即興コント〜19:月曜日
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お題:月曜日

 

 

三郎「ああ、月曜日が来てしまう、鬱だ氏のう」

 

勘一「何言ってるんですか、ニートの福地さんには関係ないじゃないですか〜」

 

三郎「てへ、そうでした……ってちゃうわ! 俺ぁ学生って設定だっつーの」

 

イチロー「呼んだ?」

 

三郎「誰ですか?」

 

イチロー「ニートですが何か? そしてお前の近い将来の姿でもある」

 

勘一「うーむ、確かに言われてみればどことなく雰囲気が似ているような」

 

三郎「その前にだな、まだ発売もされてない作品同士でのクロスオーバーはやめないか」

 

イチロー「一理ある」

 

ナイン「教官殿、こんなところにおられましたか、帰りますよ」

 

イチロー「へいへい」

 

 

三郎「なんだったんだ? 今のは」

 

勘一「筆者以外置いてきぼりの展開キタコレ」

 

三郎「だいたい、ちゃんとした設定もなんも無しの脳内イメージだけで書き始めるからこんなことになるんだよ」

 

勘一「設定作っても書いてるうちに変わるもんでしょ」

 

三郎「だからお前は無計画だと言われるんだよ」

 

勘一「誰に言ってんの?」

 

三郎「いや、今キーボード叩いてる人に」

 

勘一「そもそもさぁ、曜日の概念は明治になってから輸入されたんだぜ」

 

三郎「へぇ、じゃあ毎週頭に憂鬱になる心配も無かったな」

 

勘一「とは言え盆と正月以外は休み無しなんだけど、どっちがいい?」

 

三郎「うーむ、それも考えものだな、大きいのが年2回来るか、細かいのが年50回回来るか」

 

勘一「しかし今と昔じゃ勤務形態が違うし、なんとも言えないよな」

 

三郎「確かに人口比で最も多かった農林水産業なんか天気によっては休みにするしか無いし、朝のラッシュは無いし……そもそも遠くまで通うということ自体無いわけだからな」

 

勘一「でさぁ、そろそろオチを考えないとイケナイと思うんだ俺」

 

三郎「月曜日でオチかぁ、てゆーか話変わるけど月曜日って野球休みだからつまんねーんだよな」

 

勘一「それには同意する」

 

三郎「マンデーパ・リーグなんでやめちゃったんだろうねぇ」

 

勘一「そりゃ、スポーツ新聞野球担当記者だって休み欲しいだろ」

 

三郎「なるほど、そういう周辺産業の都合もあるかも知れんなぁ」

 

勘一「広い目で見れば職種によっては月曜日が待ち遠しいぜって人もいるんだ、月曜日が憂鬱なのが当たり前、なんて偏狭な考えさ」

 

三郎「なんですかその聖人のような悟った意見は……しかしオチが思いつかねぇ!」

 

勘一「月曜日を悪し様に言い過ぎて、ツキに見放されましたな」

説明
久久の30分でオチを考える企画
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