東方 真名 幻想入り
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???

 

 

真名「ここは?

  さっきまでいた場所とは、随分違いますね。

  白虎も傍にいないようです。

  仮説としては1、死んだ。

  2、攫われた。

  3、別世界。

  1はありえませんね。

  現に生きている。

  ということは2もしくは3ですか。

  まずこの森を出なければなりませんね。

  皆が無事である事を願いますか。

とりあえずあの館に行ってみますか。」

 

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少年移動中

 

館 門前

 

?「Zzz」

真名「門番が寝てて大丈夫なんでしょうか?

  さて、門番が起きるのを待つべきか

  それとも入ってしまうべきか?

  とるべきは前者ですねは入って不審者扱いで殺されるのは勘弁ですから。」

  さぁ、とるべき行動は決まりました。

  起こしますか。

  門番さん起きてください。」

?「んぅ〜〜そんなに食べれませんよぉ〜。」

真名「お・起・て・下・さ・い!」

?「へっ?うわぁ!だ、誰ですか!」

真名「少し、道に迷ってしまってこの館が傍にあったから道を聞こうと思いまして。」

?「はぁ〜、それは大変ですね。あっ私、紅 美鈴といいます。」

真名「僕は出雲 真名といいます。」

美鈴「じゃあ、真名さんはここで少しお待ちください。」

真名「ええ、わかりました。」

真名「持っているものはカバンに月光、空の弁当箱、チェス盤、財布だけですか。

  少し心配になってきましたね。

  白虎も無事だといいのですか。

  そういえばさっきから視界に入った物の数値が頭の中に流れ込んできて少し頭痛がしますが

  右目を閉じれば収まるところ、なんかしらの能力でしょうか?

  それに髪の色もちがいますし。

  となると目の色もちがうのでしょうか?

  困りましたね、白虎と会ったときこれではわかりません。」

美鈴「真名さんお待たせしました。」

真名「いえいえ、僕も多少整理したいこともありましたから。」

美鈴「あっ、一応持ち物を見さしてもらってよろしいですか?

  一応見ておかないと、お嬢様に害が及ばないようにしなければなりません。」

真名「ええ、構いませんよ。

  まぁ危険物といえばこれぐらいですが。」

美鈴「では、こちらだけ預かります。」

 

少年門番移動中

 

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館内

真名「見た目より遥かに大きいですね。

  (それに外と少しだけ時間がずれているな)」

美鈴「お嬢様、よろしいでしょうか。」

?「いいわよ。」

美鈴「失礼いたします。」

?「美鈴後ろの奴は誰?」

美鈴「あっ彼は。」

真名「美鈴さんここからは自分でやりますから。

  初めまして、僕の名前は出雲 真名といいます。」

?「では、真名よ。

 なぜこの紅魔館に来た?」

真名「いえ、気がついたらここの傍の森にいたもので困っていたのですが

  歩いているとこの紅魔館があったものですから」

?「待て、気がついたらと言ったな?」

真名「ええ。」

?「ということは貴様、外来人だな。」

真名「外来人ですか?」

レミリア「ふむ、なにも知らなさそうだな。

 このレミリア・スカーレットが教えてやろう。

 ここは幻想郷忘れられた者たちが集まる場所。

 外来人とは、外の世界の者達を指すことだ。」

真名「ふむふむ。」

レミリア「ここには、ありとあらゆる種族が存在する。

  人間、妖怪、吸血鬼、鬼、神。」

真名「なるほど。

  そういうあなたも人間ではありませんね。」

レミリア「ほう、なぜそう思う?」

真名「背中にある羽、吸血鬼に存在する歯、何より人間と数値が違う。

  これらから判断するとあなたは、吸血鬼ですね。」

レミリア「良く気付いたな真名。

  確かに私は吸血鬼だ。

  逃げるか?人間?」

真名「身体能力に差がありますから、逃げるのは下策でしょう。」

レミリア「よくわかってるじゃない。」

真名「それにさっきから、こちらを覗いてる人がいますし。」

レミリア「あら、気付いていたの?」

真名「ええ、これでも他の人より気配には敏感ですから。」

レミリア「咲夜出てきていいわよ。」

咲夜「はい、お嬢様。」

レミリア「それにしても、あなた能力を持ってるわね。」

真名「ええ、多分持っているでしょう。」

レミリア「それを確認しなきゃね。」

真名「わかりました。」

 

少年少女移動中

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ヴワル地下魔法図書館

 

レミリア「パチェ、どこにいるの。」

?「どうしたの、レミィ?」

レミリア「そこにいたのパチェ。

  彼は出雲 真名、彼の能力を調べてほしいの。

  真名、彼女はパチュリー・ノーレッジ。」

パチュリー「いいわよ。

  こっちに来てここに立ってて。」

真名「わかりました。」

 

少女確認中

 

パチュリー「レミィ、彼の能力わかったわよ。」

レミリア「早速、聞きましょう。」

パチュリー「彼の能力は全部で七つ。

  今わかるのは右目の能力だけ。

  で右目の能力は【あらゆるものを数値化する程度の能力】」

レミリア「【あらゆるものを数値化する程度の能力】?」

パチュリー「そっ、この能力にかかればいろんな情報が数値になって

  脳に直接入ってくる。

  現に真名は、いろんな数値が頭に流れ込んできてるはずよ。」

真名「ということは、さっきからする頭痛は情報に耐え切れていないわけですか。」

パチュリー「あら、以外に理解が速いわね。

  小悪魔、たしか魔眼殺しのモノクルなかったかしら?」

小悪魔「ちょっと確かめてきますね。」

真名「本見させてもらっても構いませんか?」

パチュリー「いいわよ。」

 

五分後

 

小悪魔「パチュリー様ありましたよ。」

パチュリー「ありがと、彼にそれ渡しといて。」

小悪魔「わかりました。

  真名さん、ありましたよ。

  真名さん?。」

真名「んっ、ああ、すいません。

  どうも昔からの悪い癖で集中すると周りが見えなくなるので。」

小悪魔「なるほど。

  ああ、これを右目の方にかけてみて下さい。」

真名「あれ?さっきまで情報が来ていたのにピタリと来なくなりましたね。」

パチュリー「そのモノクルは魔眼殺しの術式をかけてあるのよ。」

真名「なるほど、それで数値化できないようにしてあるんですね。」

パチュリー「そういうこと。」

真名「後、パチュリーさん魔法使えるんですよね?

パチュリー「ええ、使えるわよ。」

真名「僕に教えてくれませんか?」

パチュリー「いいわよ。

  ただし、その間は私のことを師匠と呼ぶこと。

  いい?」

真名「わかりました。

  よろしくお願いします。師匠♪」

 

二時間後

 

真名「むっ、もうこんな時間ですか。」

パチュリー「あら、本当ね。」

真名「困りましたね。

  泊まるとこがない上に昼御飯どうしましょうか?」

パチュリー「あなた、そんな高位の魔道書読んでるけれど、解るの?」

真名「ええ、自分でも読めないとは思いながら、見てたんですが。」

パチュリー「あなた、少し左目見せてくれる?」

真名「構いませんが?」

パチュリー「やっぱり。」

真名「なにがです?」

パチュリー「左目にも能力があるわ。」

真名「なるほど。」

パチュリー「気付いてるだろうけど、左目の能力は【あらゆるものを分析・解析する程度の能力】よ。」

真名「分析・・・数値化の次は分析ですか。」

パチュリー「これほど、研究や開発するのに便利な組み合わせは滅多にないわね。」

真名「この魔道書が読めたのは、魔術文字を解析して読んでいたということですか。」

パチュリー「そういうこと。」

真名「それにしても、お腹空きましたね。」

パチュリー「そういうだろうと思って、咲夜!彼の分のご飯持ってきてあげて。」

咲夜「こちらに。」

真名「いいんですか?」

咲夜「はい。

  お嬢様が良いと仰られましたから。

  後、今晩は紅魔館に泊まっていって下さい。」

真名「そこまでしますか。」

咲夜「はい。

  後お食事のあと、もう一度お呼びいたしますので。」

真名「ええ、わかりました。」

これは僕の悪い癖だけど、気になるとわかりきるまで調べたくなる

 

食事終了

 

咲夜「真名さん、よろしいですか?」

真名「ええ、まだ多少気になりますが。」

 

移動中

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咲夜「こちらになります。」

真名「失礼します。」

レミリア「やっと来たわね。」

真名「申し訳ない。」

レミリア「まぁいいわ。

  ここに呼んだのは他でもないあなたにしてもらいたいことがあるのよ。」

真名「僕にですか?」

レミリア「そう、言ってしまうとあなたに執事をしてもらいたいの。」

真名「執事ですか?」

レミリア「そう。」

真名「なぜ僕に?」

レミリア「あなたが有能だから。」

真名「わかりました。

  引き受けましょう。

  ただし。」

レミリア「衣食住の提供でしょう?」

真名「わかっていましたか。」

レミリア「あなたの運命を見たからね。」

真名「では、あなたの能力は【運命を操る程度の能力】ですか。」

レミリア「あら、よくわかったわね。」

真名「能力が一つ開放されましたからね。」

レミリア「へぇ、どんな能力なの?」

パチュリー「レミィ、やめといた方がいいわよ。」

レミリア「あら、パチェどうして?」

パチュリー「いろいろと失うわよ?」

真名「ひどい言われようですね。」

パチュリー「あら実際そうじゃない。」

真名「そこは認めておきましょう。」

レミリア「パチェ、私にそんな脅しが通用するとでも?」

パチュリー「真名遠慮なしに全力で『全て』解析しなさい。」

真名「いいんですか?」

パチュリー「いいわよ。」

真名「では師から許可が下りたので全力で解析しますか。」

レミリア「えっ?何?全力って?えっ?しかも解析って?」

意外に焦るんですね、あのカリスマはどこに行ったのやら

なんというかカリスマ☆ブレイク♪・・・みたいな、おもしろいですね人前でやりたいと思いました

おっと解析終了です。

真名「やはり、吸血鬼というだけあって長生きですね。」

レミリア「へっ?あっ!な、なぜそれを!」

真名「言ったでしょう?

  『解析』だと」

レミリア「なるほどそれがもう一つの能力だということか。」

真名「まだ四つも能力が残ってますが。」

レミリア「そうだったわね。

  ところであなたさっき何も見てないわよね?」

真名「ええ、何も見てませんが?」

レミリア「な、ならいいわ///」

すいません、おもしろいから見てました(笑)

レミリア「咲夜、真名に執事服を渡してあげて。」

咲夜「わかりました。

  真名さんこちらに。」

真名「わかりました。」

 

少年着替え中

 

真名「意外にサイズ合いましたね。」

咲夜「そうね、むしろそんなサイズあったかしら?」

真名「いろいろと疑問がありますが行きましょう。」

 

少年少女移動中

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真名・咲夜「ただいま戻りました。」

レミリア「あら、早かったわね。」

真名「ええ、着替えるのに時間がかかると思ってたんですが。」

咲夜「意外にもサイズが合うものがすぐに見つかりまして。」

レミリア「へぇ、そんなサイズ合ったかしら?」

真名「まぁいいでしょう。」

レミリア「そういえば、あなた実力はあるのかしら?」

真名「さぁ?ここの基準がわからないのでどうとも言えませんね。」

レミリア「そういえば、こちらでの戦い方は弾幕ごっこよ。」

真名「弾幕ごっこですか?」

レミリア「そう、こんな感じの弾を撃ち合い落ちた方の負け。」

真名「弾幕というからには、相当な数撃ち合うのでしょう?」

レミリア「こんな感じにね!」

真名「危ないですね。」

レミリア「あら避けたの?」

真名「正確にいうと飛んでくる位置が視えたので。」

レミリア「ということは三つ目の能力は【先見する程度の能力】ね。」

真名「多分そうでしょう。」

レミリア「後4つね。」

真名「なぜこんなにも能力が多いんでしょうか?」

レミリア「運命でみれば必要だからね。」

真名「まぁいつかわかるでしょう。

  ああ、そうだ今から弾幕の練習と魔法の勉強があるので、しばらくいませんがいいですよね?」

レミリア「構わないわよ。」

真名「ありがとうございます、レミリアお嬢様?」

レミリア「なっ///」

真名「クスクス。」

 

少年移動中

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ヴワル地下魔法図書館

 

真名「パチュリー来ましたよ。」

パチュリー「あら、やっと来たの?」

真名「そう言わないで下さい。

  明日からここで働きますからよろしくお願いします。」

パチュリー「そっ、ならいいわ。

  あなたの適正を調べるから少し血液もらうわよ。」

真名「ええ、どうぞ。」

パチュリー「少し時間がかかるから本でも読んで時間をつぶしましょう。」

真名「それより弾幕を教えてもらえませんか?」

パチュリー「いいわよ。

  小悪魔、検査結果でたら呼んでね。」

小悪魔「わかりました、パチュリー様。」

 

少年少女移動中

 

パチュリー「弾幕は要はイメージが大事なの。」

真名「イメージですか?」

パチュリー「そうイメージ。

  簡単にいえば手からなにか出すイメージ。」

真名「ふむ・・・はっ!」

 

ヒュ・・・トン

 

真名「結構簡単に出ましたね。」

パチュリー「そうね。」

真名「イメージどうりり出ましたね。」

パチュリー「なにをイメージしたの?」

真名「針を出す感じですね。」

パチュリー「なるほどね。

  これを渡しておくわ。」

真名「これは?」

パチュリー「スペルカード。」

真名「スペルカードですか。」

パチュリー「簡単に言えば技みたいなもの。」

真名「なるほど。」

小悪魔「パチュリー様、結果出ましたよ。」

パチュリー「結果も出たみたいだし戻りましょ。」

真名「ええ。」

 

少年少女移動中

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パチュリー「あなた珍しい属性持ってるわね。」

真名「おや、そうなんですか?」

パチュリー「あなたの適正は判定Aなんだけど、持ってる属性がとても珍しいものなの。」

真名「その属性は?」

パチュリー「火・風・地・氷・雷・闇そして【原初】よ。」

真名「【原初】ですか?」

パチュリー「そう原初これは過去に一人いただけのものなの。」

真名「それほどですか。」

パチュリー「ある意味本当はありえないけど。」

真名「そういえばこのスペルカード白紙ですけどどうするんですか?」

パチュリー「簡単これもイメージ。」

真名「なるほど。」

カッ!

真名「できました。

  炎符【フィードバック】ですか。」

パチュリー「炎系のスペルね。」

真名「どんな物なんでしょうか?」

パチュリー「外で試してみたら?」

真名「後にしておきましょう。

  師匠魔法の理論を教えてください。」

パチュリー「そうね。」

 

少女説明中

 

パチュリー「ということわかった?」

真名「ええ、わかりやすかったですね。

  弾幕ごっこに近接武器は使えるのですか?」

パチュリー「ええ問題ないはずよ。」

真名「なるほど、ならこれも問題なく使えますね。」

パチュリー「なにそれ?」

真名「日本刀ですよ銘は「月光」真名は・・・おっと言ってしまうところでした。」

パチュリー「ふーんまぁいいわ。」

ボソッ

真名「聞かれるわけにはいきませんからね。」

パチュリー「何かいった?」

真名「いえいえ。」

パチュリー「そう。」

真名「僕は外で弾幕の練習してきます。」

パチュリー「わかったわ。」

 

少年移動中

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真名「まず、月光を使って四季をやりますか。

  まず春の型から【弥生】【卯月】【皐月】

  問題なし次、夏の型【水無月】【文月】【葉月】

  これも問題なし次、秋の型【長月】【神無月】【霜月】

  最後に冬の型【師走】【睦月】【如月】

  型の方は問題なし、各奥義の方は・・・やりますか。

  春の型奥義【春閃華断】

  次、夏の型奥義【夏下荒穿】

  問題なし、秋の型奥義【秋月夜斬】

  最後、冬の型奥義【冬上月下】

  四季流奥義は・・・やっときますか。

  四季流奥義【春夏秋冬】

  全て問題なし。

  こちらに来てから、体が動かしやすいですね。」

美鈴「お見事ですね。」

真名「やはり美鈴さんでしたか。」

美鈴「おや?気付いてたんですか?」

真名「ええ。

  あなたが来る理由も大体は見当はつきます。

  大方お嬢様が実力を測って来いとでもいったのでしょう?」

美鈴「そこまでわかってるんですか?」

真名「ええ。」

美鈴「なら話が早いですね。

  早速始めましょうか?」

真名「できれば遠慮したいですが・・駄目でしょう。」

美鈴「駄目ですね。行きますよ。」

真名「ハァ、面倒なことになりました。」

 

弾幕ごっこ開始!

 

視点真名

流石になかなか当たってくれませんね。

体力的に見ても僕が不利なのは変わりません。

しかも剣技の四季は全てさっき見られたから必然的に却下。

通常弾幕はあまり効果なし。

こちらのスペルカードは一枚。

真名「くっ!」

美鈴「なかなかしぶといですね。」

真名「あまりうれしくないですね。」

考える暇を与えてくれませんね。

こんなときに能力があれば・・・んっ?

そういえば前はこんなに考えるのは速くなかった気が?

しかもこんな事を考えているのにまだ他の事を考えれる気が?

あまり分の悪い賭けはしたくないんですが・・・

物は試しです。

さぁ、始めますよ。

 

能力【多重思考】

能力【高速思考】

現状報告、被弾率10%以下並びに自体力の残量65%

敵戦力 紅 美鈴

敵は近距離戦が得意中距離での戦闘が有効

弾幕は不得手 格闘戦は得手

所持武器【月光】

情報整理と同時に思考を戦闘状態に移行

月光投棄弾幕での射撃戦に移行・・・決定

思考状態を戦闘状態に移行

勝利条件をスペルカードによる攻撃

ピタッ

 

視点美鈴

流石にここまで長引くと思いませんでした。

おや?急に動きが止まりましたね?

なにかの罠ですか?

まぁ単純な物には引っかかりませんが。

美鈴「どうしました?真名さん。

  来ないならこちらから!

  っ!いない!さっきまでそこにいたのに!」

ヒュ!

この音は弾幕!

美鈴「くっ!少しくらい!

  そこです!」

バッ!

美鈴「いない!」

真名「チェックメイトです。

  美鈴さん」

美鈴「いつの間に後ろに?」

真名「ちょうど美鈴さんが弾幕を放ったあたりです。」

美鈴「いいんですか?距離を詰めて?

  せっかく距離を離したのに?

真名「言ったでしょう?チェックメイトだと?

  後はスペルを宣言するだけです。」

美鈴「いつの間にスペルカードを?」

真名「パチュリー様にいただきました。

  炎符【フィードバック】

ドンッ!!

 

 

真名「勝ちました」

美鈴「負けちゃいました。

  ところで真名さん。

  急に動きが変わりましたがなにしたんですか?

真名「能力ですよ、能力。」

美鈴「能力ですか?。」

真名「多分四つ目と五つ目です。」

美鈴「二つ同時ですか?」

真名「ええ。

  とりあえず、移動しましょうか?

  能力のこともあるからパチュリー様のところへ行きましょうか?」

美鈴「そうですね。」

真名「後あのスペルカードは少し離れて使うべきですね。

  力を抑えたつもりですが随分な爆発でした・・・」

美鈴「あれ結構痛かったですよ・・・

  あれぐらいの威力だと下級の妖怪ぐらいは倒せるでしょう・・・

  全力でやると中級も倒せるでしょうね。」

 

少年門番移動中

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真名「パチュリー様どこですか?」

パチュリー「その声は真名ね。

  後その様付けやめなさい。

  普通に師匠でいいわよ。」

真名「そうですか?

  わかりました、師匠。

  後、能力を調べてもらえますか?」

パチュリー「いいわよ、弟子のためだもの。」

5分後

パチュリー「四つ目は【多重思考する程度の能力】よ。

  五つ目は【高速思考・演算をする程度の能力】ね。

  さらに六つ目は【あらゆるものを断つ程度の能力】

真名「なるほど、だからあんなに速く考えれた上に同時に考えれたわけですか。」

パチュリー「あら、ということは何でそんなに汚れてるのかな?と思ったんだけど弾幕ごっこでもしてたの?」

美鈴「そうなんです。」

パチュリー「ふーん美鈴勝ったのよね?」

美鈴「ギクッ!そ、そうなんです。」

パチュリー「負けたのね?」

美鈴「か、勝ちました。」

パチュリー「真名?」

真名「僕が勝ちました。

  とは言っても、手加減してくれましたからね。

  スペルカードも使いませんでしたし。」

パチュリー「ふーん、まぁいいわ。

  それよりも後一つ能力が残ってるわね。

  それに六つ目の能力は名前の通りでしょうね。」

真名「あらゆるものを断つ程度の能力はどんなものでも断てるのでしょうか?

  まぁ自然と身に付くでしょう。」

パチュリー「そうね。

  その能力は事象・現象・生物・鉱物関係なしに断てるでしょうね。

  多分能力も断てるわね。

  ほら、美鈴門番に戻らなくていいの?」

美鈴「え?あ、ああそうでした!」

真名「そういえば、執事になったのはいいんですが何をすればいいんでしょう?」

パチュリー「レミィに聞いてみれば?」

真名「それが確実ですね。

  では少し行ってきます。」

 

少年移動中

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真名「レミリア様少しよろしいですか?」

レミリア「あら、どうしたの?」

真名「仕事の事で一つ。」

レミリア「そうね。

  1、門番の手伝い

  2、咲夜の手伝い

  3、図書館の整理ぐらいね。」

真名「わかりました。」

 

少年移動中

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夕食

食堂

レミリア「揃ったわね。」

真名「そうですね。」

レミリア「では、新しくこの紅魔館の執事になった真名を歓迎しよう!」

真名「そういえば、レミリア様の能力はわかりましたが、他の人はどんなものなんですか?」

パチュリー「私は【火・水・木・金・土・日・月を操る程度の能力】よ。」

咲夜「私は【時を操る程度の能力】よ。」

美鈴「私は【気を使う程度の能力】です。」

レミリア「後一人いるんだけどこの場にいないからやめておきましょう。」

真名「?まぁいいですが・・・

  まぁ今を楽しみましょう。」

レミリア「そうね。」

 

夕食終了

レミリア「真名明日からよろしくね?」

真名「ええ、こちらこそよろしくお願いします。

  レミリアお嬢様。」

レミリア「咲夜、彼を部屋に案内してあげて。」

咲夜「わかりました、お嬢様。

  真名さんこちらです。」

真名「ありがとうございます。

  それと次からは呼び捨てで構いませんよ?

  同じ職場ですし。」

咲夜「あらそう、ならそうさしてもらうわ。

  此処があなたの部屋よ。」

真名「結構広いですね。」

咲夜「そう?これでも狭いほうだと思うけど?」

真名「そういえばお風呂ってあります?」

咲夜「あるわよ?」

真名「入っていいですか?

  髪の手入れサボると大変なことになるので・・・」

咲夜「まぁかなり長いわね。

  手伝いましょうか?」

真名「いえ大丈夫です。」

咲夜「そう、何かあったら言ってね?」

真名「ええ、わかりました。」

 

少年移動中

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風呂場

真名「やはり風呂場も大きいですね。

  まさか、これが夢だったなんてことはないでしょうし。

  白虎は今頃何してるんですかね?

  そろそろ上がりますか。」

 

少年移動中

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真名「何度見ても広いですね。

  明日から執事ですか。

  此処はいいとこですね。

  こんな自分を受け入れてくれる。

  白虎は無事でしょうか?

  それだけが今の気がかりですね。

  明日は早いのだからもう少ししたら寝ましょう。

  多少整理したいこともありますから。

  僕と白虎は別々になっている。

  僕には全部で七個の能力がある。

  今は六個使える。

  しばらく紅魔館で過ごす。

  といったところでしょう。

  もう寝ますか。」

 

少年熟睡Zzz

説明
第一話
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