Assassin's Creed†FEER ACTION†《無駄予告》
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男にとってそれはありふれた、だけどかけがえのない大切な日常だった…。

 

「絶対だって…そう、絶対さ。俺もいつかあの鷹のように飛んでみせるよ…。」

 

 

大空に手を掲げて、友と叫んだ。

 

「そうしたら一緒にいこうよ。子供のころに約束したあの場所、《羅馬》へ…」

 

 

夕陽が地平線に彼方に沈むまでは、まだ見ぬ明日に二人、希望を抱いていた…。

そう、悪夢の夜闇が訪れるまでは…。

 

 

「みな、準備は整っているわね…?これより、明かりはいらぬ……………………………進軍。彼の者たちを、一人残らず殲滅せよ!!我が覇道と、“テンプル騎士団”の名の元に!」

 

 

見つかるはずのなかった隠れ里。

本当の幻になるのに、時間はそうはかからなかった。

男の、目の前で。

 

 

 

「敵襲ぅううっ――――――――!!!みんなぁっ!早く逃げっ…ぐぉっ!?」

 

「我が名は夏候元譲!!我が主の命により、お前達の命、我等の旗印に捧げてもらうぞ!」

 

 

夢ならば、早く醒めてほしかった。

 

 

「なんだよ……何なんだよ、これはっ!!?これが…これがっ……人の、死に方だというのか…!!赦せん!赦せるものか!俺は…絶対に、忘れはしない!」

 

 

炎獄に包まれる、無数の屍の山。

 

自らの腕の中に風前の灯を抱きながら、男は一人でも立ち上がる決意をした。

 

 

「奴らに…《果実》を渡しては…ダメよ…。急いで、一刀……貴方なら、見つけら、れる…はずよ…。私たち、一族の証は貴方と共にあるわ…」

 

 

「母上が言っていた、かつて父が仕事で着ていたこの衣装が…?父も母も、俺には何も言わなかった…。我らが系譜に、“アサシン”の血が受け継がれていることは……」

 

 

内心に秘めた恋心を、ついに互いに伝えることは出来ずに…。

 

「…皆の魂は確かに俺の全てに刻まれ、燃え盛り、未来永劫消え去ることなど無し。眠れ、安らかに……無限の闇の中で…」

 

 

大空で、鷹が飛び去る方角を見つめ、男は身につけた“証”で世界からその素顔を隠した。

 

「“エデンの果実”はお前には渡さない。…必ず、この報いは受けさせるぞ、曹操孟徳!!」

 

 

この話は世界の東の地に、後に伝説となる一人のアサシンの誕生を記された物語である…。

 

 

 

†近日、公開…しない!!

説明
最近、アサシンクリードと恋姫をクロスさせるならこんな展開かなと思って読み切り予告を書きました。連載は勿論しません。自己満足だもの。
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アサシンクリード 真・恋姫†無双 やっぱ悪のボス役は彼女でしょ クロスオーバー 読み切り 改頁なし 

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