東方 真名 幻想入り(生存)
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咲夜「真名ついたわよ。」

真名「ありがとうございます。

  咲夜さん、少し席を外してもらえますか・・・」

咲夜「いいけど・・・なぜ?」

永琳「少し荒療治なのよ。」

咲夜「わかったわ。」

永琳「・・・やっぱり使うことになるのね・・・」

真名「構いませんよ・・・これで全て上手くいくのなら・・・

  八意早く【蓬莱】の薬を・・・」

永琳「後悔はないのね・・・」

真名「後悔するぐらいなら僕は死を選びますよ・・・」

永琳「わかったわ・・・

  これを抜くと同時に飲んでね。」

真名「わかりました。」

永琳「いくわよ。

  セッ!」

真名「ぐっ!んぐ!(グイ!ゴクン!

  がぁ、っ・・・はぁはぁはぁ・・・」

永琳「落ち着いた?」

真名「ええ・・・まだ少し熱を持ちますが・・・

  胴についた傷痕は消えないんですね・・・」

永琳「あくまで蓬莱の薬は服用後の傷を急速に治すだけなの。

  つまり服用前の傷は塞ぐだけなの。」

真名「なるほど。」

永琳「まだ少しつらいだろうから、もう寝なさい。」

真名「なにからなにまですいません。

  Zzz

永琳「ウドンゲになんて言おうかしら?」

療養一日目

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真名「スゥスゥ・・・」

鈴仙「あうぅぅ〜///

  これで二回目ですけど寝顔が可愛い///

永琳「ウドンゲまたなの?」

鈴仙「あうっ!///

 し、仕方ないじゃないですか///

  だって可愛いんですよ///」

真名「それを本人の前で言いますか?」

鈴仙「へっ?///あっ!」

真名「まぁいいですけど。

  で、向こうはどうなったんですか?」

永琳「心配しなくても大丈夫よ。

  紅魔館は無事よ。」

真名「ならよかった。

  僕はもう動いても大丈夫なんですか?」

永琳「問題ないはずよ。」

真名「なら少し出ても大丈夫ですね。」

永琳「何処に行くつもり?」

真名「白玉楼に。」

永琳「白玉楼?」

真名「ええ、以前寺子屋の慧音さんに聞いたんですよ。

  白虎がそこで拾われたと。

  ああ、そういえば今日でしたね。」

永琳「何が?」

真名「白虎が此処に来るのが。」

永琳「なるほどね。」

真名「もう少ししたら迎えにいきますか。

  永琳どう思う?

永琳「そいつと慧音の仲?」

真名「そっ。」

永琳「う〜んそうね。

  いってるところまでじゃない?」

真名「そうですね・・・

  僕としては一軒家で男女二人きりですから・・・ね?」

永琳「なるほどね。」

真名「朝食ってあります?」

鈴仙「ありますよ。」

少年食事中

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真名「そろそろ竹林の方に行きますか。」

永琳「ウドンゲ準備しときなさい。」

鈴仙「わかりました。」

 

迷いの竹林

真名「で?何してるの?」

ニヤニヤ

白虎「言ったら笑うから言わん!

  それより助けてくれ(泣

真名「言えば助けよう。」

 

少年説明中

 

真名「っぷww」

白虎「笑うな!」

真名「だってwwっぷ、飛べないからって跳ぶのはwww

  あげく失敗して両足を折るから笑うしかないでしょwww(笑

白虎「だから嫌だったんだ(呆

真名「まぁ面白かったからよしww

  永遠亭に行こう。

白虎「何処だそこ?」

真名「僕がいつもお世話になってる場所。

  飛ぶの面どくさいから転移。」

フッ・・・

真名「鈴仙〜、怪我人連れてきたよ〜。」

鈴仙「ま、待ってください〜。」

真名「じゃあ僕はこれで。

  永琳によろしくね〜。」

鈴仙「へ?ま、真名さん?!」

う〜んあの様子だとまたすぐに此処を訪れることにならんだろうな〜

半妖になる薬を作ってみますか。

面白いことになりそうだ(笑

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人里

真名「慧音さんいる?」

慧音「んっ?真名か?」

真名「白虎が怪我したんだ。」

慧音「な!なんだと!」

真名「今永遠亭にいるよ。」

慧音「本当だな?!」

真名「嘘ついて何か僕に得がある?」

慧音「白虎は永遠亭にいるんだな?!」

真名「そこにいるはずだよ。」

おお〜流石に白虎が関わると回りが見えなくなるか・・・

まぁ紅魔館の図書館に行って調べ物した後に薬を調合しなきゃ。

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紅魔館門前

美鈴「Zzz・・・」

真名「また寝てますね・・・

  まぁいいや。

  咲夜さんいますか?」

咲夜「いるわよ。

  侵入者かとおもったら真名じゃない。

  どうしたの?」

真名「ちょっと調べ物を・・・」

咲夜「なるほどね。

  というか・・・中国あなた、また寝てるの!」

美鈴「すいません!」

いつものやりとりですね・・・

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紅魔館ヴワル魔法図書館

真名「小悪魔さん?師匠?どこですか?」

小悪魔「真名・・・さん?」

真名「ええ、どうしたんです?いくら呼んでも返事がないから出かけてるのかと思いましたよ。

  ところで師匠は?」

小悪魔「パ・・パチュリー様ー!」

真名「どうしたんでしょうか?」

パチュリー「なによ小悪魔・・・」

真名「師匠?」

パチュリー「真・・・名?」

真名「はい、僕ですが?」

パチュリー「真名なの?」

真名「はい。」

パチュリー「無事だったの?」

真名「はい、危うく死にそうになりましたが生きてます。

  まぁ人間ではなくなりましたが。」

パチュリー「なんであの時私を庇ったの?」

真名「僕は昔から友人や親がいませんでしたから、知ってる人にはあまり僕の前からいなくなってほしくないんです。

  それにあの方法が一番よかったですから。」

パチュリー「じゃあもう一つ聞くけど・・・人間じゃなくなったって?」

真名「今の僕は蓬莱人です。」

パチュリー「なるほどね・・・

  まぁ無事でよかったわ///」

だきっ!

真名「師匠?」

パチュリー「少しだけこのままでいさせて///」

はぁ困りましたね・・・

こういうとき、どうすればいいかわかりません。

まぁ少しこのままでいるとしましょう。

パチュリー「ねぇ真名///

  今度から私のことを師匠じゃなくて名前で呼んでくれない?///」

真名「わかりました。

  ところで妖怪に関する本ってどこにあるんですか?」

パチュリー「そうね・・・たしか三番目の棚のはずよ。」

真名「ありがとうございます。パチュリーさん。」

パチュリー「///」

本当にこういうときってどうすればいいんでしょう?

こういう経験は向こうでありませんからね・・・

まぁそのうちわかるでしょう。

真名「ではちょっと調べることがあるので失礼します。」

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ふむ・・・この薬草とこの薬草にこの薬草を混ぜれば・・・・できた。

僕が作った薬は単純に妖怪化する薬を作った・・・

なぜこんな物を作ったかはまぁ、単純に白虎は毎回怪我をして帰るだろうからだ。

白虎は気にしないだろうけど彼の周りが・・・ね?

真名「けどここまで簡単に出来るものなんでしょうか?

  作るのも初めてでしたし・・・まぁ・・・大丈夫でしょう。

  今日の夜にでも飲ませますか。」

パチュリー「何を作ったの?」

真名「親友のために少し丈夫になる薬を♪」

パチュリー「丈夫ねぇ・・・」

真名「どうしたんですか?」

パチュリー「なるほどね・・・それは建前で実際は?」

真名「やはり騙せませんか?」

パチュリー「無理ね。あなたがなにかやろうとしてる時は顔が少し嬉しそうになってるわよ?」

真名「おっと、今度から気をつけなければ。

  そうだ、パチュリーさん僕に魔法の記憶を見る奴と相手の力を奪う魔法を教えてくれませんか?」

パチュリー「(名前で呼んでくれた///

  いいけど?///なんでまたそんな高等魔法を?」

真名「少し試したいことがあるんですよ。」

パチュリー「試したいこと?」

真名「ええこの先何かあると思うんですよ。」

パチュリー「わかったわ。

  じゃあ今から始めるけどいい?」

真名「大丈夫ですよ。」

開始時間AM10:57

少年少女勉強中・・・

現時刻PM17:31

パチュリー「もうここまで使えるのね・・・」

真名「僕は少し勉強したくなくなりましたね・・・」

パチュリー「記憶の魔法はもう少しで使えるようになるわ。

  力を奪う魔法はもう使えるわね。」

真名「これもパチュリーさんのおかげですね。」

パチュリー「な///何言ってるのよ///」

真名「クスクス、じゃあ今日はもう戻ります。」

パチュリー「そう・・・明日また来てくれる?///」

真名「もちろんですよ。」

パチュリー「じゃあまた明日///」

真名「では。」

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永遠亭

真名「今戻りましたよ。」

鈴仙「あっ!お帰りなさい。真名さん。」

永琳「真名?後ですこし話しがあるわ。」

真名「前と同じ場所で話しましょう。」

鈴仙「なんの話ですか?」

真名「たいしたことない話ですよ。

  晩御飯は僕が作りましょう。」

鈴仙「へっ?いいんですか?」

真名「ここでしばらくお世話になりますからそれぐらいやらないとね。」

鈴仙「でも・・・」

真名「僕がやりたいからやるんですよ。」

鈴仙「じゃあお願いしていいですか?」

真名「ええ。

  じゃあ台所お借りしますね。」

永琳「ウドンゲ彼をどう思ってるの?」

鈴仙「へっ?ど、どうってどういうことですか?///」

永琳「素直に言いなさい。」

鈴仙「それは・・・いい人だと思いますが///・・・」

永琳「彼がお風呂に入ってるときを狙いなさい。」

鈴仙「ええ〜!///」

三十分後

真名「出来ましたよ〜。」

てゐ「相変わらずおいしそうだね。」

輝夜「あなた本当に何でもできるのね。」

真名「大抵のことはできますよ?

  掃除・家事・洗濯・・・・」

鈴仙「真名さん食事が終わったらお風呂は入って下さい。」

真名「えっ?でも・・・」

鈴仙「入ってください。」

永琳「真名、こうなったウドンゲはテコでも動かないわよ。」

真名「わかりました。」

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お風呂場

真名「う〜ん、いい気持ちですね〜。」

鈴仙「そうですね〜。」

ちょっと待ってほしい・・・

僕は一人で入ったはず・・・

鈴仙「真名さん背中流しましょうか?」

真名「いえ大丈夫ですよ。」

鈴仙「じゃあ、髪を洗わせてください。」

真名「何でですか。」

鈴仙「長いから大変かなって思いまして。」

真名「まぁ、たしかに大変ですけど・・・」

鈴仙「ということで。ではいきますよ〜。」

真名「あう〜。」

流されてしまう自分が憎い・・・

まぁ、純粋な好意として受け取っておきましょう。

鈴仙「真名さん髪綺麗ですね。」

真名「そうですか?」

鈴仙「枝毛が一本もありません。」

真名「普通に洗っただけなんですけど・・・」

鈴仙「はい。終わりました。」

真名「ありがとうございます。

  じゃあ僕は先に上がりますね。」

 

なぜ彼女が風呂場にいた・・・

まぁ、永琳がけしかけたんでしょうが・・・

おっとそろそろ約束した場所に行かなければ間に合いません。

 

少年移動中

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永琳「来たわね。」

真名「それで診断の方は?」

永琳「結論から言うとあなたは完全な蓬莱人じゃないの。」

真名「なぜ?僕が飲んだのは蓬莱のはず・・・」

永琳「それは私も確認してるの。それなのに・・・」

真名「じゃあ矛盾が生じる・・・

  ああ、そうか。」

永琳「なにか覚えがあるの?」

真名「代償ですよ代償。」

永琳「代償?」

真名「僕の最後の能力【幻想を現実に変える程度の能力】の代償です。」

永琳「幻想を!?」

真名「この場合は代償として蓬莱の薬の効果のリザレクションを失ったのでしょう。」

永琳「じゃあその能力を使えば使うほど何かを失うの!?」

真名「まだ完全じゃありませんが推測では・・・」

永琳「強すぎる力には犠牲が必要・・・」

真名「まぁ今回は運命を捻じ曲げる必要がありましたから。」

永琳「この話は他の人には・・・」

真名「言ってません。

  ですがこの話は他の人には内密に・・・」

永琳「なぜ!?あなたを大事に思ってくれてる人だって!?」

真名「それでもですよ。

  この事は見られるまで黙っているつもりです。」

永琳「理由は?」

真名「これから先この能力を使わないという確証がないからです。」

永琳「はぁ・・・真名も結構頑固ね?」

真名「失礼ですね。」

永琳「でも私が危険と判断したら皆に言うわよ?」

真名「むっ・・・それは条件ですか?」

永琳「当然よ。これが飲めないなら今すぐに皆に言いふらすわよ?」

真名「むぅ・・・わかりました。飲みましょう。」

永琳「ならよし。」

真名「この話は絶対ですよ?」

永琳「わかってるわよ。」

真名「じゃあ今日はこの辺で。」

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慧音宅

白虎「Zzz・・・」

真名「寝てるね・・・

  これをこうして・・・」

スッ・・・ポトッ・・・

真名「飲み込んだね・・・

  これでうまくいけば。

  さぁ戻って寝よう。」

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少年睡眠中Zzz

 

真名「おはよぅございまふ・・・」

鈴仙「真名さんおはようございます。」

てゐ「おはよう〜。」

真名「今日はちょっと行くところがあるんで朝食はいりません。」

鈴仙「そうなんですか?」

真名「ええ、では少し行ってきます。

  晩御飯には帰ってきます。」

AM7:15

 

少年移動中

AM7:17

ヴワル魔法図書館

真名「パチュリーさん?いますか?」

パチュリー「真名?えらく早いじゃない?」

真名「ええ。

  出来るだけ早くに覚えたいので。」

パチュリー「なるほどね。じゃあ氷系の魔法は・・・」

PM12:40

真名「そろそろ行きますね?」

パチュリー「もう行くの?」

真名「ええ、また明日来ますよ。」

 

少年移動中

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PM13:25

守矢神社

早苗「あれ?真名さん?」

真名「早苗さん、こんにちわ。」

早苗「どうしたんですか?

  こっちの方まで来られて?」

真名「挨拶ですよ。」

早苗「挨拶ですか?」

真名「ええ、顔見知りに挨拶しに来ただけですよ。

  それにしてもこの広い境内を一人で掃除してるんですか?」

早苗「はい。」

真名「手伝いましょう。」

早苗「そんな、いいですよ。」

真名「いえいえ、どうせ暇でしたから。」

早苗「いいんですか?」

真名「ええ。箒どこですか?」

早苗「あっ、向こうにあります。」

真名「では、お借りしますね。」

PM:14:00

真名「終わりました。」

早苗「真名さん、お茶が入りましたよ。」

真名「ああ、すいません。」

早苗「大丈夫ですよ。」

真名「お茶がおいしいですね。」

早苗「そうですね。」

真名「それにしてもニ神は何してるんですか?」

早苗「お二方は・・・」

真名「なにもしてないんですね。」

早苗「うっ!」

真名「図星ですね。

  ニ神も手伝いくらいすればいいのに。

  おっとそろそろ行かなければ。」

 

少年移動中

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PM15:00

真名「雛さ〜ん!」

雛「真名?」

真名「雛さん、そこにいましたか。」

雛「だっ、だめよ!近寄っちゃ!」

真名「大丈夫ですよ。」

雛「でも・・・」

真名「厄がどうしたんです?」

雛「あなたを不幸にしたくないの///」

雛さんあなたもですか・・・

いやではないんですが・・・

困りますね本当に・・・

真名「不幸は向こうで味わいました。

  こっちで受ける不幸は僕にとって不幸ではないんですよ。」

雛「///」

真名「雛さんってかわいいですね。」

雛「かっ!///かわっ!///

  なっ!何言ってるのよ!///」

そんなに赤くなって否定しなくても・・・

真名「冗談ではないんですが・・・」

雛「もうっ!///」

こういうところがかわいいんですよね。

真名「それでは僕はそろそろ戻りますね。」

雛「えっ・・・もう?///」

真名「また明日来ますから。」

雛「そう・・・///」

PM15:25

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永遠亭

真名「戻りましたよ〜。」

鈴仙「お帰りなさい、真名さん。」

真名「もう少ししたら晩御飯の仕込みをしようと思ってるんですが・・・」

鈴仙「手伝ってもいいですか?」

真名「ええ、構いませんよ。」

てゐ「鈴仙も真名くらい料理がうまいといいのにね?」

鈴仙「うっ!うるさい!///」

真名「まぁまぁ、何事も練習ですよ。」

鈴仙「真名さん///」

てゐ「なんか甘い空間が・・・」

永琳「お二人さん仲がいいのは構わないけど、そろそろ御飯の準備してくれない?」

真名「わかってますよ。

  じゃあ鈴仙さん行きましょうか。」

鈴仙「はっ!///はい!///」

なんか気合入ってますね・・・

PM17:30

少年料理仕込兼料理中・・・

鈴仙「出来ましたよ〜。」

てゐ「えっ!鈴仙が作ったの!?」

鈴仙「なによそれっ!」

てゐ「だって真名が作ったやつの方がおいしいじゃん!」

真名「今日のやつは一緒に作りましたから大丈夫ですよ。」

てゐ「真名がそういうなら・・・」

パクッ・・・

てゐ「お・・・おいしい・・・

  おいしいよ!鈴仙!」

鈴仙「当たり前でしょ!真名さんと一緒に作ったんだから!///」

永琳「真名?あなた何か特別な調味料でも使ってるの?」

真名「特に使ってませよ。

  そうですね・・・仕込みをやってるかやってないかで差がでると思いますが・・・」

鈴仙「仕込みをするだけでここまで変わるんですね・・・」

真名「そうですね。」

永琳「ウドンゲ今度からちゃんと仕込みをしなさい。」

鈴仙「そうですね・・・」

真名「では僕はお風呂に行きますか。」

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少年入浴中

真名「ふぅ〜。いいお湯ですね〜。」

鈴仙「そうですねぇ〜。」

永琳「そうね。」

あれ?・・・

何かがおかしい・・・

真名「なんで二人がここにいるんです?」

鈴仙「それは。」

永琳「決まってるじゃない。」

真名「ちなみに?」

永琳・鈴仙『お風呂に入るため「ね。「です。」

真名「それはそうですが・・・

  なぜ僕がいる時に?」

鈴仙「それは・・・///」

永琳「一人より二人よ。」

真名「意味がわかりません。

  それに男の裸なんて見てなにが楽しいんですか?」

永琳「いいじゃない。減るもんじゃないし。」

鈴仙「真名さん髪洗いましょ?」

真名「そうですね。」

永琳「なら私が。」

鈴仙「師匠、私が洗うんです。」

永琳「あなたは昨日やったでしょ。

  だから今日は私よ。」

鈴仙「うっ!」

永琳「というわけで洗うのは私よ。」

真名「どっちでもいいですが。」

永琳「あなたの髪って長いわね?」

真名「ええ、切ってもいいんですが切る気にならないんですよ。」

永琳「その割りにちゃんと手入れしてるのね。」

真名「向こうでは特に意識してなかったんですが・・・」

永琳「こっちに来てから気にし始めたと。」

真名「はい。

  じゃあ僕はこれで。」

PM21:30

真名「髪も乾いたし寝ますか。

  Zzz」

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この日もいつも通りに起きパチュリーさんの下に魔法を教えてもらい、早苗さんの手伝いをし雛さんと話をして永遠亭に帰る。

ただそれだけの日常だったが一ヶ月後にパチュリーさんに・・・

ヴワル魔法図書館

パチュリー「真名、あなたも十分魔法使いとして力をつけたのにまだ使い魔を召喚してないのね。」

真名「ええ、いなくても十分ですからね。」

パチュリー「だめ。パチュリー・ノーレッジの弟子たるもの使い魔ぐらい持ってなさい。」

真名「急にそういわれましても・・・」

パチュリー「大丈夫よ。小悪魔!」

小悪魔「準備できてますよ、パチュリー様。」

パチュリー「真名こっちに来なさい。」

真名「?わかりました。」

パチュリー「ちょっと血を貰うわよ。」

真名「?はい。」

パチュリー「始めるわよ。」

真名「何をですか?」

パチュリー「あなたの使い魔を召喚するの。」

真名「またいきなりですね。」

パチュリー「パチュリー・ノーレッジの名において命ずる。

  来たれ!彼の者に魔を使わせたまえ!」

ボンッ!

真名「なにが出て来ることやら・・・」

?「もふ?」

?「きゅ〜?」

?「?」

なにやら白くて赤い首輪を付けた猫?と赤い二股の狐に同じく二股の緑の狸がでてきました・・・

真名「なんですかこれ?」

パチュリー「さぁ?」

?「もふ。」

白いのが看板で「俺たちを召喚したのはお前か?」と訴えている。

真名「ええ。」

再び看板で「よろしくご主人!」と。

真名「あなたたちは喋れないんですか?」

三匹とも頷いてる。

白いのが「名前を付けてくれ!」と。

真名「では白いあなたはリンクス。

  赤い狐のあなたはウィス。

  緑の狸のあなたはイェーイ。でどうですか?」

三匹とも『コクッ。』っと頷いた。

真名「文字を書けるのはリンクスだけですか?」

リンクス[そうだ。]※リンクスが看板で喋るときの表記は[]です。

真名「ウィスとイェーイは言語を理解できるんですか?」

リンクス[二人ともわかるそうだ。]

真名「じゃあ、皆なにができるの?」

リンクス[ウィスとイェーイは家事や洗濯、掃除に下級妖怪ぐらいなら倒せる。

  俺は・・・]

真名「何もないんですね。」

リンクス[ウッ!そ、そんなことはない。

  中級妖怪ぐらいは倒せる!]

真名「なるほど・・・戦闘が得意なんですね。」

パチュリー「まぁ一応これで大丈夫ね。」

真名「そうですね。」

パチュリー「そうね・・・真名この三匹に能力があるか調べてみましょうか。」

リンクス[能力?]

真名「そうですね。」

パチュリー「じゃあ始めるわよ。」

 

少女調べ物中・・・

パチュリー「結果がでたわよ。」

真名「早速聞きましょう。」

パチュリー「まずウィス、【火を操る程度の能力】

  続いてイェーイ【風を操る程度の能力】

  最後にリンクス能力は・・・」

リンクス[ワクワク]

パチュリー「能力は【見るものを癒す程度の能力】よ。」

リンクス[はっ?]

真名「また奇怪な能力ですね。」

リンクス[なにそれ?ふざけてるの?]

パチュリー「名前の通りの能力よ。」

リンクス[どう考えてもおかしいだろ!?]

真名「そうですか?」

リンクス[ご主人も何いちゃってんの!?]

真名「おもしろいじゃないですか。」

リンクス[面白くないよ!?死活問題だよ!?]

真名「まぁその話は置いておくとして。」

リンクス[置くのかよ!?]

真名「この子達をどこにおいて置くかが問題ですね。」

パチュリー「あっ・・・」

真名「考えてなかったんですね。」

リンクス[ご主人が住んでるところは?]

真名「それも一つですがあまり迷惑を掛けたくないんですよ。」

リンクス[な〜る。]

真名「まぁ永遠亭は兎がいますから。

  今更三匹ぐらい大丈夫でしょう。」

リンクス[じゃあそこに行こう!]

真名「そうですね。

  永遠亭に行く前に守矢神社に行きましょう。」

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守矢神社

真名「今日も来ましたよ〜。」

早苗「あっ、真名さん。」

リンクス[誰?]

真名「早苗さん、この白いのはリンクス。」

リンクス[白いの言うな!

  俺はリンクスだ!]

真名「一応僕の使い魔です。

  狐がウィス、狸がイェーイです。」

ウィス「キュ〜。」

イェーイ「コクッ。」

真名「ウィス、イェーイ掃除手伝ってくれますか?」

ウィス「キュ!」

イェーイ「コクッ。」

早苗「掃除ができるんですか!?」

真名「そうらしいんですが。

  結構綺麗に掃いてますね・・・」

早苗「そうですね・・・」

リンクス[どうよ!ご主人!]

真名「リンクスがやったわけではありませんからね。」

リンクス[ぐっ!]

早苗「リンクスを見てると人形みたいですね。」

真名「抱いてみますか?」

リンクス[えっ!?]

早苗「いいんですか!?」

真名「ええ。」

リンクス[いや!?良くないから!?

  ご主人本人の許可なしでそれはどうかと!?]

早苗「もふもふしますね。」

リンクス「もふー!?」

真名「リンクスは初心なんですね。

  顔が真っ白じゃなくて真っ赤になってます。」

ウィス「キュ〜。」

真名「終わりましたか?」

イェーイ「コクッ。」

真名「そろそろ戻りますか。」

リンクス「もふーーーー!!!」

真名「早苗さんリンクスを離して下さい。

  そろそろ戻りますから。」

早苗「わかりました。」しゅん・・・

真名「また明日連れて来ますよ。」

リンクス「もふっ!?」

早苗「本当ですか!?」

真名「ええ。」

リンクス「ガーン・・・」

真名「皆帰りますよ。」

早苗「あっ!真名さん住むところがないなら、うちに来てください。」

真名「いいんですか?」

早苗「諏訪子様も神奈子様も認めてくれますよ。」

真名「じゃあ、その時はお世話になります。」

 

少年移動中

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?「そこの方〜!ちょっと待ってくださ〜い!」

真名「おや?誰でしょう?」

リンクス「?」

ウィス「?」

イェーイ「クイ。」

文「始めまして、文々。新聞の射命丸 文といいます。」

真名「はぁ。でその射命丸さんが何か御用で?」

文「ずばり取材させてほしいんです!」

真名「断ります。」

文「そこをどうか!」

真名「僕にメリットがあるなら。」

文「可能な限りの謝礼で!」

真名「OKです。」

文「じゃあ一つ目お名前は!」

真名「出雲 真名。」

文「二つ目お年は!」

真名「17。」

文「住んでるところは!」

真名「永遠亭で療養中。」

文「ずばり!好みの女性は!」

真名「特になし。」

文「じゃあ能力は!」

真名「先見する程度の能力。」

文「なろほど、なるほど。」

真名「満足しましたか?」

文「はい!これで新聞が作れます!」

真名「謝礼は十万ほどで。」

文「あややや!?そんなに!?」

真名「額を決めない君が悪い。

  もっと高くしてほしい?」

文「あややや!?め、滅相もない!」

真名「じゃあ、後でちゃんと持ってきてね。

  持ってこないと・・・」

文「持ってこないと?」

真名「翼?ぎますよ?」ニコッ

文「謹んでもって行かしてもらいます!」

リンクス[なんか俺達って・・・空気?]

 

少年移動中

-20ページ-

 

真名「戻りましたよ。」

永琳「あなたわかってる?

  一応療養中なのよ?

  それにそんな動物なんて拾ってきて。」

真名「一応使い魔ですからね。

  療養なんてほぼいらないじゃないですか。

  傷はもう塞がってるんですから。」

鈴仙「あれ?おかしくないですか?

  あの傷が一ヶ月やそこらで塞がるなんて?」

真名「あれ?言ってないんですか永琳?」

永琳「言ってないわね。」

鈴仙「真名さん傷見せてください。」

真名「はい。」

鈴仙「ほんとだ・・・傷がもうない。」

真名「傷跡だけ残ってますが。

  あっ、リンクス自己紹介は自分でやってください。

  ウィスとイェーイの翻訳もあなたがして下さい。」

リンクス[えっ!?俺!?]

真名「あなた以外は文字も書けないでしょ?」

リンクス[むぅ・・・]

真名「頼みましたよ。

  さて晩御飯の準備をしますか。」

鈴仙「あっ、手伝います。」

 

少年少女料理中

真名「出来ましたよー。」

リンクス[ご主人・・・なんだこれ?]

真名「なにって・・・秋刀魚。」

リンクス[なぜ秋刀魚?]

真名「猫?なら魚かなって。」

リンクス[俺は山猫だ!]

真名「猫じゃないですか。」

リンクス[あれ?]

真名「ほら冷めないうちに食べましょう。」

鈴仙「同じ食材なのにおいしい・・・」

永琳「食べるなら美味しいものよね。」

輝夜「家政夫ね。」

ウィス「ハグハグ♪(油揚げ

イェーイ「カリカリ♪(林檎

リンクス[秋刀魚ウマー。]

真名「愚痴るのに食べるんですね。

  僕はお風呂に入って寝ますか。」

 

少年熟睡中Zzz

 

説明
第四話です。
今回もすこしおかしい部分などありましたらコメントしてください。
その際は返信さしていただきます。
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