

 

ケータッチにコンプリートした時の待機音が鳴り、ディケイド響鬼はディケイドの紋章を押す。

 

ケータッチ「ファイナルカメンライド、ディケイド!」

 

ディケイド響鬼は一端ディケイドの姿に戻り、ディケイドの色がマゼンタから黒と銀色メインの色になり、目の色も緑から赤色に変わり、ディケイドの肩から胸にはヒストリーオーナメントが装着され、額にはファイナルカメンライドのカードを着く。

そしてディケイドは真ん中にあるディケイドライバーを右腰につけなおし、真ん中にはケータッチを付ける。

ここに仮面ライダーディケイドコンプリートフォームが完成した。

 

明命「それは……」

一刀「これが……仮面ライダーディケイドコンプリートフォーム。ディケイドの本当の姿だ!」

 

ディケイドコンプリートフォームが向きなおして、白装束の方を見る。

そしてディケイドコンプリートフォームは手を後ろに向けて、同盟軍に手を出さないで欲しいと合図する。

 

明命「一刀さん」

一刀「お前も下がってろ。それと皆も下がってくれ。巻き添えを食らうぞ」

 

ディケイドコンプリートフォームの言葉を聞いて、凪達は何とか下がる。

ディケイドコンプリートフォームはケータッチにある響鬼の紋章を指で押す。

 

ケータッチ「響鬼」

 

その次にディケイドコンプリートフォームはFと書かれているボタンを押す。

 

ケータッチ「カメンライド、アームド」

 

ヒストリーオーナメントのカードが全て装甲響鬼のカードに変わり、ディケイドコンプリートフォームの横には装甲響鬼が召喚された。

ディケイドコンプリートフォームはカードを手に持ち、右腰のディケイドライバーに挿入。ディケイドコンプリートフォームの動きに合わせるように装甲響鬼も同じ動作をする。

 

ディケイドライバー「ファイナルアタックライド、ヒヒヒヒビキィ!」

 

ライドブッカーとアームドセイバーから大量のエネルギーが集まり、それを白装束の集団に向けて鬼神覚声を放つ。

ディケイドコンプリートフォームと装甲響鬼が同じ動作をして、二人の前に居た白装束の兵達が爆発する。

ファイナルアタックアイドが終わると装甲響鬼が姿を消して、ヒストリーオーナメントも元のカードに戻る。

ディケイドコンプリートフォームは次にカブトの紋章を押して、カブトハイパーフォームを召喚。カブトのファイナルアタックライドカードを挿入する。

 

ディケイドライバー「ファイナルアタックライド、カカカカブト!」

 

ライドブッカーとパーフェクトゼクターの先端にエネルギーが溜まり、マキシマムハイパーサイクロンで目の前の敵を大量に倒す。

カブトハイパーフォームが消えて、次にファイズブラスターフォームを召喚。

 

ディケイドライバー「ファイナルアタックライド、ファファファファイズ!」

 

ファイズブラスターフォームと共にフォトンバスターを放ち、またしても目の前の敵を粉砕していった。

 

そのディケイドコンプリートフォームの戦いを見ていた于吉は潮時だと考える。

 

于吉「ふむ…負け、ですね。ここはおとなしく退いておきましょう。役目は充分に果たせたのですから……。

さらばです、ディケイド。……しばしの安寧をお楽しみなさい」

 

于吉がそう言うと、于吉は姿を消し、白装束達も退いて行き、カイザとデルタの前には銀色のオーロラの壁が現れる。

 

カイザ「時間切れか……」

デルタ「退くぞ」

 

カイザとデルタはそのオーロラの壁と共に消えていった。

 

始「……」

名護「……」

 

カリスとイクサは黙ったままその場から姿を消し、ゼロノスも姿を消していった。

 

東王父「三人とも、お疲れさん」

 

ディエンドもどこかへと去っていった。

-10ページ-

 

 

夏侯惇達は敵が退いていく様子を黙って見ていて、すぐに側で眠っている曹操の心配をする。

そんな曹操のほっぺを許緒がつついたら曹操は目を覚ました。

目を覚ました曹操はいつも通りの曹操に戻っていた。

その曹操を見て、夏侯惇と許緒と荀ケは嬉しくて泣きだした。

曹操は何のことか分からないので夏侯淵に事情を聞いて、曹操も朧気ながら思いだした。

そして曹操は自分が一刀達の助けを借りて、助け出されたことを知った。

曹操は恩義を返すべく、一刀達の本陣へと向かう。

本陣では一刀が劉備と孫策に会っていた。

 

劉備「なんとか勝てたね」

一刀「ああ……劉備達が来なかったら俺でも駄目かと少しは思ったぜ」

孫策「そうはいわれても、補給の手配が遅れて出遅れたから、あまり偉そうには出来ないのよね〜。

まあ明命のお陰でなんとか急げれたのだけどね♪」

一刀「そうか、ありがとな。(後で明命に改めて礼を言うか)」

劉備「あの北郷さん」

一刀「何だ?」

劉備「私達、戦場に来てすぐに援護に回ったから、状況がよく分からないんですけど、魏はどうしたのですか? それで曹操さんはどこに?」

曹操「私が説明するわ」

 

そこに曹操がやって来た。

 

曹操「御機嫌よう。孫策に劉備。久しぶりね」

孫策「曹操……。あなたがどうしてここにいるの?」

曹操「私を助けてれくた命の恩人に礼を言いに来たの」

劉備「命の恩人って……、もしかして……」

一刀「俺の事か?」

劉備「それってどういうこと?」

孫策「そうね、知りたいわ」

 

劉備と孫策は何のことか分かっていないので、一刀と曹操は二人に事情を説明した。

 

孫策「あなたも物好きね。曹操は宿敵のはずなのに……」

一刀「悪いな。俺は、形式とかが嫌いなんでな……。

それにそんな頼み、無視はできないと思ったからな」

孫策「そんな甘い考えで、よく生き延びれたわね」

劉備「え? 北郷さんの考え、普通じゃないんですか?」

 

劉備はてっきり一刀のやったことが普通だと思い込んでいたので、戸惑う。

 

一刀「俺から見たら普通だろうが、他から見たら普通じゃないな。

まさか俺達以外に普通だと思ってた奴が居たとは……」

 

一刀は呆れて物も言えなかった。

 

曹操「北郷一刀。あなたに礼をするわ」

一刀「礼? 礼って何をする気だ? そもそも俺はもらう気は無いんだが……」

孫策「それは心得違いね。恩を施した者は大度を示し、施された者は施された恩を越える謝儀をすることで自らの器量を顕す。この大陸の習わしよ」

劉備「え、そうなの?」

一刀(またこいつか……)

 

自分はともかく劉備の物知らずには何も言えなかった。

 

曹操「そういうこと。だから私はあなたに対して礼を示し、何としてもそれを受けさせなければならない。私自身の誇りを守るために……」

一刀「大体分かった」

 

そして孫策と劉備が謝儀の場に立ち会いの元で謝儀の内容を曹操が言う。

 

曹操「あなたに納める謝儀は三つ。一つ、魏の領土を全てあなたに委ねる。二つ、私と私の家臣の身柄をあなたに委ねる。三つ、私の……」

一刀「体ならお断りだ」

 

一刀が曹操が言う前にその三つ目の内容を口に出す。

 

曹操「なっ!?」

一刀「俺はあくまで領土を手に入れようとしただけだ。もし最後のものがそれだったら俺は断る」

曹操「………」

一刀「もし納得できないなら、真名を預ける。それで良いだろ?」

曹操「………そうね、分かった。そうさせてもらうわ」

 

曹操は間を置いて自分の真名を言う。

 

華琳「私の真名は華琳よ。この真名をあなたに預けるわ。北郷一刀」

一刀「俺の事は一刀と呼んでくれ」

 

こうして謝儀の事は終わり、孫策達は呉に戻り、劉備も蜀に帰って行った。

その日の夜、曹操が一刀のところにやって来て、王印を渡し、自分達の処分をどうするかと聞き、一刀は別に何もせず、普通に破の将達や明命と同じような処遇にした。

一刀はひとまず許昌に住むことにして、引越しをすることにして、一刀は一時一人で西涼に戻っていき、その事を馬騰に報告。

自分の代わりに西涼は韓遂が納めることになり、一刀は移動するように作った月の家と月と詠も連れて許昌に戻っていった。

そして破国は許昌を新たな首都として一刀達は許昌に住みついた。

-11ページ-

 

 

 

次回 仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双

 

 

 

許昌にボロボロになった明命がやって来る。

 

明命「雪蓮様を……呉を助けてください」

 

呉に攻める一刀達の元に破国を攻める蜀。

 

関羽「どうあっても退けぬのだ!」

東王父「ただの通りすがりの仮面ライダーさ」

 

そして破軍は呉軍と戦い、その戦いの中仮面ライダータイガが姿を現す。

 

タイガ「君達を倒せば僕は英雄になれる」

 

孫策とディケイド、二人の戦いの中に一本の矢が飛んでくる。

 

そしてディケイドがまた別の変身をする。

 

 

全てを破壊し、全てを繋げ!

 

 

第8話  太陽の英雄

-12ページ-

 

 

おまけ

 

 

作者「さてと第7話だ」

一刀「まさかディエンドのカードで本人登場とは…」

作者「本人を出さないと俺の気が晴れなかったからな。ちなみにカイザとデルタ、前のキックとパンチホッパーも本人の声だと思ってくれ。まあ個人的に脇役ライダーで好きなのを選んだらあの三人になった。基本的にそのキャラ本人だと思ってくれ。そして私は謝らない!」

一刀「お前が謝るとは思ってない」

作者「そうかい」

一刀「しかし次回は変わった変身するみたいだな」

作者「何かはお楽しみだ。それと次回は本編じゃなくてバレンタインネタを投稿しよう思っている」

一刀「どんな感じになるんだ?」

作者「若干アニメネタを入れたものにするつもりだ。それでは…」

説明
この話は真の話と言うよりも無印の恋姫†無双に近い作品です。
そして流れも基本的なところは原作と変わりませんが、仮面ライダーの力があるためセリフや一刀の態度が違うところや話そのものが大きく違うところも出てきたりします。
そのためそんなの嫌だという方は閲覧をご遠慮願います。
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コメント
次回はタイガか。個人的に好きだから楽しみです。(ブックマン)
コンプリートフォームきたーーーーーー!!(pandora)
だめだ〜全然分からん(スターダスト)
お、どうやら次回は私の好きな昭和の強くなった黒いライダーが出るみたいですね。楽しみです。(南華老仙「再生(リボーン)」)
753カッコイイ!!w 当時イクサナックルほしかったなぁ・・・(トウガ・S・ローゼン)
気になった点をひとつ:一刀「じゃあ、俺も行こうとするか!」←俺も行くとするか!(トウガ・S・ローゼン)
カード尽くめフォームktkrwwwww ディケイド本編でのアギトのFARの剣のペラッペラ感が未だに網膜に焼き付いて離れないんだよなwwwww(峠崎丈二)
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真・恋姫†無双 仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双 第7話 一刀 仮面ライダー 真・恋姫無双 仮面ライダーディケイド 

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