真・恋姫†無双 魏√IF 〜風と歩み〜 第一話 ~旅は道連れ、世は情け♪~
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 はじめに

 

 GILL(ギル)と名乗る作者です。

 

 この作品は、真・恋姫†無双のみプレイした自分が

 

 『俺は、風が大好きなんだ!!』

 

 と、いう感じでタイトル通り【〜IF〜】『もし、風達と一刀が同行したら・・・』

 

 という妄想がタップリの作品です。

 

 でも、作者は風以外に目が入っていないので、もしかしたらキャラが変わっている可能性も出てきます。

 

 そして、オリジナルのキャラクターも出すかもしれません。

 

 ですから、『あ、そういう系のSSマジ勘弁』という方はお控えください。

 

 それでも、『別に良いよ』という方は是非とも読んでやってください。

 

 それでは、ご覧ください!

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 突然現れた謎の青髪の美少女!

 

 そして、その後ろから迫る二人の影!

 

 私こと北郷一刀と、その他ホモ一名は一体、どうなってしまうのでしょうか!?

 

 死亡フラグか!? ならば、俺よりこの変態『だけ』を殺れぇぇ!!

 

 「カズピー。 今、失礼な事思わなかったかいな?」

 「気のせいさ〜♪ 気のせいさ〜♪ 何もかも〜♪」

 

 クッ! 『読心術マスタリー及川』の名は伊達じゃない!!

 

 な〜んて、ツマラナイ漫才をやっている内に、どうやらお迎えが来たようだ。

 

 「星ちゃ〜ん。 どうなりましたか〜?」

 「おぉ、風殿。 訳が解らない内に、泣いて逃げてしまったようだ」

 

 おぉ! 美少女二人目!

 片方は、ムチムチのナイスボディだが・・・俺としては、もう片方の子が好みかな。

 

 ん? いやいやいや。 ロリコンじゃないよ? 断じて違うよ?!

 

 でも・・・あぁ、可愛いな。 あの子。

 

 「ところで、この二人は?」

 

 風と呼ばれた少女が一刀と及川を見る。

 

 「いやな、賊を退治する予定が・・・この二方に先を越されたようだ」

 「おぉう。 それでは、かなりの腕の達お二方のようで・・・」

 

 いえ、違います風さん。

 これには『お笑い補正』なる画期的アイデアがですね・・・

 

 「うむ! 一度、手合わせ願いたいところだ」

 

 ナレーション聞けや、『お笑い』が化物に勝てるわけないでしょうが。

 

 「あ、そういえば。 稟ちゃーん! 遅いですよー!」

 

 風と呼ばれた少女が、後ろからやって来る影に声を掛けた。

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 「まったく。 風、賊は見る限りに成敗されていました。

  このような場合は星さんだけで充分でしょうに・・・」

 

 稟と呼ばれた眼鏡っ子が後ろから歩いてきた。

 

 「風は興味が沸いてしまったのです」

 

 「まったく。 これだから貴方は―――――」

 

 

 『ブラボォォォォォォーーーーーーーーーーーー!!』

 

 

 「「「「!!??」」」」

 

 突然、及川の変態が大声を上げた。

 

 と、いつの間にか隣には風が吹いた跡しか無く、及川は稟と呼ばれた美少女に近づいていた。

 

 「ねぇねぇ、眼鏡の君! 名前はなんて言うん?

  あ、ワイは及川 祐。 よろしゅうな!」

 「え? あ、その・・・。 え?」

 

 突然の事態で、混乱している稟。

 しかし、一刀は大体理解していた。

 

 あの変態・・・。 早速口説いているな。 あ〜あ、可愛そうに。

 

 そう、俗に言う『一目惚れ』というやつだ。

 

 「ち、近寄らないで!!」

 「え・・・・?」

 

 しかし、予想外の事態が起きてしまった・・・。

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 稟と呼ばれた少女は、両手を地面につけて、手を回転の軸代わりに一回転。

 

 そして・・・・

 

 「おぉ! 少女の蹴りが、及川選手の横腹に!!

  食い込んで! 食い込んでっ!  食い込んでぇっ!! ・・・飛んだぁっ!!」

 

 『ギャァァァァァァァァァァァァァァーーーーー!!』

 

 「及川選手! 新記録です! 『女子にフラれて蹴られた数』 実に、777回更新!

  おめでとうございまーーーーす!!」

 

 一刀さん。 アンタいつからナレーション業になったんですか・・・。

 

 「稟殿に、あれ程の体術の心得が有ったとは・・・」

 

 星さん。 それはきっと――――――

 

 「星ちゃん。 それはきっと、『お笑い補正』が効いたからですよー」

 

 ―――――風さん。 私の数少ないナレーションの機会を減らさないでください。

 私の大事な生命線『お給料』がかかっているんです。

 

 (苦労しているな、及川という御仁も。 ナレーションの方も)

 

 星は人知れず、そんな事を思っていた。

 

 「大丈夫か!? 及川!!」

 「うぅ・・・。 カズピー、ワイ・・・もうお婿に行けない・・・」

 「安心しろ、及川。 お前を貰ってくれる嫁なんて居ないさ。

  だから・・・安心して『逝け』」

 「・・・・・・・(ガクッ)」

 「及川・・・・? 及川!! ・・・ック! 誰がこんな酷い事を・・・」

 

 いやいやいや。 それは貴方が――――――――

 

 (いやいやいや。 お主がトドメをさしたのでは?!!)

 

 ―――――星さん。 貴方まで私の『突っ込みナレーション』を取るのですか。

 

 

 ――――――――――なんだかんだで、落ち着いた五人であった・・・。

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 「「それで? アンタ達誰?(誰や?)」」

 

 「それは此方が聞きたいのだが・・・仕方ない。

  我が名は趙雲 字を子龍!」

 

 「私の名前は、程立と申します〜」

 

 「私の名前は、戯志才と言います」

 

 三人がそれぞれに自分の名前を言う。しかし・・・

 

 「あかんで〜、戯志才ちゃん。 それはあかんわ〜」

 「は? 何を・・・?」

 「人の名前聞いといて、自分だけ偽名なんて・・・あかんよ?」

 「「!!??」」

 

 趙雲と程立が驚く。

 こんな何の変哲も無い普通の男が、名前を聞いただけでそれが偽りだと気づく事に。

 

 まぁ・・・。 誰でも偽名だって事くらい解るでしょうが・・・。

 

 「な・・・。 だとしても、貴方が勝手に名乗っただけでしょうに」

 「それでも、君は・・・聞いたんとちゃうか?」

 「グッ・・・」

 

 少し考える戯志才・・・。 そして・・・

 

 「解りました。 我が名は郭嘉 字を奉孝と言います」

 

 諦めると、いう結果に・・・。

 

 そして、とある結論に至った一刀と及川。

 

 (どうやら俺達(ワイ達)は、三国志の世界にスリップしたようだな(やな)))

 

 なんという分析力でしょうか。

 流石は『お笑い補正』。 主人公補正なんて目じゃないよ!!

 

 「俺は、北郷一刀。 字とか無いから。 よろしく!」

 

 よろしく、という言葉と同時に、一刀は人差し指と中指をくっつけ、他の指を折り、右目の斜め上にくっつけ、星達にその指を指すようにして振った。

 

 それを見た風は・・・

 

 (あぅ! お兄さんが格好良く見えちゃったのですよぉ〜・・・)

 

 頬を紅く染めて、モジモジしていた・・・。 あぁもう! 風、可愛いよ、風・・・。

 

 「ワイの名前は及川祐! 絶賛愛人募集中や!」

 

 及川の彼女募集宣言に、風と星は苦笑。 稟は目を逸らしていた。

 

 そんな中、星はふと、とある提案をした。

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 「さて、北郷殿、及川殿。 早速ですが、我等と共に旅をしてみては?」

 「な! 星殿! いきなり、なんですか!??」

 「落ち着いてください稟ちゃん。 腕が立つ人と共に居る事は悪い事では無いですよ〜?それに、風もお兄さん達には興味が沸いているのです」

 

 怒鳴る稟を鎮めるように風は抑えている。

 

 「しかし! ・・・うぅ・・・」

 

 そう、稟は反論出来ない事を知っている。

 何故なら、彼らに害意の無い事と、星と風が認めてしまっているからだ。

 

 「・・・解りました。 星殿が言うなら・・・」

 

 それに、彼女は前々から『諦める』という結論が出ているわけでして・・・。

 

 「いいの? こんな見ず知らずの男と変態を信じるなんて」

 「ちょい待てやカズピー。 誰が変態や!??」

 「「「違うのですか?(ですかー?)

   『女性にふられて蹴られた数』 777回更新の及川さん(殿)」」」

 「うぅ・・・。 皆酷い・・・」

 

 流石、『お笑い補正』突っ込みも特化されています・・・。

 

 「いえいえ、北郷殿。 それに、『旅はなんとやら』と言いますし」

 「・・・ありがとう! (ニッコリ)」

 「なっ・・・・! (赤面)」

 

 流石、『種馬のお兄さん』ギ○・ギン○ナムのター○Xもビックリだ!!

 

 

 「それでは! 行きましょうか!」

 「あぁ!(はい!)(了解や!!)」

 

 新たな旅の始まりの瞬間

 

 一刀と風と星と稟とその他ホモ一名の物語の始まりでした―――――――。

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 そう、旅の・・・物語の始まりです。

 

 理由や理屈なんて関係ない。

 

 きっかけは、本当に些細な事・・・。

 

 それでも、歩んで行く道に、終わりなんてありません。

 

 

 

 

―――――――――――さぁ、新たな外史を開きましょう。

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 あとがき

 

 最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました!!

 

 さて、風達との旅が始まりましたね。

 

 それにしても・・・『お笑い補正』・・・使える!! いやぁ・・・便利ですホント。

 

 しばらくは、この四人(とその他一名)の視点で物語を進めて行きたいと思います。

 

 尚、更新は不定期に行います。

 とりあえず、出来上がったら見直して・・・直ぐに投稿・・・という感じで。

 

 次はいつ出来上がるか解りませんが、楽しみにして頂けたら嬉しいです!

 

 それでは、次の投稿まで。

 See you again!!

説明
GILLと名乗る作者です。
拙い文ですが、見てやってください。

尚、この作品は妄想タップリの『魏√IF』です。
原作とは、かなりかけ離れます。
それでも、良いという方だけご覧ください。

そして、あとがきで今後の展開と更新についてのお知らせが有ります。
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コメント
suisei様へ。 コメントありがとうございます! 喜んで頂けて何よりです! 風は自分色に染めたいかなぁ〜なんて(ぉぃww  期待に応えるべく、頑張ります!(GILL)
及川おもれえぇww  いや〜しかしもじもじしてる風を想像したら・・・超かわいい!!  次回も楽しみにしています^^(suisei)
砂のお城様へ。 コメントありがとうございます! 及川君に春が訪れると良いですね〜(棒読みww) 大丈夫です!及川君は一筋縄ではいきませんよ(多目的理由www)  期待に応えられるよう頑張ります!(GILL)
リョウ流様へ。 コメントありがとうございます! 同じ男でも『種馬』と『変態』の差は大きいのですww  (GILL)
hokuhin様へ。 コメントありがとうございます! 新鮮な感覚を与えられて何よりです! 原作の設定で、真名とは、とても重いものだと自分は思っています。だから、まだ完全に信用されていない二人にいきなり真名を渡すのはどうかな〜?っと思ってます。(GILL)
星達3人と旅をするのも珍しいが、真名を呼ばないのも珍しい・・・(hokuhin)
GLIDE様へ。 コメントありがとうございます! 案外、原作上そうなのかもしれませんねw 流石です、種馬のお兄さんww(GILL)
種馬補正が一番凄かったりしてww(GLIDE)
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真・恋姫†無双 魏√IF 風と歩み 北郷一刀 及川    便利な『お笑い補正』 流石、『種馬のお兄さん』 

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