真・恋姫†無双〜ただ守るため〜二話
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俺たちが邑に着いて次の目的を考えていると

 

 

「賊だぁぁ!!賊が来たぞー!!!」

 

見張りをしていた兵士が賊を見つけたらしい

 

村人たちは逃げる準備を慌しくしているようだ

 

『ん?(なんだ?強い氣の持ち主が二人ここに来るな)』

 

「どうしたの?難しい顔してるけど」

 

『いや、少し気になる奴らが来るみたいなんでな少し待つけど良いか?』

 

「ボクはお兄ちゃんと一緒なんだから気にしないの」

 

やはり葵には笑顔が似合ってるよ

 

俺はこの子だけは守ってみせる……必ずだ

 

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目当ての人物が来るまでさほど時間はかからなかった

 

一人は黒髪のポニーテールの人物だった

 

多分あれは青龍偃月刀だな。ならあいつが関羽か

 

なら隣の小さいのが張飛か?

 

自分の倍はあろうか蛇矛らしき獲物を持っているのならそうなんだろうけどな

 

あとは天然そうなのが劉備か。大した徳の持ち主だな

 

あれほどならばいつか化けるだろうな

 

あの男は誰だ?光輝く服に身を包んでいるやつは。まあいい多分あいつも俺と同じいきなりこっちに来た奴なんだろうな

 

「ここに賊が来ている。お主たちはここを守りたいとは思わぬのか?」

 

「おらたちだってこの邑は昔から住んでいる土地なんだ!誰も離れたくはない!」

 

「ならなぜ戦おうとしない!?」

 

「太守は逃げちまったし、賊は少なくても五百はいるんだぞ!?無理に決まってらぁ」

 

「ここにいらっしゃるのは管路の占いで予言された天の御使い様であるぞ!」

 

「天の御使い?なんだそれは?」

 

「洛陽で持ちきりの噂だ。この御方は流星に乗りこの大陸を平和にするために遣わされた御方であるぞ」

 

まあ都のことはこっちにはわからないからな。ただ乗せるのが上手いな関羽

 

これなら戦うやつらはいるだろうよ

 

『葵、お前はどうする?こいつらと行動するか?』

 

「ボクみたいな人を減らせるようにしたい!だから戦う!」

 

『……わかった。だがお前はまだ弱い、だから俺に任せろ』

 

「うう〜はっきり言わなくてもいいじゃん」

 

葵は少し悲しそうに顔を伏せた

 

『落ち着いたら俺が鍛錬してやるから我慢してろ』

 

今度は花が咲いたような笑みがこぼれた

 

ころころと変化するなこいつは

 

そうだよな。いくら徐晃とはいえまだ子供だもんな

 

『よしあっちも説得が終わったみたいだし行ってみるか』

 

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???side

 

俺はここになんの目的で来たのかわからない

 

目が覚めたら三国志の英雄たちの名前を持つ女の子たちが現れ俺を天の御使いとして行動することになった

 

俺はただの平凡な学生なのにこの世界で生き残れるかわからない

 

だけど俺を慕ってくれる桃香たちのためにも俺は精一杯やるつもりだ

 

「みんな聞いてくれ!俺は天の御使いと呼ばれている。俺たちがここに来たからには賊たちの好きになんかさせない!だからみんなもこの邑を守るために立ち上がってくれないか?」

 

「「おおおおおぉ!!!」」

 

良かったなんとかなりそうだ

 

「ご主人様!これでここの人たちを守れるんだよね?」

 

「あぁこれだけの人と愛紗たちが居るんだ、負けるわけがないだろ?」

 

「はい!私の武でこの邑とご主人様たちを守ってみせます!」

 

「鈴々も頑張るのだ!」

 

「早速人の振り分けをしよう!」

 

「「うん(御意)(わかったのだ)」」

 

『ちょっといいか?』

 

side終

 

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『ちょっといいか?』

 

四人はびっくりしたようにこっちを振り向いた

 

「お主は誰だ!」

 

そりゃあ気配消して近づいたら誰だって警戒するわな

 

『俺は玖珂だ。それより賊の討伐だろ?なら俺も連れて行ってくれ』

 

「兄ちゃんは戦えるのか?」

 

『自分の身ぐらいは守れるさ』

 

「今は少しでも戦える人が欲しかったところだ。俺は北郷一刀、周りからは天の御使いなんて呼ばれている」

 

「私は劉備、字は玄徳だよ」

 

「我が名は関羽、字は雲長」

 

「鈴々は張飛、字は翼徳なのだ」

 

『葵も自己紹介だ』

 

「ボクは徐晃、字は公明だよ」

 

「徐晃だって!?」

 

「ふみゅ?」

 

『そうだ。お前の知っている徐晃と同じ人物だ』

 

「え?てことは玖珂も俺と同じ?」

 

『そうなるな』

 

「お兄さんもご主人様と同じ天の人なの?」

 

『多分な。もっとも俺は御使いなんぞ名乗らないけどな』

 

「うっ」

 

『とりあえず賊のことを考えるぞ』

 

「「えっ!」」

 

『まさか忘れてたなんて言わないよな?』

 

「「ははは…」」

 

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村人百五十対賊五百

 

俺の策はまず囮役の俺が三十を引きつれ賊を引き寄せあるポイントまで誘導する

 

そしてまず関羽が五十を近くの森に隠れて俺が決めたポイントを通過したら奇襲をする

 

成功したら張飛と五十の村人で止めを刺す

 

後は各々で賊を掃討する

 

『これが俺の考える策だ』

 

「それでは玖珂殿が一番危ないではないですか!」

 

『これの一番重要なのが囮部隊の成功なんだ。これが上手くいかないとこの邑は救えない』

 

「しかし!」

 

『関羽よ、あんたは俺より邑を救うことだけを考えろ。北郷たちは邑に残るんだそれなら失敗はできないんだよ』

 

「ぐっ!」

 

『もう時間は無い。北郷お前が号令をかけろ』

 

「わかった。……みんな聞いてくれ!俺たちはこれから賊たちからこの邑を守るために戦う。辛くなったら愛する人や守りたいものを思い出してほしい、自分たちが負けたらそれがなくなるんだ。そうさせないためにも俺たちも頑張る!だからみんな!生きてここに戻ってこよう!」

 

「「おおぉぉ!!」」

 

「よし出陣!」

 

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あとがき

 

 

どうも天戒です

 

なんとか第二話です

 

戦闘は苦手なんでこんな区切りになってしまいました

 

キャラの口調とかが曖昧なのでこんな喋りじゃないとかあったら教えてください

 

なんか色々空気みたいな人たちは自分の文才では無理みたいでした(汗

 

さてこれからどの陣営に行くのか悩みますが頑張って書いていきますのでよろしくお願いします

 

以上天戒からでした!

 

でわでわ

 

 

 

説明
なんとか第二話です
相変わらずの駄文ですが読んでもらえると嬉しいです
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