星の準則入門ガイド〈あとがき及び読みやすい順番の紹介〉

　とりあえず、現在までに公開したリーナお嬢様作品の、書いていたときの

始めに掲載したのがHP(ホームページ)用のショートストーリーだったため、

TINAMIに公開するタイミングがまちまちになり、時間軸がバラバラになって

判りづらい問題が出てきたため、お勧めの読みやすい時系列の順番に

(未公開)と書かれたお話はいずれ、なんらかの形で発表する予定です。

各務しゅらんHPのトップ絵として登場したリーナお嬢様だったが、

紹介･採点コーナーが頓挫してしまい、急遽菊丸さんや、めいかさんに

そこそこ受けの良かった看板娘さんに名前をつけて、何かをやらせる

(とは言うものの、当時、看板娘というヤツにまだ抵抗があり、

　しかし、初のペンタブ練習で落書きとして描いたキャラに、名前なんて

すぐには思いつかず、苦し紛れに、当時描いていた市の漫画のキャラクターが、

アンジェリーナ･ジョリーの髪型に似ていたことから、まあ、

アンジェリーナでいいやと適当に名前をつけたことが事の発端。

　次に連載物として、なにをこの看板娘にさせるかという問題があり、

とりあえず探し屋とテレビ番組の司会という、2つのテーマを

与えておけば、アドリブでなんとかなるだろうと軽い思惑でスタートしたのが

星の準則というお話の始まりだった。今思えばこの2つのテーマが

　このリーナお仕事中!!は、公開当時は挿絵を見れば判るだろうと、

恐ろしく短い話で済ませたが、文章だけ見ると、登場人物の姿や様子が

　それをうすうす知りつつも、放置を続け、最近やっと補完した(笑)

ちなみに、このイラストはアルミホイルをスキャンした画像を多用してます。

　前回の話で、探し屋という前振りをしたので、ストーリーを

広げるため、まず各キャラクターをもう少し掘り下げ、読者の人に

探し屋という職業とリーナの家族関係を紹介していくことにする。

　この話は最初の各務しゅらんHP公開時、あまりにも実在する団体や名前と関係が

ありすぎる、ディープで知る人ぞ知る超マイナーネタのオンパレードすぎたため、

現在は自粛してかなり毒を抜いたバージョンを掲載している。

　この回ではリーナの探し屋の仕事と、エリア88のマッコイじいさんも舌を巻く、

　この話はタイトル通りリーナのお母様プティさんのお話。

　終盤で次回の事件をにおわせながらも、話の続きは語られず、

　陳さんの溺愛している14歳の孫娘陳･月水(ちん･げっすい)が、

この話に限り、珍しくリーナお嬢様視点で話が語られます。

2010年4月現在、執筆中の最新作でお嬢様本人が語る日常生活は

　このイラストのメガネの子が陳･月水ですが、謎のハルローの娘さんは

現代から約20年後の姿なので、本当は陳･月水と同じ場面に二人が

4.星の準則(過去)

　リーナさんの休日『第三話再会っ!! 母よ』から、

およそ1年後に発表したお話で、いつか冒険活劇の作品を

作ったら出してみたかった十数年暖めていた構想というか、

妄想が炸裂した全三回にわたる長編です(笑)

　最初のパンダは白かった、どろんこ遊びをやり過ぎて……ではなく、

最初のリーナは青かったとか、ここまでの伏線として

出ていた謎の答えが、ほぼ全て語られています。

第一話最高のシ者(過去) 　　

　これは友人のふくやんと、大須巡りをしたときの一日をヒントに、

できたお話ですね。

喫茶店のモーニングのあとに、とんでもない大事件が

待ちかまえていたとは、リーナたちも星野も知るよしも

なかった……(笑)

第二話　I just want to talk (私は話し合いたい)(過去)

　気楽な海外探し物旅行と思いきや……、

ヒエロニムスマシンやマリーセレスト号など、おいしいネタを

ゴミのようにあっさり捨てて(笑)急転直下で転がっていくお話。

このお話のTINAMI公開時、ちょうどルパンVSコナンがやっていて、

笑ったのがコンコルドやダウジングとかのネタが登場していたことでした。

同じようなジャンルの話を考えていると思いつくネタもかぶるんだなーと

感心しました。

　こういうことは漫画界でもよくあることで、昔、星野の担当副編集長の

Yさんは掛け持ちで、もう一人漫画家さんを担当してまして、その漫画家さんが

思いついた人物設定と星野が考えた人物設定がたまたま一致してしまい、

仕事の進行状況から、星野の方に変更の余地があったため変更依頼された

ことがあり、こういうことはよくあるんだよと笑っていたのをなつかしく

思い出しました。

第三話星の準則(過去)

　リーナお嬢様のお話のメインテーマにあたる、

最重要な回です。

少しハードで難解なところがあるお話で、おそろしく制作が難航しました。

頭の中には場面は浮かぶものの、やはり文章に上手く置き換えるのは至難の業で、

アスタさんと出会ってから最後のオチへ持っていくまでの展開は異常に

苦しみました。初めてスランプと言うヤツを経験して、

ノートに話を書きつづるために、イオンのお食事広場に、

ぶっ通し8時間通い詰めるというのを3回ほど続けて

ようやく形にしたシロモノです。

　お話作りにエネルギーを持っていかれてヘロヘロで

挿絵イラストの方は40パーセントくらいの出来にしか

仕上がりませんでした。

　さりげなく星の準則第二部につながる、強敵の影が

見えてきます。

5.はるみん強襲!!〈前編〉(現代)

　番外編というべきお話で、ハルローの義理の妹はるみんから

ハルローくんを巡って、挑戦状を叩きつけられたリーナお嬢様の

ドタバタコメディを描くお話です。

　星野のホームグラウンド(笑)のラブコメで、書くのが愉しく、

楽に早くできました。TINAMIではあまりうけてないようですが、

他ではわりと読者うけも良いお話です。

ここより、星の準則　第二部に掲載予定

6.はるみん強襲!!〈後編〉(現代)

『はるみん強襲の続き』

リーナVSはるみんのドタバタは大須を発端に

ついに、地方都市までまき込んでエスカレート……!!(の予定(笑))

7.リーナさん暗殺計画!! (約20年後の未来。ただし語られているのは現代)

(未公開)

　15年前の1月1日、雪の降る深夜、

大須で起きた人類最大の危機の様子を

ハルローの娘さんが書きつづった日誌を元に

描いたお話。

8.星の準則　第二部 (約20年後の未来)(未公開)

第一話　マルスシャドウ

　『ハルローの娘に出会い、後に友人となる陽気な女の子が見た、

ハルローの娘と『あいつ』の分身による壮絶な戦いを描きます。

　TINAMIに掲載してきたイラストの中では、

リーナお嬢様シリーズ、続編のヒロインのラフ(ハルロー君の娘さん)

で赤い服を着た娘さんが、星野的には表情など(前方を見据えるまなざしとか)

一番上手く描けてるなと思ってます。

服装などぼかして適当に描いているあるのは、わざとで、

読者が、この話を読んだとき、ああ今度はそうきたかと

お楽しみ(笑)としてとってあります。

　ところで、この謎に包まれたハルローくんの娘さん、

リーナお嬢様か、はるみんがハルローくんとくっついて

できた娘だろうと、みなさんお思いでしょうが(星野も(笑))

大方の予想を右斜め上に超えた、この娘の語る母親は、漫画界や

アニメ界でも前例があまりない、聞けば納得はいくものの、

なんとも複雑怪奇なお母さんで……。

　あまりに不憫な奥さんを想いやって、ハルローくんが

この子に付けた名前はちょっと変わった名前で……

本邦初公開、『港(みなと)』といいます。

9. (おまけ)プライトニング家の犬(過去．未公開)

　若い頃のハルローと、リーナの親父さん、プティさんの出会いのお話です。

説明
現在までに公開したリーナお嬢様作品の、書いていたときの思い出というか、あとがきです。公開の関係上、時系列に判りづらいところがあるので、読みやすい順番も紹介する星の準則の入門ガイドです。
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