改訂版 真・恋姫†無双 終わらぬループの果てに 第3話
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※本文中、特定の登場キャラ(劉備)に対してのアンチ表現が含まれている部分が存在していますが、

 あくまでもストーリー上の演出である事をあらかじめご了承ください。※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正式に華琳の配下となった俺達4人。

 

袁紹との決戦を見据えて決められた基本方針の下、忙しい日々を送っていた。

 

ところが袁紹は先の一件以来こちらへ仕掛けてくることはなく、

それどころか袁術の相手で手一杯な状態の劉備へと目標を変更。

 

主力を引きつれ、手薄となっている劉備の本拠地へ火事場泥棒に入った。

 

この動きに乗じて稟が袁紹を、桂花が劉備をそれぞれ叩くべきだと主張。

 

しかし最終的には2人に対する皮肉も少々交じった風の意見が採用。

 

機が熟すまで静観し、その間じっくりと力を蓄える事となった。

 

もっともこの方針は一日と経たず変更になる。

 

 

『我が名は関雲長。徐州を治める劉玄徳が一の家臣にして、その大業を支える者』

 

 

その日の深夜、劉備軍の使者としてやって来た関羽さん。

 

目的は袁紹・袁術の軍を振り切って益州へ逃げるための通行許可を得る事。

 

この後の展開は詳しく語るまでもないだろう。

 

直接劉備の所へ出向き、領地を横切らせる通行料として関羽の身柄を要求した華琳。

 

それを劉備が一国を束ねる王とは思えぬ理由で突っぱねたため激怒。

 

以降華琳が一方的に劉備を責め立てるという流れになったものの、

最終的には無償で通行許可を出し決着した。

 

その一部始終を華琳の傍で聞いていた俺は、

今まで幾度となく繰り返されたやりとりにも関わらず苛立ちを隠せなかった。

 

 

(………人としてはともかく、王としては最低だな)

 

 

劉備にとって、関羽は確かに掛け替えのない存在なんだろう。

 

しかしそれはあくまでも劉備個人の都合であって、

少なくともあの場では心の中だけで止めておかなければならない。

 

もちろん王としても関羽クラスの将の存在は重要だろうけど、

それ以外の将兵全員の命と引き換えでは釣り合うはずがない。

 

そして華琳から叱咤された後の二度目の選択。

 

あの時、劉備は華琳の提案を受け入れる事も拒絶する事もしなかった。

 

関羽を犠牲にすることが出来ず、かといってその他の将兵を犠牲にするとも言えず、結果は沈黙。

 

王として決断を下さなければならない場面で、あろうことかその責務を放棄したのだ。

 

自らの理想に賛同してくれる多くの人々の上に立つ者として、

また自らの理想を叶えるために多くの命を奪ってきた者として、

こんな無責任極まりない行動は絶対に許されない。

 

 

「お兄さん、どうかなさったんですか?」

 

 

袁紹軍の迎撃に向かう道中、風が心配そうに声をかけてくれた。

 

その気遣いに無難な返事をした俺は、これから迎撃する袁紹軍へ強引に意識を切り替える。

 

どうせ劉備達とは近いうちに戦うことになる。

 

この感情はその時に爆発させればいい。

 

それまでは我慢、我慢だ。

 

 

(次に会った時は覚悟しておけよ、劉備………)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それにしても、俺はいつからこんなに劉備が嫌いになったんだろうな。

 

 

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真・恋姫†無双 終わらぬループの果てに

 

第3話

 

 

劉備達の追撃に来た袁紹軍を少数で返り討ちにした俺達。

 

翌日、そのまま連中との決戦に突入した。

 

史実で言うところ官渡の戦いだな。

 

さすがに袁紹、袁術の両軍を足しただけあって相手の数は圧倒的だが、

指揮系統も滅茶苦茶で完全に烏合の衆と化している。

 

袁術の客将となっている孫策らにさえ警戒しておけばまず負けないだろう。

 

しかし、この辺りの状況はホント毎回変わらないな。

 

それだけ袁紹や袁術が救いようのないバ…残念な奴らだという事なんだろう。

 

そしていよいよ戦いが始まったわけなのだが、そこは完全に真桜の独壇場だった。

 

彼女の開発した投石機の威力は凄まじく、

袁紹軍が持ち出してきた移動式の櫓をことごとく破壊。

 

しかも投石機の効果はそれだけにとどまらず、敵の士気にも絶大な影響を与えた。

 

まぁ、誰だってデカイ岩が空から次々降ってきたら怖いに決まってる。

 

これによって袁家軍は孫策らを除いて完全崩壊。

 

大軍同士の決戦としてはありえないほどの短時間で決着となった。

 

 

「結局、我らが出るまでもなく終わってしまいましたな」

 

「まぁ、そう言うなって。さしたる被害もなく勝てたんだからいいじゃないか」

 

 

敗走した袁紹軍を霞と凪達3人が、袁術軍を袁術から離反した孫策達が追撃している頃、

今回の戦いで本陣に詰めているよう命令された俺は星の相手をしていた。

 

彼女もまた俺と同じく本陣に詰めているよう命令されたのだが、

最初から最後まで一切出番がなかったのがえらくご不満らしい。

 

さすがは生粋のバト…武人だな。

 

しかしこのまま放置とはいかないからな、仕方ない。

 

 

「城に戻った後でいいなら星が納得いくまで俺が付き合ってやるから、そろそろ機嫌直してくれ」

 

 

彼女の不満を解消させるには、やはり実際に身体を動かすのが一番。

 

そんな訳で普段の一騎打ちと同じくらいの軽い気持ちでこの提案をした俺だったのが、

それに対する星の反応は予想外のものだった。

 

 

「……ほぅ。それは誠ですか?」

 

「え、あ、うん」

 

 

不貞腐れていた星の目が一瞬で肉食獣の…いや、それとも微妙に違うがとりあえず鋭さを宿す。

 

その何とも言えない圧力に押されてしまった俺は、

本能レベルで危険を察知しつつもとりあえず肯定の言葉を返した。

 

 

「……言質は頂いた、と理解して宜しいのですね?」

 

 

さらに圧力が増した状態での念押し。

 

最近忙しくてあんまりやってないとはいえ、

別に珍しくもない一騎打ちをここまで念入りに確約させるんだ?

 

なんか本当に恐ろしくなってきたんだが。

 

けどこっちから言い出した以上、今更提案をひっこめる訳にもいかない、けど………

 

 

「い、いいよ?」

 

 

俺、もしかしなくても早まった?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じで戦々恐々しながら城に戻った俺だったのだが、

待っていたの想像を遥かに超えた展開だった。

 

 

「それでは参りましょうか、北郷殿」

 

「あ、ああ」

 

 

妙に嬉しそうな星に連れられてやって来たのは中庭でも修練場でもなく、街の服屋。

 

当然ながら星は武器を持っておらず、完全武装状態の俺は街中で一人浮いていた。

 

いや、俺の格好はともかく一体どうしてこんなことに? 一騎打ちは?

 

 

「えっと、星? 手合わせするんじゃないのか?」

 

「そのようなつもりは全くありませんよ。ところで北郷殿、こちらなどはどう思われますか?」

 

「ん? ぶっ!!」

 

 

星の声に促されるまま彼女が持っているソレに目をやり、思わず噴き出す。

 

大人の色気漂う黒のブラジャー&ショーツ、そして同色のガーターベルト&網タイツという4連コンボ。

 

今更ながら古代中国恐ろしいなんてレベルじゃないだろ! いいぞ、もっとやれ!!

 

 

「いかがですか?」

 

「いかがですかって、そりゃ勿論……いや、ちょっとまて、だから何なんだこの状況は!?」

 

 

ついつい場の空気に流され絶賛しそうになってしまったが、寸での所で我に返る。

 

しかし残念ながらこの場の主導権は既に星の手の内にあった。

 

 

「なんだと申されましても、北郷殿が自ら仰ったではないですか。

 『城に戻った後でいいなら星が納得いくまで俺が付き合ってやるから』と。

 ですからこうして買い物に付き合っていただいているんです」

 

「それは確かに言ったけど、でも俺は手合わせするって意味で…・」

 

「おや、北郷殿ともあろう御方がご自身で口になさった言葉を反故になさるのですか?

 それに言質も頂いておりますが?」

 

「うっ……」

 

 

そう言われてしまえば俺には反論できない。

 

そうか、だからあの時あんなに念を押して来たのか。

 

ちくしょう、やはり本能には従っておくべきだった。

 

 

「……はぁ、俺の負けだ。星が納得するまでお付き合いさせていただきますよ」

 

「それでこそ北郷殿です」

 

 

もはやこれ以上抵抗のしようもなく、俺は大人しく星に降伏した。

 

てか改めて考えてみると、別に星と二人っきりで出掛けるのが嫌だって訳じゃない。

 

一騎打ちするよりも平和的だし、むしろこっちのほうがずっといいに決まってる。

 

あれ? それじゃあ俺なんであんな必死に反論してたんだ?

 

 

「それでは北郷殿、今度はこちらなどいかがでしょう?」

 

「ん? ブホッ!?」

 

 

不意打ちで見せられた下着に再び噴き出す。

 

てかそれは下着じゃなくてただの紐だろ!?

 

是非とも着てみせてくださ……げふんげふん。

 

 

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それから俺は一日中星と一緒に過ごした。

 

 

「ここです、北郷殿」

 

「へぇ〜、ここが星お勧めの店なのか」

 

「はい。何を隠そう、ここは洛陽唯一のメンマ専門店なのです!」

 

「メンマ専門!?」

 

 

昼食で出てきたメンマのフルコースを半泣きになりながら完食させられたり。

 

 

「では北郷殿、食後の運動と参りましょうか?」

 

「ん? おい! どっから槍を出した!?」

 

「問答無用! いざ、勝負!!!」

 

「ちょ、ま……っ!」

 

 

やる気は無いと言っておきながら結局ノリノリで向かって来た星と一騎打ちさせられたり。

 

 

「いやはや、身体を動かした後の酒はまた格別ですなぁ」

 

「食後の運動にしては激し過ぎる…って、何故にしなだれかかってくる!?」

 

「うふふっ、相変わらず北郷殿はお固い………おや、こちらも硬くなっておりますぞ?」

 

「なってないから! 人前で下ネタはやめろ!! あとホントに触るな!!!」

 

 

一騎打ち後に入った飲み屋で酔っぱらった星の誘惑に理性を総動員して耐えたり。

 

 

「はぁ〜、今日が風呂の開放日で本当に良かったよ」

 

「全くですな。溜まっていた疲れが洗い流されていくようです」

 

「ああ、そうだ……なんで星がここにいる! 俺が入ってるって札掛けといただろ!?」

 

「北郷殿が入っておられるからこそ、私がここにいるのではないのですか。うふふっ」

 

 

風呂場にまで奇襲をかけて来た星と裸で二人っきりという状況に限界スレスレだったり。

 

なんかもう普通に一騎打ちするより遥かに消耗した。

 

主に精神的な意味で。

 

なに、もげろ? ははっ、知らんがな。

 

 

「はぁ、さっさと寝よう」

 

 

自分の頭の中まで意味不明になってきた。

 

これ以上何も考えず、さっさと寝てしまおう。

 

 

「おや、もう寝てしまわれるのですか? 夜はこれからでしょうに」

 

「………うん、もう驚かないぞ」

 

 

さも当然の如く俺の隣で寝ている星。

 

ご丁寧なことに彼女が身につけているのは昼間購入した黒の下着一式だった。

 

チッ、紐の奴じゃないのか。

 

しかしこれはこれでなかなか……いや、おふざけはここまでかな。

 

 

「一応聞くけど、どうしてここにいるの?」

 

「私が納得いくまで付き合っていただけると仰ったのは北郷殿でしょう」

 

「それはそうだけど……これ以上は本気じゃないと問題だよ?」

 

「おや、北郷殿は私が冗談でこのような真似をする輩だとでもお思いなのですか?」

 

「……まさか」

 

 

わざわざ確認取らなくても、そんな事は十分知ってる。

 

口調こそいつもと変わらないが、星の表情と雰囲気は真剣そのもの。

 

さっきまでとはまるで別人と言ってもいいくらいだ。

 

だからこそ俺もいい加減な対応は出来ないし、するつもりもない。

 

 

「……北郷殿が風の想い人であり、また北郷殿が風を心から愛しているという事は承知しております。

 しかし私とて、風の友である前に一人の女。

 例え北郷殿にとっての一番になれぬと解っていても、

 愛しく想っている殿方に身も心も捧げたいという願いを抑える事は出来ませんでした」

 

 

急にしおらしくなった星の姿に、心臓がドクンと音を立てて跳ね上がる。

 

酒場で迫られた時とも、風呂場で二人っきりになった時とも違う気持ち。

 

難しい言い回しなんていらない。

 

ただ純粋に目の前の女性が……星が欲しいと……そう、思ってしまった。

 

 

「……星」

 

 

気づけば俺は彼女の方に手を伸ばし、そのままそっと抱きしめていた。

 

済まない、風。

 

明日になったら恨み事でも何でも聞くから、今だけは俺を許してくれ。

 

 

「ぁ…っ……」

 

 

俺の手が触れた瞬間、星は音とも言えぬほど小さく声をもらした。

 

そして少しだけ身をよじった彼女は俺の胸に顔をうずめ、言いにくそうにしながらか細い声で告白。

 

 

「お恥ずかしながら私は知識があるだけの気娘でしてな。

 正直に申しまして、このような姿を貴方の前に晒しているだけで精一杯なのです。

 ですから後はお好きなようになさってください、北郷殿………いえ、私の主様」

 

 

それ以上の言葉は、俺には必要なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おはようございます、お兄さん、星ちゃん。今日はとても良い日になりそうですね〜………フフッ」

 

 

そして翌日、気だるげに目を覚ました俺達の前に金色の夜叉が立っていた。

 

 

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「最初に言っておきますが、風はお兄さんと星ちゃんのことを責めるつもりはありませんよ〜」

 

 

歴戦の猛将も裸足で逃げ出すのではないかというレベルの殺気を放っていた風だったが、

それは彼女の第一声と共に跡形もなく、実にあっさりと消え去ってしまう。

 

いや、それよりも驚いたのは風の言葉だ。

 

過去のループでは気づかなかったが、実は風、物凄く嫉妬深い。

 

それこそ華琳に匹敵…もしくはそれ以上なのではと思えるほどに、である。

 

その彼女が友人とはいえ新しい女の存在をこうもあっさり許すなんて……今日は空から槍でも降るのか?

 

 

「お兄さんが何やら失礼な事を考えているようですが、それはこの際置いておきます」

 

 

風曰く、今回の星に限らず自分以外で俺に好意を抱く女性が現れるのは出会った時から解っていた。

 

同時に俺が別の女性を受け入れる事を止めるのは絶対に不可能。

 

(いや、別に断言しなくても……その通りだけどさ)

 

ならば下手に意地を張って無駄に損をするよりも、

共有財産として割り切ってしまった方が良いという決断を下したのだという。

 

 

「もっとも、今でもお兄さんには風だけを愛して欲しいと思っていますし、

 お兄さんとの間に割り込んで来た星ちゃんに対する負の感情も当然あります。

 ………簡単な損得で割り切れるほど、風の想いは軽くありませんから」

 

 

少しだけ悲しそうな表情でそう告げた風の姿に、胸の奥が痛む。

 

今更だってのに………最低だな、俺は。

 

 

「ですけど、惚れた弱みというやつなんでしょうかね〜。

 風にとってお兄さんは他の何よりも優先すべき存在なんです。

 ですからお兄さんがちゃんと考えた上で星ちゃんを受け入れたのなら、風もまたそれを受け入れます。

 風の個人的な我が儘で、お兄さんを困らせたくはありませんから…」

 

「風、俺は…「ただし」…?」

 

 

俺の言葉を遮った風は、コホンと一つ咳払いをしてこう続けた。

 

 

「まず星ちゃん。お兄さんの事を一番愛しているのも、お兄さんから一番愛されているのも風です。

 側室は側室らしく、そこのところをキチンと弁えてくださいね〜。

 それからお兄さん。星ちゃんを愛してあげるのは構いませんがそれ以上に風の事を愛して下さい。

 風の事を蔑ろにして星ちゃんばかりに構ったりしたらダメですよ〜。

 以上が今回の件で風が言いたい事です。お二人とも………ワカリマシタネ?」

 

「「……ハイ」」

 

 

寝起きに感じた殺気を遥かに凌ぐ圧力を前にした俺と星は、

ただただ風の言葉に肯定の返事を返すことで精一杯。

 

 

「なら今回の一件はこれでおしまいです。

 おおっ、そろそろ朝ご飯の時間ですし、3人で食堂まで行きましょうか」

 

 

だけど……ありがとうな、風。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、お兄さん。風が食べさせてあげますね〜。あ〜ん」

 

「……あ、あ〜ん」

 

「………………」

 

「どうですか? 美味しいですか?」

 

「…もぐもぐ…ああ、風が食べさせてくれたから余計美味しく感じるよ?」

 

「………………」

 

「それは良かったです。ささ、こちらもどうぞ〜」

 

「一ついいか、風よ」

 

「何ですか、星ちゃん。あ、ちなみにこの役は譲りませんからね〜」

 

「それは私への当てつけと受け取ってもよいのか?」

 

「いえいえ、そんなつもりはありませんよ〜。

 ただ、身の程を知らない新参者に決定的な差というものを解りやすく教えてあげているだけですから」

 

「………よかろう。趙 子龍の名に賭けて、今後全力でいかせてもらう」

 

「ふふっ、武術ならともかく、お兄さんの女としての勝負なら星ちゃんには負ける気なんてしませんね〜」

 

「そのような戯言はもう少し身体が成長してから言うのだな。ああ、もう無理だったか」

 

「………相変わらず星ちゃんは良い度胸をしてますね〜、フフフッ」

 

(………………誰か助けて)

 

 

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あとがき

 

 

どうも、ささっとです。

 

劉備との決戦にいかず星との絡みがメインになってしまった超展開な3話。

 

私的に耳年増な初心っ子はきっとこんなもんです(笑)

 

まぁ、可愛ければイイじゃないですか。

 

それでも私は風が一番好きですけどね!

 

稟? 今回のループが終わるまでにはメインの回が……あればいいなぁ。

 

 

あと断っておきますが、作者は桃香の事が嫌いではありません。

 

確かに魏、呉ルートの彼女らは正直どうかとも思いましたが、

一刀君補正がなければあんなものでしょう。

 

華琳様も他のルートでは覇王の呪縛に囚われたままでしたし。

 

それでも当作品における扱いは主人公である一刀君の敵役に徹していただきます。

 

もっとも戦いがメインのストーリーではないので、

魏メンバー+α以外はそもそも出番自体それほど多くありません。

 

てか仮に戦ったとしても一刀君陣営が負けることなんて(演出以外)まずないですし、

作者補正がかかる人物(星や恋など)以外はほとんど脇役と言っていいでしょう。

 

当作品はあくまでも一刀君とその周囲にいる女性たちによるイチャラブ話。

 

つまり今回のような話がメインですので、そこんところをお忘れなく。

 

 

次回は今度こそ劉備との決戦……そして最強で癒しな彼女が一刀の魔の手に(笑)。

 

 

たくさんのコメント・応援メッセージありがとうございました。

 

次回もよろしくお願いいたします。

 

 

追伸:改訂前作品を再度公開しました。正直削除にしとけばよかったと後悔(笑)

 

説明
正式に華琳の部下となった一刀達4人。
袁紹との決戦が迫る中、彼らはついに宿敵劉備と対面する。
劉備に対し、自分でも疑問に思うほどの怒りを滾らせる一刀。
しかし彼は知らなかった。
劉備以上に厄介な問題が己の身に降りかかる事を……
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コメント
魏√における劉備軍(後の蜀)に対し、好感が持てないのには同意します。でも一刀も又、魏√ループで思考が凝り固まり、視野狭窄に陥ってる印象を受けますね。せめて、魏ルート以外の展開の経験が一度でもあったのなら、事態を多面的に捉えられ、思考がもっと柔軟だったのではと思います。(クラスター・ジャドウ)
(・・・・・・・・・・誰か助けて)「むしろもげろ!」(りばーす)
(………………誰か助けて)「むしろ変われ」一刀「だが断る」(BX2)
前作も含めてまとめ読みしました・・ナイスですこれからもがんばってください(ability)
再うpありがとうございます。 一刀節絶好調ですな。 さすが風、アイシャゴンにも劣らぬ嫉妬レディぶりww(よーぜふ)
「それをさくじょするなんてとんでもない!」と、いつもながら楽しい物をありがとうございます。(ふわり)
再アップお疲れ様です!!(おやっと?)
誤字報告っす 3Pの「気娘」→「生娘」かと〜(サワディー(・ω・))
腹筋が・・・、腹筋が〜!!(睦月 ひとし)
追記:前作の再アップありがとうございました。久しぶりに読んで9話?10話でまた涙が出てきました。(moki68k)
まーずっと華琳をそばで見てると桃香の主張は受け入れられませんよね。あちこちに出てる一刀の本音がw そしてついに黒くなってきましたねw(moki68k)
星と風の戦いが熾烈を窮めている……(kyowa)
たまには沈黙の後魏王が許可を出すのではなく桃香が反応するまで待つという選択も見てみたいですね〜。(ヒトヤ)
いやーー!!風さんが、スーパーサ〇ヤ人化になっている!!嫉妬と言うのは本当に怖いですね・・・もし行き過ぎたら、病風となっていたでしょうに・・・(ほわちゃーなマリア)
(………………誰か助けて)「だが、断る!!」(乱)
星と風の絡み、なんと面白いw いつも楽しく読ませて頂いてます(^^(弌式)
星のターンキタ、これで勝つる(ロンギヌス)
更新乙です!!(リンドウ)
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