東方 真名 幻想入り(永住)
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守矢神社

真名「んっ・・・」

早苗「真名さ〜ん。

  朝ですよ・・・(寝顔がかわいい///それに服が少しはだけてて白い肌が少し見えてます///

真名「んみゅ・・・」

早苗「はう///寝言もかわいい///」

諏訪子「早苗ー?まだー?

  っと・・・これはすごいね・・・」

早苗「諏訪子様!?///何見てるんですか!?///」

諏訪子「何って真名の寝顔。

  写真があるなら収めておきたいね。」

早苗「あっ!?そうでした。

  真名さん起きてください。

  もうすぐ朝食ですよ。」

真名「にゅ?ふあぁぁ〜・・・ん〜?

  あれ・・・朝?」

早苗「朝です。」

真名「おはようございまふ。」

諏訪子「真名、書かなきゃいけないものあるから神奈子のところ行って書いてきなよ。」

真名「はい・・・わかりましゅた・・・

  目がしょぼしょぼしゅる。」

 

少年移動中

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神奈子「来たね。

  悪いけどこれに名前と生年月日とか書いといておくれ。

  皆書いてるからちゃんと書いておくんだよ。」

真名「わかりました・・・頭が全然回りませんね・・・書き終わったら寝ていいですか?」

神奈子「書き終わったら仕事があるだろ?」

真名「うぅ〜眠いです。

  これでいいですか?」

神奈子「ちゃんと捺印したかい?」

真名「ちゃんとしましたよ。」

神奈子「ならよし。

  仕事の前に早苗の朝食だよ。

  そんなことすらわからないくらい朝に弱いのかい?」

真名「低血圧なんですよぉ〜・・・

  目が全然覚めません。」

神奈子「顔でも洗ってきな。

  私はこれを届けに行くから。」

真名「わかりました。」

 

少年移動中

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早苗「朝ごはんですよ〜。」

真名「んみゅ・・・」

早苗「ほら起きて下さい。真名さん。」

神奈子「無事届いたよ。」

諏訪子「ということは正式に・・・」

神奈子「そう無事に決まったわけだ。」

真名「何がですか?」

神奈子「結婚。」

真名「誰がですか?」

諏訪子「早苗と。」

真名「早苗さんと?」

神奈子「真名。」

真名「はっ?何言ってるんですか?」

神奈子「早苗と真名が結婚。」

真名「まさか。婚姻届すら出ていないのに。」

諏訪子「自分でサインしたじゃん。」

真名「何言ってるんですか。

  僕が書いたのは・・・」

あれ僕が書いたのは本当にただの書類か?

いや。違うなぜ早苗さんの名前が横にあった?

なぜ他のところに神奈子さんや諏訪子さんの名前がなかった?

それに一度全体を見たときにしっかり書いていたじゃないか。

【婚姻届】と・・・

真名「神奈子さん?その書類はどこにあります?(ギロッ

神奈子「紫に渡したからここにはもうない(汗

真名「ならその方の家を教えてください。(ジーー

?「その必要はないわ。」

真名「誰ですか?」

紫「八雲 紫ですわ。」

真名「なるほど・・・スキマ妖怪ですか。」

紫「あら?なぜわかったの?」

真名「分析すればわかることです。

  できればさっき届けられた婚姻届を渡してくれるとありがたいんですが・・・」

紫「断りますわ。」

真名「なぜ?」

紫「言わなくてもわかるでしょ?」

真名「似たもの同士ですからね・・・」

紫「認めなさいな。自分で捺印までしていたんだから。」

真名「僕はまだいいですが彼女の意思があるでしょ。」

神奈子「あーそのことなら問題ない。」

真名「どこがですが(ギロッ

諏訪子「早苗が真名ならいいって言ったんだよ。」

真名「なっ!?・・・はぁ認めましょう。」

早苗「よ、よろしくお願いします。///」

真名「ですが僕にその資格はあまりないんですが。」

神奈子「どういうことだい?」

真名「スキマには言わなくて大丈夫ですが僕は人間じゃありませんからね。」

早苗「それってどういう?」

真名「不完全な蓬莱人ですよ。」

神奈子「それって!?」

真名「正確に言うとリザレクションを失った蓬莱人です。

  不老と不死は残ってます。」

早苗「じゃあ真名さんは・・・」

真名「僕は永遠を生きる道を選んだ。

  生きたまま死んでるんですよ。

  そんなやつでもいいんですか?」

早苗「構いません。

  私がいることで少しでも真名さんの苦痛がなくなるなら。」

真名「こういう時の女性は強いですね・・・

  わかりました。

  末永くよろしくお願いします。

  早苗さん。」

早苗「はい!」

神奈子「じゃあこれから真名は神主だからね。」

真名「わかってますよ。

  でも今日は依頼で人里に行きますからね。

  リンクス月光を持ってきてください。

  ウィスとイェーイは早苗さんの手伝いをして下さい。」

諏訪子「どんな仕事なの?」

真名「薬草取りですよ。

  昼前には帰ってくると思います。」

早苗「わかりました。」

リンクス[ご主人もって来たぞ。]

真名「ご苦労様です。

  休憩した後は守矢神社までの妖怪を把握して倒せるなら倒しておきなさい。

  もちろん、人里で布教も忘れないように。」

リンクス[了解!]

紫「じゃあ私も失礼しますわ。」

 

少年仕事中・・・

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真名「簡単すぎでしたね・・・

  紅魔館のほうも行かなければ。」

 

少年移動中・・・

紅魔館門前

真名「また寝てますね・・・」

美鈴「Zzz・・・」

真名「美鈴さん起きて下さい。

  振りぬきますよ?」

美鈴「Zzz・・・」

真名「3・2・1・0」

美鈴「へっ?わぁ!?」

真名「外しましたか・・・」

美鈴「危ないじゃないですか!真名さん!」

真名「寝ている美鈴さんが悪いんですよ。」

美鈴「外れたからまあ、いいですけど。」

真名「咲夜さんの方がよかったですか?」

美鈴「真名さんでよかったです!」

真名「それはよかったです。

  通らしていただきますよ。」

美鈴「はい。どうぞ。」

 

少年移動中・・・

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紅魔館広間

真名「なんか久しぶりに来た気がします。」

咲夜「といってもニ、三日じゃない。」

真名「それはそうですけど。」

咲夜「それよりフランドール様のお相手してくれない?」

真名「それは構いませんが・・・」

咲夜「パチュリー様なら大丈夫よ。」

真名「なら行きますか。」

 

少年移動中・・・

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紅魔館地下室

真名「ここですか・・・

  いかにもな雰囲気ですね・・・」

ぎぃーー・・・バタン・・・

フラン「誰?」

真名「真名ですよ。」

フラン「真名!?来てくれたの!?」

真名「ええ、約束でしたからね。」

フラン「私も外に出れたら真名のところに行けるのになぁ〜。」

真名「なら早く力と感情を制御できるようになりましょう。」

フラン「うん!

  でもその前に・・・ね。」

真名「また吸血ですか。」

フラン「だって真名の血がおいしいんだもん。」

真名「別に吸うのが悪いのではなく致死量まで吸わないで下さい。」

フラン「気をつける!」

心配だ・・・

フラン「あ〜ん(カプッ

真名「んっ・・・あう・・・

  ストップです。」

フラン「ええ〜もう?」

真名「僕は只でさえ低血圧なんですよ。

  これに+貧血は厳しいですからね。

  それに勉強の時間です。」

フラン「もう?」

 

少年少女練習中・・・

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真名「はい終了。」

フラン「疲れたー・・・」

真名「今度からはもう少し本格的に始めましょう。

  じゃあ僕は行きますね。」

フラン「もう行くの?(ウルウル

真名「明日また来ますよ。」

フラン「ほんと?」

真名「ええ。」

フラン「じゃあまた明日。」

 

少年移動中

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ヴワル魔法図書館

真名「小悪魔さ〜ん?パチュリーさ〜ん?」

小悪魔「こぁ?真名さん?」

真名「はい。」

小悪魔「パチュリー様〜真名さん来ましたよ。」

パチュリー「どこに行ってたの真名?

  おかげで研究は進まないし読みたい本も持ってってるし。」

真名「すいません。仕事で忙しかったもので。

  明日返しに来ますよ。」

パチュリー「ならいいわ。」

真名「身体強化の本ってあります?」

パチュリー「小悪魔持ってきてあげて。」

小悪魔「はい。

  こちらになります。」

真名「ありがとうございます。

  今度貴重な本でも持ってきますよ。」

パチュリー「期待せずに待ってるわ。」

真名「他にも行くところがあるので今日はこの辺で。」

 

少年移動中・・・

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真名「レミリア様、失礼します。」

レミリア「あら?どうしたの?」

真名「いえ事情がありまして・・・」

レミリア「他のところに住むことになったのね?」

真名「知っているとは・・・仰られても良かったのでは?」

レミリア「そんな面白い運命を変えるわけないじゃない♪」

真名「はぁ・・・まあここに来るのは週三、四回になりますが。」

レミリア「大丈夫よ。」

真名「ではそのうちまた来ます。」

レミリア「その前に・・・」

真名「またですか・・・」

レミリア「あーん(カプッ

真名「あう・・・んっ・・・」

レミリア「ご馳走様。」

真名「ちょっと血が足りませんね。

  少しフラフラします。

  薬を飲んでっと。(ゴク

  ふう、ましになりました。」

レミリア「その薬のおかげで倒れることはないわね。」

真名「あまり頼りたくないんですが。」

レミリア「ふふ、まあ、あなたは自分の望みのためなら自身の死さえ恐れないものね。」

真名「また他人の運命を見たんですか?

  レミリア嬢も人が悪い。

  さて僕もそろそろ行きますか。

  ではお達者で。」

 

少年移動中・・・

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真名「戻りましたよ。」

早苗「遅いですよ、真名さん!」

諏訪子「本当だよ。

  おかげでお腹ぺこぺこだよ。」

真名「すいません。

  紅魔館に行ってて住所が変わったことを言いに行っていたので。」

早苗「ならせめて一言くらい言って下さい!」

真名「わかりました。

  今度から気をつけますよ。」

早苗「本当ですか?」

真名「ええ。

  ほら、御飯にしましょう。」

神奈子「やっと来たのかい。」

早苗「じゃあ食べましょうか。」

四人「「「「いただきます。」」」」

 

守矢一家食事中・・・

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真名「さて妖怪の山に行きますか。」

早苗「なんで山の方に?」

真名「鴉天狗に用があるんですよ。」

神奈子「まだ貰ってないのかい?」

真名「でなければ行きませんよ。」

早苗「気をつけてくださいね?」

真名「わかってますよ。」

 

少年移動中

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椛「あっ!真名さん!

  だめですよ!ここに足を踏み入れたら!」

真名「そうもいかないんですよ。

  射命丸 文さんいます?」

椛「文様ですか?」

文「私に何か用ですか?」

真名「よくその姿を僕の前に現せましたね・・・」

文「えっ?何のことですか?」

真名「取材料十万・・・まだ受け取ってませんが。」

文「あややや(汗

真名「その様子だと忘れていたみたいですね。」

文「あ〜その・・・」

真名「今すぐ渡すか、期限内に出すか。

  どちらにしましょう。」

文「すぐに持って行かしていただきます!」

言うや否や自称幻想郷最速の名に相応しい速度で飛び立っていった。

真名「あんなのが上司で大変でしょう?」

椛「大変じゃないほうが変ですよ・・・」

目に見えてしょんぼりしてる。

何より尻尾と耳が垂れている。

真名「心中お察しします。」

椛「ありがとうございます。」

そんな会話をしていると・・・

文「ただいま戻りました!

  これです。」

真名「はい。確かに受け取りました。

  依頼があれば守矢神社か紅魔館に出してください。」

文「はい。わかりました。

  (頼むことなんてないんですけど・・・

真名「では、次回からこのようなことがないこと願います。」

 

少年移動中・・・

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真名「ふう。」

早苗「真名さんってどこで生まれたんですか?」

真名「僕は出雲で生まれました。」

早苗「出雲って、真名さんと同じ地名ですか?」

真名「ええ、僕は出雲家に縁のある家で生まれました。

  出雲家はそれなりの実権のある家柄です。

  一通りの礼儀・作法は心得てます。」

早苗「すごいですね。」

真名「そんなことありませんよ。

  僕は実子ではありませんし。」

早苗「それって・・・」

真名「僕は養子です。

  だから出雲の血はありません。

  一応出雲の家系は霊力が高いらしいですが・・・

  自分を解析したら霊力はそこそこですが魔力が高くこの間、西行妖を食らったので妖力も魔力と同レベルです。」

早苗「じゃあ真名さんは・・・」

真名「今のところは半人半妖に魔法使いです。」

早苗「すごいですね・・・」

真名「もしかしたらこれ以上増えるかも。」

早苗「常識ってなんでしょう・・・」

真名「ふふ、そんなものです。」

神奈子「まったく二人はもう他人じゃないんだから、もっとくっつきなよ。」

真名「まだ他人です。

  祝い事を疎かにすると後で後悔しますよ。」

神奈子「そうだね。」

諏訪子「それにしても案外簡単に引いたね?」

真名「それが運命なら受け入れますよ。

  それが受け入れていい運命なら。」

諏訪子「受け入れない運命なら?」

真名「足掻きます。

  特に自分の回りの人ならね。」

神奈子「強いのか弱いのか・・・」

真名「自分でもそう思います。

  自分は合理主義で通そうとしても結局自分のことなんてどうでもよくなる。

  自分のまわりが笑顔でいられるなら、自分がいない方が笑顔があるなら自分で命を断ちますからね。」

早苗「そんなこと言わないで下さい。」

真名「いいんですよ。

  それが最善なら。」

神奈子「自分を卑下にするのも大概にしときな。

  真名がよくてもあんたに好意を抱いてる人に失礼だ。」

真名「そうですね・・・

  昔は自分にとっての最善を尽くしてましたが・・・

諏訪子「まさしく傭兵だったわけだね。

  自分が生きるために他人を足蹴にしてた。」

真名「ええ。」

神奈子「まあ、昔のことはどうにもならないけど今から変えることはできる。」

真名「そうですね。

  まあ、生き方を変えるつもりはありませんが。」

神奈子「変わらないじゃないか?」

真名「変えてしまったら今までの足蹴にしてきた人の気持ちが汲めないでしょう?

  それに【鴉たるもの自由であれ】です。」

神奈子「誰かの教えかい?」

真名「父の唯一の伝言です。」

神奈子「なるほどね。」

早苗「お父さんはどんな仕事を?」

真名「わかりません。

  僕は父の顔も母の顔も見てません。」

早苗「そんな・・・」

真名「まあ、わかってることは父も母もあの世界の人間でないことですね。」

諏訪子「どういうことだい?」

真名「記憶ですよ。」

神奈子「記憶?」

真名「この刀【月光】の記憶を見たんです。」

神奈子「なるほどね。

  それ以上は聞かないでおこう。」

真名「ええ、こちらとしてもありがたいです。」

早苗「真名さん・・・」

真名「暗い話はこれで終わりです。

  雛さんのところに行きますか。」

早苗「お気をつけて。」

 

少年移動中・・・

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真名「雛さーん。」

雛「真名!?」

真名「大丈夫ですよ。」

雛「危ないから来ちゃだめって言ってるのに///」

真名「!?雛さん伏せて!」

雛「えっ?」

間に合え!(ダッ!

ガッ!!

真名「くっ!・・・無事ですか?雛さん。」

雛「大丈夫!?真名!」

真名「無事のようですね・・・少し離れててください。

  そしてできれば僕を見ないでほしい。」

久しぶりにキレそうですね・・・

妖怪「グウウウ!!」

雛「えっ?どういうこと?」

真名「下級妖怪風情が調子に乗るな!」

妖怪「ガウウウ!!」

真名「輝け!月光!春の型【弥生】!」

飛び掛ってくる妖怪をいなし三度抜刀する・・・

妖怪「?」

真名「あまりの速度で切られたものは切れたことに気付きません・・・」

ゆっくりと納刀する。

チン・・・

ズル・・・ボト・・・

真名「ふむ・・・少し返り血を浴びましたか・・・

  まあ、いいです。」

雛「真名・・・なの?」

真名「ええ、あまり人に見られたくないんですがあれが本当の僕です。」

雛「そう・・・」

真名「僕を否定しますか?」

雛「ううん、そんなことないわ。

  あなたのおかげでいまここにいるんだもの。」

真名「よかった・・・

  ですがこのことはあまり言わないで下さい。」

雛「わかってるわ。」

真名「この辺で川ってありますか?

  返り血を流さないと戻れませんから。」

雛「向こうにあるわ。」

真名「ありがとうございます。」

 

少年移動中・・・

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真名「ふう・・・やっと落ちた。」

雛「・・・///」

真名「で、雛さんなぜ見てるんです?」

雛「えっ?///その・・・///」

真名「男の裸みて楽しいですか?」

雛「そうじゃなくて///庇ってもらった時の傷は大丈夫かなって///」

真名「ああ、大丈夫ですよ。

  少しは鍛えてますから。」

雛「(少しって言ってもすごく引き締まってて無駄がない・・・ってなに考えてるの私!?///

真名「どうかしましたか?」

雛「えっ?///なんでもないわ///」

真名「なら、いいですが。」

雛「(真名の体って結構傷跡が残ってるのね・・・特にあの大きな刺し傷のあと・・・あれ?さっきまであった傷が塞がってる?

真名「この能力も便利なのか不便なのか・・・」

雛「能力って?」

真名「ああ、僕が何処に攻撃を食らったか覚えてます?」

雛「えっ?それはたしか・・・!?」

真名「心臓に一撃もらいました。

  でも蓬莱人ならたいしたことありません。

  受けた矢先に回復しますが僕は不完全な蓬莱人です。

  一度死ななければ再生しません。」

雛「じゃあ真名は私を守るために一度!?」

真名「ええ、まあ一度死んだくらいどうってことありません。」

雛「そんな・・・」

真名「気にしないで下さい。

  自分で行なった行動の所為ですから。」

雛「そう・・・」

真名「さて僕はもう行きますよ。」

 

少年移動中・・・

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真名「戻りましたよ。」

早苗「お帰りなさい。真名さん。」

リンクス[ご主人、依頼の手紙が何通か来てるぞ。]

真名「後で目を通すので僕の部屋に置いといてください。」

リンクス[了解]

真名「晩御飯の準備をしますか。」

早苗「真名さん・・・なんで服が破けてるんですか?」

真名「ああ、少し枝に引っ掛けてしまって。」

早苗「そうですか。ならいいです。

  あとで出しといてくださいね?」

真名「わかってますよ。」

 

少年少女料理中・・・

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諏訪子「二人の料理するところ見たんだけどやっぱりお似合いだね。」

早苗「な、何言ってるんですか!?///」

神奈子「いや本当に仲がいい夫婦だった。」

真名「食事中に何を言い出すかと思えば・・・

  あと、僕はここにずっといることはできませんよ。」

早苗「何でですか?」

真名「紅魔館でも働かなければならないんですよ。

  あくまで週7日のうち三日ほど向こうにいます。」

諏訪子「よく働くねぇ〜。」

真名「そんなことないですよ。」

リンクス[ご主人明日からどうするんだ?]

真名「勉強して仕事して話して帰る。

  それだけですよ。」

リンクス[わかった。]

真名「お風呂に行きますか。

  リンクス洗いますよ。」

リンクス[お・・・俺は遠慮しておく。]

真名「さては水がだめですね。」

リンクス「ビクッ!・・・」

真名「行きますよ〜♪」

リンクス「もふーーー!!」

 

少年入浴中・・・

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真名「ふう、さっぱりしました。」

リンクス「プルプル!」

真名「和服は動きやすくていいですね・・・

  んっ?どうしましたリンクス?」

リンクス[依頼の手紙。]

真名「これですか・・・

  ふむふむ・・・

  やはりそうなりますか・・・

  これもまた運命ですか。

  リンクス、明日から忙しくなりますよ。」

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翌日

早苗「真名さ〜ん、朝ですよ〜///」

真名「んみゅ・・・あさ?

  ん〜・・・眠いです・・・」

早苗「ほら、真名さん。」

諏訪子「まさしく夫婦だね。」

真名「からかわないで下さい。」

早苗「///」

真名「朝食もらったら今日から三日は紅魔館にいますからね。」

早苗「そうでしたね。

  頑張ってください、真名さん///」

真名「ええ。」

 

少年移動中・・・

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紅魔館内

真名「何から始めますか・・・」

咲夜「なら妹様のお相手をお願いね。」

真名「それは構いませんが特別手当ってでます?」

咲夜「どうでしょう?」

真名「後、いま解析して気付いたんですが咲夜さんのm(ヒュ!ドス!

  咲夜さん?右目が何も見えません・・・」

咲夜「そうね、もしこのことを他の人に言うようなら・・・

真名「わかってますよ、何も見てません。」

咲夜「ならよし。

  じゃあ、頼んだわよ。」

真名「わかりました。

  ・・・ってもういないし、わかってましたが。

  このナイフどうしよう?

  お?結構いいナイフですね。

  貰って置きましょう。」

 

少年移動中・・・

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地下フランドール室

真名「フラン様来ましたよー?」

いない?おかしいそんなはずはない。

フラン「真名ーーー!」

右から!?

真名「ゴフッ!(ミシッ!!

これは!?多分フラン様は抱きつくつもりなんでしょうが感情が高ぶって力の制御ができずに吸血鬼の身体能力全てで抱きついてる(タックルともいう

しかも全力だから肋骨と内臓がイキましたよ・・・

これで三回目ですね、死ぬの・・・

フラン「真名?」

真名「大丈夫ですよ・・・ちょっとバランスを崩しただけです。」

できるだけ口から出そうになる血を飲み込む

フラン「今日は何するの?」

バレてないこんな時はフラン様が純粋でよかったと思う

真名「そうですね・・・絵本とかどうです?」

フラン「わかった!」

 

少年少女読書中・・・

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真名「・・・でした。」

フラン「面白かったー!」

真名「それは何よりです。」

フラン「また、持ってきてね?」

真名「三日間はこちらにいますから大丈夫ですよ。」

フラン「ほんと!?」

真名「ええ、しばらくは、こっちにいます。」

フラン「やったー!!」

真名「また来るまで大人しくして下さいね?」

フラン「うん!」

 

少年移動中・・・

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小悪魔「あれ?真名さん?どうしたんですか?」

真名「いえいえ、次は何をしようかと思いまして・・・」

小悪魔「じゃあ図書館の仕事手伝ってください。」

真名「わかりました。」

 

少年移動中・・・

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ヴワル魔法図書館

小悪魔「っとと・・・」

真名「大丈夫ですか?小悪魔さん。」

小悪魔「大丈夫ですよ・・・っと!?」

案の定バランスを崩して倒れる小悪魔さん

もちろん支えて抱きかかえる

本もちゃんと落とさないように拾う

真名「危ないじゃないですか。」

小悪魔「す、すみません///」

パチュリー「何してるの?あなた達?」

小悪魔「パ、パチュリー様///こ、っこれは!?///」

真名「小悪魔さんが無茶して本を持っていこうとして体勢を崩したから僕が支えただけです。」

パチュリー「そ、今度から気をつけなさい小悪魔。(何ほっとしてるのよ私///しかもこあに嫉妬して!?

パチュリーさん顔が赤かったけど大丈夫かな?

小悪魔「ま、真名さん///もう大丈夫ですよ///」

真名「そうですか?無茶はいけませんよ?」

小悪魔「大丈夫ですよ///」

真名「ならいいですが。

  さてレミリア様のところに行きますか。」

 

少年移動中・・・

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真名「レミリア様失礼します。」

レミリア「あら?真名じゃない。

  入ってきていいわよ。」

真名「ではお嬢様、紅茶と珈琲どちらになさいます?」

レミリア「紅茶よ。」

真名「わかりました。」

トポポ・・・カチャ

真名「どうぞ。」

レミリア「いい味ね。

  いつの間に紅茶の淹れ方なんて練習したのかしら?」

真名「自分で淹れてるうちに出来る様になってました。」

レミリア「ふふ、いつも通りでいいのよ?」

真名「しかし・・・」

レミリア「いいのよ、雇用主に逆らうの?」

真名「はあ、わかりましたよ。

  そう言われては仕方ありません。」

レミリア「あなたはこれからどうするの?」

真名「そうですね・・・買い物にでも行こうかと。」

レミリア「何を買いに?」

真名「生活必需品や必要な物を。」

レミリア「なら行ってきなさい。」

真名「では。」

 

少年移動中・・・

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真名「あれも買ったしこれも買った、他は・・・何もありませんね。」

魔理沙「おーい真名ー!」

真名「おや?魔理沙さんじゃないですか。」

魔理沙「何やってるんだ?」

真名「買い物ですよ。

  魔理沙さんこのあたりで珍しい物を扱ってる店ってありますか?」

魔理沙「う〜んこの辺りではないな。

  でもあるのはあるぜ。」

真名「連れて行ってくれます?」

魔理沙「御安い御用だぜ!」

 

少年少女移動中・・・

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魔理沙「ここだぜ!」

真名「香霖堂?」

魔理沙「おーい!香霖いるか〜?

  いなくてもお邪魔するぜ〜。」

?「おいおい、それはおかしいんじゃないか?魔理沙。」

魔理沙「おっ?なんだいたのか香霖。

  まあいいや。紹介するぜ。

  ここ香霖堂の店主の香霖だ。」

香霖「正確に言うと森近 霖之助だよ。

  まあ魔理沙みたいに香霖と呼ぶ人の方が多い。」

真名「僕は出雲 真名です。」

香霖「それで今日は何のようだい?」

真名「何か珍しい物がないか探しに来たんです。」

香霖「なるほどね。

  まあ、そんなに大した物はないけど見ていってくれ。」

真名「へえ〜珍しい物が結構ありますね・・・」

香霖「そうかい?」

真名「これは・・・蜻蛉切り!?」

香霖「その槍がどうかしたのかい?」

真名「いえ・・・霖之助さんこれ貰えますか?」

香霖「ああ、構わないよ。

  料金は・・・」

真名「これで足りますか?」

香霖「ああ、むしろお釣りが返ってくるよ。」

真名「残りは受け取っておいて下さい。」

香霖「さすがにこれだけ余ると・・・」

真名「じゃあ多分魔理沙さんがツケてる分だと思ってください。」

香霖「わかったよ。

  しかしそんなことまでわかるのかい?」

真名「能力ですよ。」

香霖「なるほどね。

  じゃあまたのご来店を。」

真名「また来ますよ。」

 

少年移動中・・・

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フラン「真名ー!!お腹減ったー!」

真名「わかりました。

  すぐに取り掛かりますからそんなにくっつかないで下さい。」

 

少年料理中・・・

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真名「並べてっと完成です。」

レミリア「温かいうちに食べましょうか。」

美鈴「食べましょう!」

真名「ではいただきます。」

フラン「おいしい!」

真名「作ったかいがあるというものです。」

美鈴「♪」

パチュリー「真名が来てから皆変わったわね。」

レミリア「そうね、そういうパチェも変わったわよ?」

パチュリー「そう?」

レミリア「普段ならこういう風に【皆】揃ってなんてないもの。

  パチェは図書館に籠ってるし。」

パチュリー「そうね///」

フラン「おいしかったー!」

真名「綺麗に食べましたね。」

美鈴「真名さんが作る料理がおいしいからですよ。」

真名「まあ皆が笑顔なのは嬉しいですからね。

  さて、僕はお風呂に入って寝るとしましょう。」

 

少年睡眠中Zzz

 

説明
大変お待たせしました・・・待っててくれた人がいるかわからないけど・・・
後サイトを開設しました→http://story.awalker.jp/foxeye/です。
こちらで感想ができない方も是非感想や指摘などお願いします。
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コメント
展開が早いのは正直本編が地霊殿からなので・・・(自動人形)
コメ返しです。zendoukou さんありがとうございます!(自動人形)
今更だがフラグ乱立だな(zendoukou)
待っててくれる人はいるZE☆(zendoukou)
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