漆黒の狂戦士と薄幸の魔王<前夜>
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最後は{久遠の河}ベースの最終回予告をします。

 

楽しみにしていてください。

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≪side連合軍≫

首都洛陽・陥落。

 

 

 

これで董卓軍の首を絞首台の縄に掛けることができた。

 

 

 

 

いうなれば”王手”であった。

 

 

 

 

 

「おーーーーーほっほっほっほっほ!!これで田舎くさい董卓さんをケチョンケチョンにできますわーーーー!!」とそうなのじゃー!ともに喧しい袁一族のほか、ほとんどの諸侯は勝利を確信していた。・・・が。

 

 

 

 

 

 

「これが”窮鼠猫を噛む”にならなければ良いんだけどなー。」と愚痴を零すのは袁術の客将、孫策であった。何せ、関には董卓は居るだろうが、大陸にその名を轟かした董卓軍の猛将達がいる。

 

 

 

 

数で勝っていてもこの戦は恐らく・・・・五分五分。

 

 

 

「それに〜。いや〜な”予感”がするしな〜。」と、さっきから寒気が止まらない孫策であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「愛紗ちゃん。」と愛しき義妹の名を小さく洩らす劉備。

 

 

医者からの診断の結果はどれも{生きているのが不思議だ}と言われる者であった。

 

 

偶々居た名医華陀のお陰で一命は取り留めたものの、その華陀からは「もう自力で歩くことは出来ない。ましてや馬に乗ることなど言語道断。」と言われてしまうほどであった。

 

 

その関羽も今その診断結果を聞かされて塞込んでいた。

 

 

陣の士気は他陣に比べてすこぶる悪く、諸葛亮・鳳統の両軍師の采配で何とか保っている状態であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが。そこで終わらないのが、英雄であった。

 

 

「私、やるよ!!待っててね!愛紗ちゃん!!」と飛び出した劉備。

 

 

 

 

 

 

 

決戦当日。

 

 

 

虎牢関に向かう先鋒の中に緑色の旗が、風に揺れていた。

 

その陣には覇気を宿した劉備の姿があった・・・

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≪side董卓軍≫

 

無事に徐栄・李儒の軍勢と合流し遅れてきた、葛木・慎二と共に虎牢関に入場した董卓等は作戦会議を行っていた。

 

 

 

 

 

 

唯、勝利する為に。

 

 

 

 

 

 

「確認よ。恋はねね・聖羽と共に袁紹軍へ、蘭と霞は袁術軍、小次郎と羽賛は劉備軍、士郎{徐栄}は曹操軍、クレスは孫策軍と袁紹・袁術への遊撃、慎二と葛木先生は他の群雄達の牽制をお願いします。」と説明し終わるとそれぞれ、「「「「「「「「「「「おぅ!!」」」」」」」」」」と改めて、戦いに勝つことに集中した。

 

 

 

 

 

また、作戦概要を説明した軍師風の女性は李儒 字を文優。真名を桜凛{オウリン}である。その実力、政略においては董卓軍随一である。

 

その隣で桜凛を見守っている男は徐栄 字を衛宮{エイキュウ}。真名を士郎であった。孫堅曰く、華雄ではなくこの男が大将であったら自分達は危うかった。っと洩らすほどの将であった

 

 

 

 

 

 

 

 

因みに彼の従姉の徐晃 字は公明、真名は大河であり長安の守将でありその実力は呂布に勝るとも劣らないほどなのだが、本編には関わらないので割愛する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みなさん。」と将達に月は、

 

 

「私が不甲斐無い所為でこんなことになってしまい、すいませんでした。」と謝罪した。

 

 

だが、決して諦めた気持ちになっていたのではなく。

 

 

「しかし、未来に生きる人々の為にもどうか力を貸してください。」

 

ただ、皆の勝利と無事を願うシスター{修道女}。

 

 

その祈る姿はまさしく、聖女であった。

 

 

 

 

「ふん。なにを言うかと思えば。そんなの当たり前だろ?この戦いで勝ち残れば朝廷の権威は僕のものになるんだからな!アーーーッ八ッハッわぎゃめ!!」「騒がしいぞ、真唐。」と笑う慎二に裏拳を炸裂させる葛木。

 

 

 

「だれよ。あのわかめを将軍にしたバカは。」と溜息をつく桜凛。一瞬ドキッとした士郎。まさか自分が推薦した、とは言えず溜息を吐くしかなかった。

 

 

 

「桜凛ちがう。わかめ可哀想。」と変わった指摘をする恋。その後ろで床に膝を付き恋の突っ込みを爆笑する聖羽とねね。

 

 

 

 

 

やれやれ。という感じで酒を飲む小次郎と霞に、横で武器を磨く羽賛と蘭とさっきの雰囲気は何処にやったと言わんばかりにグダグダとなり、そのまま酒宴となった董卓軍であった。

 

 

 

 

 

関の一角で満月を見つめる馬嵯禍ことヘラクレス。

 

 

 

 

その心には、守れなかった主への謝罪か。

 

 

 

 

それとも・・・・・この楽しき宴が続くようにと亡き主に願う祈りかは。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰にも分からない。

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時は曙。旭日が舞い上がり、両軍を照らす。

 

連合軍、董卓軍共に決戦の火蓋が切って下ろされ様としていた。

 

 

 

 

大切なものを守ろうとする者・・・

 

それすら奪う者・・・

 

それを礎に覇道を行く者・・・

 

名声を得て跳躍しようとする者

 

力を得て土地を取り戻そうとする者

 

主の為敵を薙ぎ払わんとする者

 

 

 

 

それぞれの思いは行き違い・・・・・・要害≪虎牢関≫で激突する!!!

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少し短いですがいかがでしょうか。楽しんでいただけたでしょうか。

 

 

 

それはさておき昨日(レッドクリフ1,2)を見て泣いていた自分です。故に、テレビCM風に最終回をダイジェストにお送りします。その前にオリキャラ紹介見てね!

 

 

近々引越しするので更新遅れます。

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王允 子師 真名:葛木

官位は司徒。月に政治学を教えたことがある。政治家になる前は暗殺業を営んでおり、”蛇”と呼ばれていた。連合軍の戦いでは朝廷に嫌気が差し月の元へ行った。

 

統率・・・3

 

武力・・・4

 

知力・・・4

 

政治・・・4

 

魅力・・・3

 

姿はfateの葛木に官服を着せたような感じ。

性格はfateの葛木を少し丸くした感じ。

 

身長・・・180cm

 

体重・・・70kg

 

スリーサイズ・・・なし

 

イメージカラー・・・無色

 

 

牛輔 真唐 真名:慎二

中郎将と首都警備隊隊長の肩書きを持つ男。野望が強いが言い様に振り回されやすく、十常侍によく利用させていた。董承の乱の時も利用されそうになったが気持ちを整理し月と共に戦うことを決意した。武器は「来蛇」という両刃戦斧。

 

統率・・・2

 

武力・・・3

 

知力・・・2

 

政治・・・1

 

魅力・・・2

 

姿はfateの慎二に董卓軍の鎧を着せたような感じ。

性格はfateの慎二を少し丸くした感じ。設定としては月の兄的な存在?

 

身長・・・167cm

 

体重・・・57kg

 

スリーサイズ・・・なし

 

イメージカラー・・・群青

 

李カク 稚然 真名:小次郎

 

農民から侍大将になった出世頭。相棒である羽賛とは{殺し殺されるぐらいの中の良さ}と豪語している。女は花の様に愛でるべきと思っており、乱世の終結を待ち望んでいる。使う武器は「佐々切」という長い太刀。

 

統率・・・3

 

武力・・・4

 

知力・・・3

 

政治・・・1

 

魅力・・・3

 

姿はfateのアサシンに服の色を紫ベースにしたような感じ。

性格はfateのアサシンな感じ。決してサーヴァントではない。

 

身長・・・176cm

 

体重・・・63kg

 

スリーサイズ・・・なし

 

イメージカラー・・・群青

 

 

郭シ 朝進 真名:羽賛

常に月の近くにいる男。その正体は董承の私兵であるのだが、その待遇に嫌気が差し董卓軍の将になった。投げナイフの達人。右腕は異様に長い。葛木とは暗殺者仲間。

 

統率・・・2

 

武力・・・4

 

知力・・・2

 

政治・・・1

 

魅力・・・2

 

姿はfateの真アサシンそのまま感じ。

性格はfateの真アサシンな感じ。決してサーヴァントではない。

 

身長・・・215cm

 

体重・・・62kg

 

スリーサイズ・・・なし

 

イメージカラー・・・白(月光)

 

李儒 文優 真名:桜凛

董卓軍第二の軍師(ねねは呂布専属)。朝廷内では猫を被っているが、知人の前では素に戻る。基本、根は真面目で恋の家族の面倒も良く見ているが、冷静で冷酷な指示を出すこともある。士郎とは恋人同士。

 

統率・・・3

 

武力・・・3

 

知力・・・4

 

政治・・・4

 

魅力・・・4

 

姿はfateの凛と桜を割った(髪は凛。)感じ。

性格はfateの凛と桜を足して2で割ったような感じ。

 

身長・・・157cm

 

体重・・・46kg

 

スリーサイズ・・・81/56/83

 

イメージカラー・・・朱桜

 

徐栄 衛宮 真名:士郎

董卓軍古参の将。渾名は「堅守」。実力は董卓軍第四位に該当し、恋との一騎打ちでは三十合近く切りあい、その結果は引き分けで終わった。使用する武器は「赤鉄・剣製」の双振りの刀である。普段、人をからかったりしているが戦場に立てば自ら進んで切り結んでいく。桜凛とは恋人同士。

 

統率・・・4

 

武力・・・4.5

 

知力・・・4

 

政治・・・3

 

魅力・・・3

 

姿はfateの士郎・・・というよりアーチャー似(特に髪)な感じ。

性格はfateの士郎の熱血とアーチャーの冷静さを兼ね備えた感じ。

 

身長・・・177cm

 

体重・・・68kg

 

スリーサイズ・・・無し

 

イメージカラー・・・赤

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次回・・・

 

魔王は聖女のように祈り・・・・

 

 

令嬢は勝利に酔い痴れる・・・・

 

 

要害の地にて、決戦となる!!!

 

♪涙の向こうへ〜

「我ら姉妹に挑むのか!!」「その通りだ!まぁいずれは越えねばならぬ敵。来るがいい。」「ほざけーーーー!!」

呼吸の合う姉妹に挑む、堅守の戦士。

 

♪また光が射すから〜

「おぉおおおおおおおおおおおお!!」

唯守るため。賊に生きた黄布の将が矢嵐の中、突貫する。

 

♪大河(たいが)の流れに〜

「蓮華・・・あとを・・任せる・・・わ・・」「せ、雪蓮ーーーーーーー!!」

小覇王死して、美周郎は叫ぶ。

 

♪この魂(こころ)をあずけて〜

「全軍!!突撃!!」「おおおおおおおおおおおおおおお!!!!」「■■■■■■■■■■■!!」

碧眼の王、巨人の方へ兵と共に怒涛の進撃。答えるように究極の剣技の構えを取る巨人。

 

♪水に舞う月のように〜

「いくぞ!」「来るがいい。女将よ。」

一撃必殺の構えを取る竜。流麗三撃の構えを取る侍。

 

♪たとえすべてが夢でも〜

「いくよ!みんなーー!!」

理想の為・愛しき義妹の為、刃を取った善徳の王。

 

♪遥かな道〜生きてゆこう

「「おおおおおおおおおおおおおお!!!」」

両軍、大激突!!

 

 

ドスッドスッドス!!

「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■___!!!!」

巨大な杭が何本も刺さる漆黒の狂戦士。

「クレスさーーーん!!」

唯見守ることしか出来ない力なき薄幸の魔王。

 

 

その結末は・・・いかに!!

 

 

 

 

 

漆黒の狂戦士と薄幸の魔王≪決戦≫

お楽しみにーー!!

説明
本編・キャラ紹介・予告でお送りいたします。
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コメント
森羅 <袁家二人くらいでしょう。勝てると思ったのは(流狼人)
現時点のこの布陣で連合軍が勝てる見込みが0%wwwつーか士郎www(森羅)
因みにですが、呉√好きな方は見ない方がいい。最終回がやばくなるから(流狼人)
なんか圧倒的な戦力差があるような・・・戦いは確かに数の多いほうが勝率高いけど、それすら覆す人たちが・・・・・(永遠の二等兵)
話が更新されるたびに董卓軍が強くなっていくwww しかも拠点を見てみたいキャラばかり! 次の更新楽しみにしてます♪♪(ペンギン)
連合軍「何この無理ゲー」 期待してます!(タンヤオ)
タグ
恋姫無双 fate 董卓軍 バーサーカー 連合軍 オリキャラ 久遠の河 

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