弟の立花京が陸上で全国出場を果たし、会社の経営が右肩上がりの叔父・立花光（たちばなひかり）が立花家にプレゼントとして喫茶店を贈呈した。立花家は特殊な家庭環境なので、それに兄姉全員大喜びだった。

ただ、今まで暮らしていた立花家に新しい兄姉が加わることになった。名前は文。ほのぼのした女の子で、年齢は悟と同じ17歳だった。兄姉ということで、文も８畳のみの極貧生活を始めることになった。

しかし極貧生活も終わりを迎える。

この『喫茶店：立花』が日本一の喫茶店になれば毎日牛乳風呂というウハウハな生活が待っているのだから。

喫茶店立花がオープン三日前、道の反対側にお店が建った。名前は『洋菓子喫茶ア・ラモ?ド』つまり、ライバル店だ。主人公、立花悟は早速殴り込みに乗り込んだが、既に長女、立花咲が暴力行為に走っていた。

その後処罰は営業停止でも裁判になるわけでもなく、２週間の売り上げで勝負し、負けた方が店をたたむことで同意した。

そこで急遽外装を代え喫茶店：立花を『世界征服喫茶店』に変更した。世界を牛耳る意気込みなら、こんな小石でつまづくことは許されない！

これより、世界征服を始める！