仮面ファイターKAZUTO
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 ぬけるような蒼い空。

 

 どこまでも続く地平線。

 

 水墨画のような山々がある風景。

 

一刀 「やった。俺は帰ってきたんだ」

 

 筋肉ダルマが言ったとおり、俺は再びこの地へ……いや、あの華琳たちがいた外史と同じ世界で、全てが始まるときに帰ってきたんだ。

 

一刀 「あれから修行したこの力があれば、もっとよりよい世界になるはず」

 

 俺は手の中で、修行で手に入れた一枚のジョーカーが描かれたカードを玩びながら呟いた。

 

???「おい、そこの若造! 仕立ての良さそうな服着てるな」

 

???「い、命がお、惜しかったら、み、身包み、お、おいていくんだな」

 

???「へっへっへ。アニキ、面倒だからやっちまいましょうよ」

 

 いつの間にか現れた黄色い布をまいたヒゲヅラ、デブ、チビの三人組の男達を見て、つい懐かしく思ってしまう。

 

一刀 「そういえば、こいつらと最初にあったんだったな。丁度いい。俺の力を試させてもらうぜ!」

 

 手に持っていたジョーカーのカードを右手に構え、顔の前に翳す。そして特異な形状のブレスレットを着けた左手をその前に構えた。

 

一刀 「……変身!」

 

 そしてジョーカーのカードをブレスレットに空いているカードスロットに差し込んだ。

 

アニキ「な、なにやりやがった!」

 

デブ 「な、なんか光につ、包まれたんだな」

 

チビ 「よ、妖怪か?!」

 

 ブレスレットからでた光が治まり消えた後には、漆黒の戦闘スーツに身を包み、仮面ラ〇ダーのようなフルフェイスのヘルメットを被った俺が立っていた。

 

一刀 「フッ。お前らごときじゃ俺の力試しにはなりそうもないけど、ここでも修行で得たこの力が使えるか、試させてもらうぜ」

 

アニキ「くそ、さっきの青瓢箪の姿が変わったからといって、こちとら三人いるんだ。てめぇら、やっちまえ」

 

デブ 「お、おうなんだな」

 

チビ 「了解だぜ、アニキ」

 

一刀 「まずは二人がかりか。どうせなら三人でいっぺんにかかってきて欲しかったな」

 

デブ 「う、うるさいんだな。こ、これでもく、くらうんだな」

 

チビ 「足元がお留守だぜ、黒いの!」

 

一刀 「時間差攻撃か。……しかし無駄だ!」

 

 ガッ!(デブの腹に拳を叩き込んだ音)

 

 ドゴッ!(チビの顔面に踵を叩きつけた音)

 

デブ 「げふぅ……なんだな」

 

チビ 「ブハッ」

 

 吹き飛ぶデブとチビ。

 

一刀 「チッ。一撃で沈むとは力試しにもなりはしなかったな」

 

アニキ「な、なんなんだよ、お前は!」

 

一刀 「残ったのはお前だけだな。覚悟はいいか?」

 

アニキ「ひぃぃぃぃぃ」

 

 気絶したデブとチビを置き去りにして、ヒゲヅラは一目散に逃げ出した。

 

一刀 「逃がすと思うか?」

 

 俺はブレスレットがついていた左腕を、銃を構えるように背中を見せて逃げるヒゲヅラに向ける。

 

一刀 「コアツア、ユイ、セ、ツヲ、ケメラ!」

 

 俺の呪文とともに左手に光が集まり、輝きを増していく。

 

一刀 「くらえ、イーチジシタァァァァァアアアア!!!!」

 

 ズバァァァアアアアアン!!!!(左腕に集まった光が飛んでいく音)

 

一刀 「無駄に力を使ってしまったぜ」

 

 イーチジシターの光に飲まれたヒゲズラは跡形もなく消え去った。

 

 俺はヘルメットを脱ぎながら、その光景を見て空しくなる。

 

???「いやはや、すさまじいものを拝見させてもらったな」

 

 その声に振り返ってみたら、蜀の趙雲がそこにいた。

 

一刀 「フッ。そんなにいいものじゃないさ」

 

 星 「ご謙遜を。しかし助太刀にと思ったが必要なかったようですな」

 

一刀 「いや、こいつらを官憲に引き渡すのは一人だと骨が折れるし、美人の助けは大歓迎さ」

 

 趙雲の言葉に笑顔で返した。

 

 星 「びっ、美人などと……。まぁたしかに私は美人ではあるがな///」

 

一刀 「ん? どうしました?」

 

 星 「な、なんでもない!」

 

 急に顔を真っ赤に染めて、そっぽを向いてしまった趙雲に声をかけたら怒鳴られてしまった。

 

???「せ、星ちゃぁん……一人で先に行ってしまうのは、行けないことなのです」

 

???「そ、そうですよ。あなたと私達では体力に大きな違いがあるのですから」

 

 星 「おぉ、稟に風。すまなかったな」

 

 趙雲に声をかける二人を見ると、懐かしさに涙が出そうになる。しかし、あの世界の二人とこの二人は違うけれど、俺にとっては守るべき愛しい二人であることには違いがない。

 

 風 「ふぅはぁ……で、こちらのお兄さんはどなたですか?」

 

 稟 「ん? こちらは……」

 

一刀 「姓は北郷、名は一刀。字と真名はないよ」

 

三人 「……///」

 

 懐かしさと涙を隠して、笑顔で名を名乗ったら、三人ともぼうっと頬を赤らめて俺の顔を見つめている。

 

 不思議そうに首を傾げていたら、趙雲が咳払いをして意識を取り戻した。

 

 星 「名乗られたならこちらも返さねばな。私は趙雲、字は子龍で真名は星だ」

 

 風 「おぉ、星ちゃんはいきなり真名を許してしまうのですか?」

 

 星 「うむ。あれだけの器量を見せられたのだ。私はこの方についていくと決めたぞ」

 

一刀 「ええ!」

 

 星 「むっ。私では不服といいますか?」

 

一刀 「いや、そんなことはないですけどね」

 

 星 「ならばいいではないですか。まっ、嫌だといわれても私は勝手についていきますがね」

 

一刀 「なんですか、それはぁぁ」

 

 趙雲、いや星の言い様に力が抜ける。

 

 風 「なるほど、力押しですね。……お兄さん、お兄さん。風は程c、字は仲徳、真名は風なのですよ。以後よろしくお願いしますなのです」

 

一刀 「へっ?」

 

 風 「お兄さんは鈍いのですね。風も星ちゃんと同じくついていくと言っているのですよ」

 

一刀 「えぇぇぇ!」

 

 風もこんなことをいい始めるなんて、どうなっているんだ?

 

 稟 「風も! まったく星といい、風といい。こんな今日会ったようなどこの誰とも知れない人間についていくなんて、考えられません。私が見張ってないといけませんね」

 

 風 「稟ちゃんは素直じゃないのですよ」

 

 星 「うんうん、稟は素直ではないな」

 

 稟 「な、何を言っているんですか、二人とも!」

 

 風 「名前を名乗らなくていいんですか?」

 

 稟 「うっ。……わ、私は郭嘉、字は奉孝、真名は稟です」

 

 こうして始まった今回の外史は、どうなっていくんだろうか? 不安ばかりが募っていくのだった。

 

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あとがき

 

こんなのを書いてしまいました。

うん、仮面ラ○ダーとか宇○刑事ものからインスピレーションを得て、やってみたのだけれど、うまくかけて

いるか心配です。

うまい人は、もっとキチンと書いているんだろうけど、私にはこれが限界ですね。

のんびりと双天と書いていきたいと思います。

かといって、更新をおろそかにするつもりはありませんので、よろしくお願いします。

いろいろ参考になるような作品を紹介していただけると助かりますが、こういうことをおねがいするのは相

手側の気持ちもあるから、いけないんですかね。

いっぱい作品に触れることでインスプイレーションを刺激されて、パクリとかそういうものはするつもりはま

るっきりないけど、やっぱり参考にしたいんですよねぇ。

人のを真似ることっていうか、参考にして書くのは上達の近道ですからね。

よろこんで参考にしてくださいという、作者の方からの言葉も待っています。

くわしい戦闘服の設定はまだちゃんと決めていません。

かんたんに設定をあげてしまうと、後々この設定を付け加えておけばよかったと思っても、修正しないと書

けないですからね。

ルーズリーフにはある程度の設定は、イーチジシターとかいろいろと細々書いてあることはあるんだけど

本とかいろいろ読む時間も欲しいし、こういったものを書く時間も欲しい。

とにかく今、時間がいろいろと厳しいです。

私的な話ですけど、いろいろ忙しくなるので、前述とことなりますが、更新はそんなに頻繁には難しくなり

無理やり時間を作って執筆になりますので、遅くなります。

理由として仕事のほうがちょっと忙しくなるので……。

だけどがんばって執筆していきますので、応援よろしくお願いします。

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 お目汚し失礼しました。

 

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ということでネタです。続きません。

 

 恋姫無双=25 12 62 74 73 35 13

 

 暗号表記ミス発見、修正しました。 2010/06/11 22:07

説明
書いてみました。こういうアオリ

イーチジシター引っさげて
テキをバッタバッタとなぎ倒す
後ろに守るは、愛しい恋姫
悔いた外史を正すため
 戦え僕らの仮面ファイターKAZUTO





この物語は一発ネタです。続きません。
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タグ
恋姫†無双 一刀    黄布三人組 

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