東方 白虎幻想入り・第5話
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いきなりだがかなり疲れた、生徒はいい子達でいいのだが・・・

 

白虎(慧音・・・途中から何言ってるかわからんかった・・・)

 

慧音「で、どうだった?私の授業?」

 

ひどい、もう色々とひどい、とは流石に言えないので・・・

 

白虎「そうだな。もうちょっと簡単に出来たらいいかもしれんな」

 

慧音「と、言うと?」

 

白虎「授業としてはちょっと難しすぎるかな?、後は・・・」

 

 

その後、慧音に色々と授業のアドバイスをした

 

ついでに時間割も俺と慧音で考えた

 

 

後、色々説明すると俺は慧音に衣食住を提供してもらうかわりに、俺は先生の手伝いと食料調達(後家事の手伝い少々)を提供する。寺子屋が休みの日は俺は能力を使って、幻想卿の一部を走り回っている。

 

おかげで交友範囲は広くなった。ついでに俺を食おうとしたあいつとも和解した。

そこまで悪い奴ではないようだ。

後幽々子のところに行ってきた、相変わらずの様子だったが心配してくれたから地図のことは許そうと思う

さて、今日はちょっと湖辺りまで行ってみるか・・・

 

白虎「じゃあ慧音、行ってくる」

 

慧音「あぁ、いってらっしゃい」

 

 

ドン!

 

 

と音と同時に俺は慧音の家を後にした

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この能力の分かったことは、

 

・相手にもこの能力は使うことは出来る

・早くも出来るが遅くも出来る

・遅くは出来ても止めることは出来ない

・時間の速さまでは無理、がそれ以外は可能(たぶん)

・自分に能力使用するのはいいが、自分の身体の限界以上の速度は出だせない

 

つまり音速やほぼ止まっている様な速度まで色々な速度も出せるし、相手の速度まで操れる。が自分の身体の限界異常の速度は身体がもたない。速度をほぼ零スピードにすることは出来ても、止めることは出来ない

 

こんなところか、今のところは

 

白虎(ん?何だ、あの赤い洋館は?)

 

いや、赤いというよりも”紅い”と表現した方がいいか

 

白虎「幻想卿にこんな洋館あったのか・・・」

 

白虎(ウワ〜オ、見事に真っ赤だな・・・)

 

その洋館はどちらかといえば、不気味な雰囲気を漂わせていた

 

白虎「せめて門番には挨拶しとくか・・・」

 

俺はゆっくり減速して、洋館の門前に来た

 

ゆっくり減速しないと、慣性の法則で吹っ飛んでしまう、もう吹っ飛びたくない・・・

 

 

?「Z Z Zzzz・・・」

 

白虎「寝てる・・・」

 

門番は寝ていた

 

白虎(オイオイ、この洋館大丈夫か?)(汗)

 

?「むにゃ・・中国じゃないですぅ〜・・・」

 

白虎(なんの夢みてんだ・・・?)

 

白虎「オイ、起きろ」

 

ペチペチと頬叩く

 

?「う〜ん、後5分・・・」

 

ダメだこの門番、早く何とか・・・じゃなくて

 

白虎(ダメだ起きる気配がない、いっそ誰か呼ぶか?)

 

?「咲夜さ〜ん、許してくださ〜い・・・」

 

咲夜?上司みたいな人か

 

 

・・・・・・・よし

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白虎「オイ、咲夜さん来たぞ」(ボソッ

 

?「えぇ!?見回りの時間にはまだはやいのに!咲夜さん、私寝てないですよ?寝てたとしても仮

眠ですよ!」

 

いや、それ結局は寝てんじゃん・・・

 

白虎「起きたか?門番さん?」

 

?「え?あなたは・・・」

 

俺はいつもどうりの挨拶をした

 

美鈴「白虎さんですか、私は紅美鈴、美鈴でいいですよ」

 

なるほど、中国って言われるのもわかる気がする

 

白虎「よろしくな、美鈴」

 

美鈴「ところで白虎さん、今日は紅魔館にどういったご様子で?」

 

白虎「こうまかん?」

 

美鈴「この館の名前です、知らなかったんですか?」

 

白虎「スマンな、まだ幻想卿に来てから間もないんだ」

 

美鈴「そうなんですか、じゃあ真名さんと同じですね、真名さんもこの幻想卿に来てから間もない

んですよ」

 

 

・・・・・は?なんだって?

 

 

白虎「スマン、もう一度言ってくれ・・・」

 

美鈴「え?この幻想卿に来てから間もない・・・」

 

白虎「その前だ、今、誰の名前を言った?」

 

美鈴「真名さんですけど、ご存知なんですか?」

 

 

真名「どうしたんだい美鈴、お客さん?」

 

美鈴「あっ!真名さん、この人あなたのこと知ってるみたいですよ」

 

美鈴「ね!びゃ・・こ・・・さん?」

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髪の色と目の色は違うしかし間違いなく・・・

 

白虎「まぁぁぁあああああなあああああああああ!!!」

 

気がついたら俺は真名に殴りかかっていた

 

嬉しい気持ちと今までの不安とかが全部爆発した

 

その気持ちを表現した結果がこれだ

 

俺は能力の全力にして殴りかかった

 

拳に思いっきり力を込めた

 

 

が次の瞬間

 

俺の能力は掻き消された

 

と同時に真名の右ストレートが直撃した

 

 

ドザザザザザザザザ・・・・

 

 

俺は真名がいた先から5メートル、いやそれ以上は飛んだ気がする

 

 

美鈴「白虎さん!だ、大丈夫ですか!?」

 

真名「まったく、いきなり殴りかかってくるなんて。マナーも知らないのかい?」

 

白虎「真名!!」(ガバッ

 

美鈴「うわっ!?」

 

白虎「生きてたのか!?」

 

真名「当たり前だよ、そう簡単に死ねないね」

 

白虎「ずいぶんと変わったな、髪とか」

 

真名「お互い様だろ?」

 

まぁ、最初自分の姿見たときはかなり驚いたが・・・

 

白虎「とにかく、無事でよかった・・・」

 

真名「いきなり殴りかかっておいて、その台詞はないだろう・・・」

 

白虎「で、お前はここで世話になってるて訳か」

 

真名「スルーか、まぁ、そんな感じかな、君は?」

 

白虎「俺は、寺子屋で先生やってるよ」

 

真名「ぴったりじゃないか」

 

白虎「そうか?w」

 

美鈴「あの〜・・・」

 

白虎・真名「あ・・・」

 

完全に美鈴を忘れてた

 

美鈴「お二人は、どういったご関係で・・・?」

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美鈴に俺と真名の関係を話し、真名に俺の今までの経緯を話し、そして俺は真名の今までの経緯を

聞いた

 

後、お互いの能力についてもついでに話した

 

 

白虎「執事か、大変だなお前も」

 

真名「ほぼ強制的さ、まったく・・・」

 

しかし不老不死か・・・便利なのか不便なのか

 

白虎「じゃあ、俺はこれでおさらばとするか」

 

真名「何だもう行くのかい?もう少しゆっくりしていけばいいのに」

 

白虎「まぁ、色々行きたいとこあるしな。じゃあな」

 

 

ドン!

ドドド・・・

 

 

美鈴「速いですね〜」

 

真名「便利なのか不便なのか・・・」

 

 

とにかく俺は湖に行ってみることにした

 

 

白虎(今日は湖見たら帰るか・・・)

 

 

ザザァ・・・と足を止める

 

ここが湖か、意外と広いな・・・

 

白虎(ん?アレは・・・?)

 

湖の手前辺りで、座り込んでる女の子が一人

 

よく見たら、羽が見えた

 

白虎(なるほど、あれが妖精か)

 

サイドポニーで髪は緑色の妖精の女の子はそこにいた

 

?「ひっく・・ぐすっ・・・」

 

白虎(泣いてる?・・・)

 

何かあったんだろうか?行ってみよう

 

白虎「そこの妖精さん。どうしたんだ?」

 

?「ヒクッ・・・お兄さん誰?」

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白虎「俺は西牙白虎。君は?」

 

大妖精「私大妖精。皆は大妖精って呼ぶけど、何人かは大ちゃんて呼ぶよ・・・グスッ」

 

白虎「大ちゃんか、俺も白虎でいい。ところでどうして泣いていたんだ?」

 

大妖精「実は、チルノちゃんが・・・」

 

白虎「チルノ?友達かい?」

 

大妖精「うん、大切な友だち・・・」

 

白虎「で、そのチルノって子に何かあったのか?」

 

大妖精「そうだ!お兄さん!チルノちゃんを助けてあげて!」

 

とにかく、この子の友達が危ないって言うのはすぐ分かった

 

大妖精「私、森のオオガマガエルに襲われて・・・チルノちゃんが助けに来たのはいいだけど今度

はチルノちゃんが・・・」

 

大妖精「私、助けに行きたくても怖くて・・・でもチルノちゃんがやられるのはもっと嫌で・・・

グスッ、でも一人じゃどうしても怖くて・・・ヒクッ」

 

白虎「よし、つまりそのチルノって子を助けに行けばいいんだな」

 

大妖精「え・・・?」

 

白虎「じゃあ、行きますか。カエルから妖精の友達を助けに・・・」

 

大妖精「あ、あの!」

 

白虎「私も連れてって、だろ?」

 

大妖精「え?あ、はい!」

 

 

俺は大ちゃんをおぶった

 

 

白虎「しっかり掴まっててな!大ちゃん」

 

大妖精「は、はい!」

 

 

ドン!!

 

 

俺はいつもより強く地面をけった

 

チルノ「あたいもここで終わりか・・・」

 

ガマガエル「まったく手こずらせおって、じゃあ早速♪・・・」

 

チルノ「大ちゃん、ゴメン・・・!」

 

 

その時

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大妖精「チルノちゃーーーーーん!」

 

チルノ「っ!?、大ちゃん!?」

 

ガマガエル「おぉ?さっきの逃がした妖精じゃないか、まさか自分から戻ってくるとは・・・」

 

チルノ「大ちゃんどうして・・・」

 

大妖精「チルノちゃん!ふせてーーー!」

 

チルノ「!」

 

チルノは言われるがまま、しゃがんだ

 

白虎「こんの変態がえるがぁあああああああ!!!!」

 

 

俺は大ちゃんを乗せながら、高速助走つきドロップキックをカエルにぶちかました

 

 

ガマガエル「ひでぶぅっほおぁ!!!」

 

顔面にモロ食らったガマガエルは、3メートル先吹っ飛んだ

 

そして俺は静かに着地し、大ちゃんを降ろした

 

大妖精「チルノちゃん!」

 

チルノを抱きしめる大ちゃん

 

チルノ「大ちゃん・・・」

 

大ちゃん「ゴメンね、チルノちゃん・・グスっ・・ゴメンね・・・」

 

チルノ「信じてたよ大ちゃん。来てくれるって・・・」

 

・・・・イイハナシダナー(泣

 

ガマガエル「いたたた・・・なんじゃお前は、いきなりわしの美しい顔を蹴りおってまったく」

 

ちっ・・・この変態ガエルは・・・・・・

 

白虎「大ちゃんから話は聞いたぞ・・・」

 

白虎「お前、大ちゃんを誘拐しようとしたろ?」

 

ガマガエル「ギクッ!!!」

 

白虎「いくら俺が動物ずきとはいえ、流石にこれは許せんなぁ〜」

 

ガマガエル「待て!誤解じゃ!わしは只そこの妖精があまりにも可愛いから、わしの家に連れて行

こうと・・・」

 

白虎「で、同じようにほかの妖精達も連れて行ったと・・・」

 

ガマガエル「そうそう♪・・・って違〜う!これにはふか〜い訳が・・・」

 

白虎「問答無用!!!」

 

 

言葉で表すなら「君が!泣いても!殴るの!やめない!!」状態だった。

で、大ちゃんのストップが掛かるまで、俺は1時間近くガマガエルを殴っていた。

 

ガマガエル「わ・・・わひがわるはった、さらったほかのようへいたひも返ふ」(わ・・・わしがわるかった、さらったほかの妖精たちも返す)

 

変態ガエルの顔は原型が分からないくらいボコボコになっていた

 

白虎「後、もう妖精たちに一切手出ししないと誓え」

 

ガマガエル「はひ、誓いまふ」(はい、誓います)

 

白虎「じゃあ、ほかの妖精たちの場所に案内しろ」

 

ガマガエル「はひ・・・」(はい・・・)

 

大妖精「白虎さんって・・・・・す、すごいね。チルノちゃん・・・」

 

チルノ「一度、戦ってみたいわ・・・」

 

 

その後、変態ガエルをほかの妖精たちを閉じ込めてる場所まで案内させ、妖精たちの救出に成功した

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白虎「ふぅ〜、これで一件落着っと」

 

白虎(じゃあ、慧音んとこに帰るか)

 

と帰ろうとしたそのとき

 

大妖精「白虎さん!」

 

白虎「大ちゃん、どうかしたかい?」

 

大妖精「今日は、本当にありがとございました・・・」

 

白虎「いや、大したことじゃないさ。困った人いたら助けるのがあたり前だろ?」

 

大妖精「白虎さん・・・」

 

白虎「ほかの妖精たちやチルノと仲良くな」

 

大妖精「白虎さん、また・・また来てくださいね・・・」

 

白虎「あぁ、約束だ」

 

俺はそう言いながら、大ちゃんの頭をなでた

 

白虎「じゃあな」

 

ドン!

 

そう言って俺は湖を後にした

 

 

 

 

白虎(さ〜て、もうそろそろ、家に着く頃だな)

 

俺は慧音の家に向かっていた

 

家の付近につくと、慧音が家の前で立っている

 

そして・・・

 

慧音「ふん!!」

 

ゴッ!!

 

白虎「ぶっ!!!」

 

頭突きをされる

 

ベシャッ!

 

そのまま俺は顔面から地面に着地

 

ズザザザザザザザーーー!

 

そしてそのまま慣性の法則で顔面スライディング

 

かなり痛いんだな、これが・・・

 

真名「あっははははははははwww!」

 

その光景を見て爆笑してる真名、何時からそこにいた?お前・・・

 

慧音「お帰り、白虎♪」

 

最初はこれが怒ってやってるのかと思ったが

 

そうではなく気分でやってるそうだ

 

白虎「ただいま、慧音」

 

何とか、起き上がりながら返事をする俺

 

もう何回これ(慧音の頭突き)を体験したか、回数は忘れた

 

 

さて、明日は何処に行こうか・・・

説明
西虎です。この小説を読んでいただき真にありがとうございます。
投稿は一週間に一回、ですが次の投稿は5月6日の木曜になります。
次からは月曜または土曜に投稿する予定です。
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東方 幻想卿入り オリ主 東方真名/白虎幻想入り 

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