潼関の戦い　魏編（真・三国無双２）

潼関の前で馬に乗って待機する徐晃と曹操（華琳）と夏侯淵（秋蘭）。

徐晃「此度の戦。正直、気が乗りませぬ」

華琳「戦に魏を求める、徐晃。あなたらしい言葉ね。でも私は覇道を成し遂げるためにこの関中を手に入れたいの。

そのためには徐晃。あなたの力が必要なの」

徐晃は少し考え込む。そして華琳に言う。

徐晃「北へ行く準備を整えて参ります」

徐晃はそう言って馬を走らせ、戦の準備をする。

そんなところに……。

？？？「華琳様ーーー！」

そこに許緒（季衣）がやって来る。

季衣「流琉のご飯が出来ましたよ。早く食べに行きましょうよ！」

華琳「このくらいがちょうどいいのかもしれないわね」

秋蘭「そうですね」

二人は季衣の態度にくすりと笑う。

季衣「はい？」

虎牢関の戦い　連合軍編（真・三国無双２）

反董卓連合軍は総大将を決めようと天幕に集まっていた。

華琳「袁紹。あなたで良いんじゃないの？」

皆が華琳の言葉にうなづき、袁紹（麗羽）が立ちあがる。

麗羽「オーホッホッホッホッ！　それではこの名門袁家の袁紹が総大将となってあげましょう！

そして董卓を討ち倒しましょう！」

こうして反董卓連合の総大将が決まった。

その頃、董卓軍の陣営では……。

恋「……」

呂布（恋）が空を眺める。

そこに陳宮（音々音）がやって来る。

音々音「行くのでありますか？　恋殿」

恋「…………（コクッ）」

恋はまた空を眺める。

恋「月は守る」

音々音「お供しますぞ。恋殿！」

赤壁の戦い　劉備軍編（真・三国無双２）

一人、馬に乗りながら様々な事を思う諸葛亮（朱里）。

一つは一人で呉の国で重臣達と対話した時の事。

朱里「曹操軍は大軍と言っても烏合の衆と言えます。恐れることは無いです」

次は劉備（桃香）達と一時別れた時の事。

朱里「それじゃあ行ってきます」

桃香「朱里ちゃん、無茶だけはしないでね」

鈴々（張飛）「噛まないようにするのだ」

朱里「はわわ。いくらなんでもそんなことしませんよ」

愛紗（関羽）「既にしているが……」

最後に周瑜（冥琳）の寝室に行った時の事。

寝起きの冥琳に朱里は告げる。

朱里「東南の風、吹かせてみます」

そして朱里は東南の風を吹かせるために作った祭壇に辿り着くのであった。

戦闘での場面

朱里「むむむーーーー！　えーーーーーーい！！」

朱里がかわいらしく東南の風を吹かせるおまじないをすると東南の風が吹く。

冥琳「東南の風！？　諸葛亮、奴は鬼神か！？」

ちなみにその時の朱里は……。

朱里「はわわっ！？　本当に東南の風が吹いちゃいました！」

かなり驚いていた。

合肥新城包囲戦　呉編（真・三国無双２）

魏との最後の戦いに向けて訓練をする甘寧（思春）と呂蒙（亞莎）。

そこに陸遜（穏）が作戦が書いてあるとされる紙を持ってやって来る。

思春「穏。作戦は決まったのか？」

穏「………やめましょう。ここまでくれば小細工なんて要りません。呉の力を信じるだけです」

穏はそう言うと紙を上空にあげ、どこからか三節昆を取り出す。

穏「勝つにしろ負けるにしろ、これで最後です！」

穏はそう言うと三節昆で打ち上げた紙を突き破る。

そして破れた紙を亞莎が拾い上げる。

亞莎「あの〜穏様。この紙、何も書いてないのですが……」

穏「…………」

ただ単に思いついていなかっただけのようだ。

長坂の戦い　劉備軍編（真・三国無双２）

曹操軍から逃れるために荊州から逃亡を図る桃香。

その桃香を慕う民達が桃香達の後を付いていくが……。

桃香「この坂を越えたら、天下が見えるのかな？」

桃香はそう言うと後ろに付いてくる民達を見る。

桃香「私が皆に何が出来るのかな……」

民達は長い道のりを歩き続けていたため疲れ切っていた。そんな時…。

兵士「曹操軍接近！　あと少しで追いつかれます！」

その言葉で民達が動揺する。そこに鈴々が民達の前に出る。

鈴々「曹操軍は鈴々が倒すのだ！　道を開けるのだ！」

鈴々がそう言うと民達が道を開け、鈴々が曹操軍を食い止めに向かう。

長坂の戦い　曹操軍編（真・三国無双２）

逃げる桃香を追う曹操軍の将、夏侯惇（春蘭）、許緒（季衣）、張遼（霞）。

その先には桃香をしたい、その後を追う民達の姿があった。

霞「あれか？　劉備に従う民の行列ってのは？」

季衣「すごいですね。まるで川のように見えますよ〜」

春蘭「だから今のうちに劉備を叩いておくのだ！」

曹操軍を見て、その迎撃に出てくる劉備軍の兵士達。

霞「助かるな〜。民を相手には戦えんからな」

春蘭「向こうは必死だ。気を引き締めてかかれ。全軍攻撃開始！」

春蘭がそう言うと曹操軍の先発部隊が突撃していく。

合肥の戦い　魏編（真・三国無双２）

合肥の城で呉を迎え撃つための対策を練る、楽進（凪）と霞。

凪「呉の軍勢はまじかに迫っていますが、どうなさいますか？　霞様」

霞「まあ待ちな」

霞はそう言うと書簡を取り出す。

霞「とりあえず華琳からの指示によると……」

霞が華琳からの指令書に目を通す。

霞「相手の出鼻を挫いて、しかるべき時まで援軍を待てとあるな」

その頃華琳は、軍勢を連れて合肥に向かっていた。

霞「まあそういうこっちゃから計略の準備やな」

李典（真桜）「それならウチに任せてな。姐さん」

作者「とりあえずこんなものだな」

一刀「思ったより少ないな」

作者「本当はもう少し書きたかったが、色々あってなとりあえずはここまでだ。気が向いたらまたやろうと思っている」

一刀「恋姫のキャラで三国無双をやるとこうなるのか」

作者「そういうことだな」

一刀「ところで前に予告であった『北斗の拳』のクロスはどうした？」

作者「第3話の冒頭までは書いた。まあ第1話と第2話は既に書き終えているがかなり短いから正直な話、短編物語と見るべきだな」

一刀「そうなのか」

作者「まあ内容的に『北斗の拳のキャラを恋姫のキャラに変えてみた』ってのになってるな。

一応、誰がこのキャラの役で出てくるとかは既に頭の中で完全に出ている。そしてたまにだがサプライズキャラも出そうとか考えてる」

一刀「サプライズキャラ？」

作者「まあそれは『北斗の拳』のクロスが投稿されてからのお楽しみだな。

そして最後に俺が最近作っているＲＰＧツクールのプレイヤーキャラを紹介しよう！」

一刀「キャラクターとか言われても原作ネタが分からないと困るだろ」

作者「安心しろ。一応原作も名前は紹介する。それではどうぞ！」